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記録ID: 362714
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【鈴鹿マイナーマウンテン 后曄礎稾遏桜峠〜

2013年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:24
距離
9.9km
登り
1,313m
下り
1,330m

コースタイム

ルートのログは「山と高原地図」スマホ版にて記録しました。
7:00大君ヶ畑登山口〜10:40茶野P〜11:30桜峠〜15:00登山口
天候 早朝小雨〜9時頃より曇り〜11時頃より晴れ。
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号を滋賀県犬上郡多賀町大君ヶ畑の集落を越えたところに登山口あり、国道はその先約30mで通行止。
コース状況/
危険箇所等
 ・登山ポストは国道を挟んで登山口の向い側にあります

 ・下山後少し足を延ばして霊仙山の山小屋「かなや」の醒ヶ井駅前店「かなやキッチン」でカレーライスを食す。牛スジをじっくり煮込んで作られているカレーはコクとスパイシーさが絶妙で忘れられない味です。
ここまでは平坦な道
この「火の用心」看板を右前方へ進み急峻を茶野の尾根へ這い上がります。
2013年10月27日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 7:47
ここまでは平坦な道
この「火の用心」看板を右前方へ進み急峻を茶野の尾根へ這い上がります。
50〜60mの急峻、写真で見ると楽そうだがかなり急です。
2013年10月27日 09:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 9:11
50〜60mの急峻、写真で見ると楽そうだがかなり急です。
トラバース、直登を織り交ぜて「安近短」なルートを探すがどこも同じ様なもの。
2013年10月27日 09:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 9:11
トラバース、直登を織り交ぜて「安近短」なルートを探すがどこも同じ様なもの。
漸く這い上がった尾根より北方に霊仙山を望む。
2013年10月27日 09:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 9:38
漸く這い上がった尾根より北方に霊仙山を望む。
北部鈴鹿名物「カレンフェルト」奥に見えるのは閉鎖中の鞍掛トンネルへ続くR306(滋賀県側)
2013年10月27日 09:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 9:39
北部鈴鹿名物「カレンフェルト」奥に見えるのは閉鎖中の鞍掛トンネルへ続くR306(滋賀県側)
茶野Pより手前が鈴ヶ岳、その奥は鈴北岳、更に御池岳へと続く。
2013年10月27日 09:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 9:45
茶野Pより手前が鈴ヶ岳、その奥は鈴北岳、更に御池岳へと続く。
南方にはひときわ目立つ「天狗堂」
2013年10月27日 09:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 9:46
南方にはひときわ目立つ「天狗堂」
尾根を西方へ進む
2013年10月27日 09:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 9:46
尾根を西方へ進む
風もやみ日も差してきたのでコーヒータイム♪
2013年10月27日 10:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:17
風もやみ日も差してきたのでコーヒータイム♪
手前に見える「鈴ヶ岳」と「茶野」の鞍部が桜峠らしい。
2013年10月27日 10:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:18
手前に見える「鈴ヶ岳」と「茶野」の鞍部が桜峠らしい。
彦根の町、更には琵琶湖まで見通せるほど晴れてきた。
2013年10月27日 10:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:28
彦根の町、更には琵琶湖まで見通せるほど晴れてきた。
青空の下 開放的な茶野の山頂付近
2013年10月27日 10:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:29
青空の下 開放的な茶野の山頂付近
右奥が霊仙山、左に鍋尻山
2013年10月27日 10:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:34
右奥が霊仙山、左に鍋尻山
霊仙山も晴れてきたようです。
2013年10月27日 10:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:34
霊仙山も晴れてきたようです。
同じく「鍋尻山」も・・・。
2013年10月27日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:35
同じく「鍋尻山」も・・・。
そして「高室山」
2013年10月27日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 10:35
そして「高室山」
大見晴と呼ばれる所、北面は紅葉が色付き始めている。
2013年10月27日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:37
大見晴と呼ばれる所、北面は紅葉が色付き始めている。
2013年10月27日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 10:37
2013年10月27日 10:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:50
今年の紅葉はどうかな?
2013年10月27日 10:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:50
今年の紅葉はどうかな?
通行止により静かなR306。
2013年10月27日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:51
通行止により静かなR306。
2013年10月27日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
10/27 10:51
茶野も北斜面は紅葉が始まっていた。
2013年10月27日 10:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 10:52
茶野も北斜面は紅葉が始まっていた。
「一登一拾」運動、みんな やってるで〜!
2013年10月27日 15:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 15:11
「一登一拾」運動、みんな やってるで〜!
お疲れ様でした・・・と思ったら ま、まさかの山ヒル襲撃! 慌てて全身チェックしたら左手に吸血中の奴が(叫) もう10月も後半なのに・・・。
「山ヒル特別警戒警報」発令します。
2013年10月27日 15:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
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10/27 15:13
お疲れ様でした・・・と思ったら ま、まさかの山ヒル襲撃! 慌てて全身チェックしたら左手に吸血中の奴が(叫) もう10月も後半なのに・・・。
「山ヒル特別警戒警報」発令します。
撮影機器:

感想

 鈴鹿北部「御池岳」の衛星峰である「茶野」へ登ることにしました。
 
 今年3月に茶野〜鈴ヶ岳〜鈴北岳〜鞍掛峠と周回し最後に延々とR306を歩き大君ヶ畑の登山口へ戻りましたが 今回は茶野〜桜峠〜ミノガ峠のルートを見つけてテーブルランドへの最短ルートを探る踏査が目的です。

 鈴鹿のバイブル、西尾寿一著「鈴鹿の山と谷」に桜峠〜ミノガ峠のルートが紹介されており「玄人好みの燻し銀のようなルート」と評しておられ、「山と高原地図」には破線ながらルートが記されています。現在ミノガ峠を越えて御池林道が通っており林道入口の霜ヶ原の集落からは車で約20分、このルートをものにすればテーブルランドへの最短ルートが選択肢として手に入ります。

 茶野は稜線直下50〜60mの急峻が難儀です、今回は前夜に降った雨の影響で滑りやすく殊更苦労しました。漸く稜線に這い上がると青空が広がってきました。珈琲を淹れしばし休憩。見渡せば霊仙山、鈴ヶ岳、藤原岳、天狗堂、紅葉までにはもう少しかかりそうです。さてルート探索の方は桜峠からの道が判りません、かなり急峻を下降するようなので登攀具の準備をしていると鈴ヶ岳を「あっ人がいる〜!良かった〜!」と喜びながら下って来る青年(愛知県のA君)と出会いました。

 聞けば昨日大貝戸から藤原岳に登って昨夜は藤原山荘に泊まり(本当は宿泊禁止)御池岳〜鈴北〜鈴ヶ岳と縦走してきたとのこと、紙の地図は無くアイフォンのアプリ地図があったがバッテリー切れで使用不能に、鈴ヶ岳と鈴北の間にあるヒルコバと言われる鞍部で道に迷いやっとここまで来たとのこと・・・。「危なかしいなぁ」と逡巡し、探していたルートは進んでも時間がなさそうなので自分も下山することにしてA君と一緒に下山しました。途中下る尾根を一本間違えたり相変わらず頼りない案内人でどちらが「危なかしい」のか判らなくなってきました。急峻を慎重に下る私を尻目に重いザックを背負いながらもトラバースしながらスイスイと下るA君は24歳、父親は私と同い年らしいです、某愛知県で最難関の国立大学を卒業し現在は会社員、まだ学生のような若者でした。

 自分が24歳の頃何をしていただろう? なぜ山に登ろうとしなかったのだろう?

大君ヶ畑から川相まで歩きバスに乗って彦根駅へ行こうとしていたというA君を乗せて醒ヶ井駅前の「かなや」へ行き二人でカレーを食べた後、醒ヶ井駅から上り電車に乗って帰るA君を見送りながら20年前の自分に御説教をしたくなった秋の夕暮れでした。

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コメント

おはようございます。
私ゃ〜20年前の自分をド突き回したいです!(以下省略)

今年は必ず紅葉の鈴鹿へって思ってたんですが完全にタイミングを失いました×
本当は今週末の連休に霊仙山へ行く予定だったんですが2連チャンで登山道整備
になりまして・・・( ̄ω ̄;

A君に付いては色々と思う事がありますがノーコメントでヨロシクです。
2013/10/30 5:20
20年前
おはようございます。お疲れ様です。

昨日,新聞に御在所の紅葉写真が載っていました。
現在,9合目付近が見ごろだそうです。
今週の3連休あたりは良さそうです。天気が良いといいですが

20年前というか,私は30年前に近いですね。
その頃は,山には行っていましたが,自分の足ではなく,夏はオフロードバイク,冬はスキーでした。
もっともっと,自分の足で山に触れれば良かった。
他にも思うところはいっぱいありますが・・・
2013/10/30 7:37
こんばんは
10代後半〜20代前半…何の目的意識もなく、不毛な毎日だったと思います。
そんな頃に現在の趣味を見つけていたのなら…少しは今とは違った思考、生き方を
したりもするのかな?とか考えたりもします。

A君が山中の危機的状況の中で人に会えたこと。
それがyuconさんだったこと。
何となくですが、お互いにとって運命的なことの様にも思えます。

A君がこの日に多くの何かを感じ、得てくれたのなら、
yuconさんとしても嬉しいですよね?
2013/10/31 20:22
hiroCさん ありがとうございます。
 こんなマイナールートで人に逢うことはないだろう・・と思っていたところ意表を突かれました。

 20年前の鈴鹿は今よりも美しかったと聞きます。GPSや各種ギアと呼ばれる「便利」さは無かったと思いますが、今よりも自由であったと思います。
 
 便利=自由(精神的なものも含めて)、この公式は成り立たないような気がします。

 〜年前を悔やむのはこんなに近所に伊吹、霊仙、御池など素晴らしい所があったのに なぜ気が付かなかったのか?見向きもしなかったのか? 山で出会う若者を羨ましく思うのはそんな理由からですね・・・。で若さ故の事故に遭われないように「ちょっとした体験談」を話して少しクールダウンをして頂いています。反応は様々で面白いですね。(説教じみないよう、自分を誇示しないように気をつけてます。)
2013/11/1 5:53
会長、ご無沙汰っす!!
 会のようすも賑やかになってきました。
ほんと20年前に使いまくった時間とカネ、半分でいいので戻りませんかね…。朝から晩までパチンコ屋にいた日曜日、時間なんて気になりませんでした。バブルの真っ最中、2~3
万円の金なんてちょっとしたバイトをすれば1日で稼げました。暇だな~、なんか面白いことないかなぁ~って、自分から探そうともせず口を開けて待っていただけでした。
 あー情けない…(T_T)
2013/11/1 7:30
totokさん ありがとうございます。
 紅葉もまだ見頃とは言えませんでしたが近いと思います。今週にはいり気温も下がってきましたので少し期待しています。
 でわ、11月2日をお楽しみに~!!
2013/11/1 7:33
今頃お邪魔します・・・
こんばんは!

大君ヶ畑から御池岳に向かってのルートは2年前にヒルの襲撃を受けてトラウマになったところです
(両足のシューズに数十匹のヒル!!)

ただ登山道としては面白いルートだとの印象がありました。

いよいよyuconさんの守備範囲が広がっていきますね
日程さえ合えば、ぜひガイドを頼みたいところ
2013/11/3 17:35
OH monsieur !
山ヒルの話は以前monsieurさんから伺っていたので10月も後半に入り満を持しての茶野〜のコースでしたがさすがは「隠れた激山ヒル地帯」です、10月の最終週でも残党がいました。
 これまでの山ヒル目撃は霊仙山の10月5日辺りが最後でしたが一気に20日以上を更新しました。奴らも進化しているのでしょうか、寒さの耐性がアップしそのうち雪の上で踊る山ヒルが出てきそうで怖いです
 御池岳を全方向から登頂するのも楽しみの一つで、歩けば歩くほど「御池岳」の広大さを思い知らされますが今回の「ミノガ峠〜桜峠」をものにすると駐車地からテ―ブルランドが1時間半以内の最短ルートになるはずです。ガイドの件は頼りないですが いつでもご相談ください深くて濃厚で静か〜な北鈴鹿を提供します 。  
2013/11/3 19:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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