乳頭山（烏帽子岳）：紅葉は終わっても素晴らしい眺望。

2021年10月14日(木) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 8.0km
• 登り: 692m
• 下り: 689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:02

距離 8.0km 登り 692m 下り 690m

7:33 黒湯温泉
8:15 一本松温泉
9:10 9:20 1270m地点
9:46 9:47 黒湯分岐
10:01 10:20 乳頭山
10:28 黒湯分岐
10:54 10:55 田代平山荘
11:40 11:50 1070m地点
12:25 孫六温泉
12:35 黒湯温泉

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

休暇村乳頭温泉郷前の駐車場。今日は黒湯温泉の駐車場に停めさせていただいた。

写真

黒湯温泉入口の脇を通って。

黒湯温泉。

大きな堰堤の脇を通って登って行く。

沢から温泉の噴煙が上がっている。

沢を橋で渡る。

沢を登って行く所もある。

一本松、イオウが沈着している。

樹林の中を登る。道は整備されている。

1,270m地点から田沢湖。

鳥海山も見える。

大きな笊森山。

こちらの稜線に登って行く。

秋田駒ケ岳（男女岳）の山肌がくっきり。

田代平、その向うに大白森、さらに森吉山。

田代平山荘。

乳頭山山頂を望む。

秋田駒ケ岳の眺め。

乳頭山山頂。南側は絶壁。

乳頭山山頂から岩手山。

乳頭山山頂から、右から大松倉山、三ツ石山、源太ヶ岳、茶臼岳。

乳頭山山頂から秋田焼山。ここも行ってみたかったな。

乳頭山山頂から、田代平、大白森、さらに森吉山。

乳頭山山頂から田沢湖。

乳頭山山頂から、秋田駒ケ岳。

乳頭山山頂から、笊森山。

乳頭山山頂から。

乳頭山山頂標識と秋田駒。

乳頭山山頂から田代平。

乳頭山山頂から遠くに和賀岳かな。

黒湯分岐、田代平は右へ。

森吉山。

田代平前から乳頭山山頂。

田代平の池塘。

田代平山荘。

孫六温泉への分岐、左。

田沢湖を見ながら下る。

1000m付近のブナの黄葉。

さらに下ると紅葉も少し。

孫六温泉。

感想

kyen

14日は、東北北部は快晴間違いなし。来週から寒くなるらしいので、最後の気温高めの山となるだろう。東北北部で気になっている山の一つ、乳頭山まで行ってみることにした。

東北道は一関で夜明け、その後、岩手山は雲が架かっているし、所々、霧。しかし、仙岩峠トンネル（現在工事で片側交互通行）を抜けるときれいな青空が広がっている。田沢湖温泉を過ぎ、休暇村乳頭温泉郷へ。その前で黒湯への道に入る。舗装、道幅はやや狭い。駐車場は50台程停められるが、本来は黒湯温泉用。駐車場から黒湯の脇を通って沢方面へ下る。登路である一本松沢へは右に進む。大きな堰堤の脇を通って、沢沿いの道を登って行く。途中、橋で右岸に渡る。沢からは温泉の噴煙が上がっている。一部沢の中を登る所もある。沢はイオウが沈着して白い。40分程で一本松である。道は沢の間の尾根を登るようになるが、樹林で周囲は見えない。道は木道や丸木の階段で整備されている。しばらく登ると初めて周囲が開けた場所に出る。1,270m地点、休憩に良い場所である。快晴で、秋田駒（男女岳）がくっきりきれい。田沢湖とその向うには鳥海山も見える。笊森山も大きいが、乳頭山の山頂は、ここからは見えない。

ここからの登りは、樹林は少ないので、周囲の山を見ながら登ることができる。ここから見える稜線に登り着くと乳頭山山頂が見える。そこまでは岩の多い溝状の登りで、木道が出てきて、周りが草地になると田代平分岐まで近い。ひと登りすると乳頭山頂上の南壁が眺められる場所に登り着く。ここは迫力がある。左を登ると直ぐに山頂である。乳頭山山頂がこんなに眺望が良いとは思わなかった。周囲にぐるりと有名な山が並ぶ眺望が素晴らしい。東から北西には、岩手山（山頂に雲が架かっていたが）そこから、左に大松倉山、三ツ石山、源太ヶ岳、少し遠くに八幡平の茶臼岳と八幡平の広い峰、秋田焼山、森吉山まで、近くは大白森の湿原。南方向は、近くの笊森山から、秋田駒の男女岳の稜線。

帰路は、山頂からも見える田代平の小屋を経て、孫六温泉へ下る田代平分岐まで戻り、溝状の岩の多い下りと木道を下ると樹林帯に入り、田代平山荘に出る。すぐ前に湿原がある内部もきれいな小屋である。少し進むと左へ、孫六温泉への分岐となる。真っ直ぐ行くと大白森への縦走路、途中で蟹場温泉へ下ることもできる。道は樹林の中、木道や丸木の段が多いが、石や泥の多い場所もある。下って行くと、1000m付近ではブナの黄葉がきれいだった。最後は急になって孫六温泉前に出る。今日前半は山頂を含めて4人に出会っただけだったが、孫六温泉への下りでは30人程の人と出会った。