石鎚山 / 美しく厳しい信仰の山


- GPS
- 07:35
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 977m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイは往復1,900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイから弥山までは特に危険個所なし。鎖はかなりの体力と技術を要するが迂回路あり。 弥山から天狗岳は岩稜の痩せ尾根。雨天や強風時は要注意。 |
写真
感想
月火と連休がとれたので、以前から行きたかった石鎚山と剣山に行くことにした。
日曜の夜に南港からフェリーに乗って四国へ向かう。海の上で飲む酒美味ぇwww
朝6時に東予港に到着。ロープウェイの始発が8時20分で少し時間の余裕があるので、吉野家かどこかに入って朝メシを食いながら時間をつぶそうかと思っていたが、そんなものは全くなかったぜ!!
仕方なく一軒だけみつけたローソンで朝メシと飲み物を購入して下谷へ向かう。
下谷からロープウェイに乗る。登山者やハイカーに混じって白装束の信徒さんもおられ、石鎚山が信仰の山であることを実感させてくれる。
ロープウェイを降りると早速紅葉が出迎えてくれた。天気は快晴やし、これは絶好の登山日和になりそうですぞ!!
ロープウェイ駅から20分ほどで石鎚神社成就社に到着。境内では周辺の宿に泊まっておられたと思しき白装束の信徒さんたちがみんなで体操や発声練習をしておられた。
成就社には見返遥拝殿という場所があり、そこから石鎚山を望むことができる。石鎚神社では石鎚山そのものをご神体として祀っている。山に登山の無事を祈願して登山口へ。
八丁坂はすこぶる歩きやすい整備された道。紅葉が目を楽しませてくれる。
後ろからは先ほどの信徒さんの団体がポヘーポヘーと法螺貝を吹きながらついてくる。
鞍部から先は木の階段が続く登り。木と木の隙間が丁度いい塩梅に開いており、何も考えずにストックをついていると挟まって先のゴムを持っていかれてしまった。
成就から1時間ちょいで前社森の試し鎖に到着。ここはぶっちゃけ岩の上に登って向こう側に降りるだけなのでパスしてもよかったのだが、せっかくなのでトライすることに。
ところが軽い気持ちで登り始めたはいいものの、思いの外むずかしい。すいません、正直ナメてました。行場ハンパないっすわ。
続いて一の鎖、二の鎖にも挑戦したが、かなり苦戦した。表面が滑らかで傾斜のきつい岩壁はほとんどスタンスがなく、信徒さんたちが履いているような地下足袋であれば岩の表面を上手く足裏でとらえて登って行けるのだが、ソールの硬い登山靴ではイマイチ岩をグリップしきれないのである。腕の力だけで身体を持ち上げないといけないような箇所もあり、非常に疲労コンパイルした。
山頂直下にある三の鎖は工事中とのことで通行止め。ひるねは見るからにホッとしていた。
12時30分、弥山頂上に到着。
ひとしきり展望を楽しんでから頂上山荘で昼メシにする。鶏生姜焼き丼美味ぇ。
一休みしてから天狗岳へ向かう。天狗岳への稜線は岩稜の痩せ尾根で、雨で岩が濡れていたり強風が吹いていたりしたらさぞ恐ろしかろう場所。ちなみに登山地図では点線ルートとなっております。
山頂手前では、足元がスパッと数百メートル切れ落ちた断崖絶壁の際を歩かないといけない場所もありとってもとってもスリリング。
と、ここでひるねが天狗岳やめとくと言い出した。なんでも鎖で無理をしすぎたらしく、全身が思うように動かないとか。直前まで来て勿体ないとは思ったが、引き返す勇気も時には必要かと考え直し、オレ一人で天狗岳へ向かうことに。
13時30分、天狗岳山頂到着。西日本最高峰制覇です。
360度の素晴らしい展望。絶景とはこのことですな。
しんどい思いや怖い思いをして登ってきただけの甲斐はありますわ。
1,982mの眺望を満喫してから弥山へと戻り、今度は鎖を使わず迂回路を経由して下山する。
ロープウェイ駅の下で温泉に入る計画をしていたが、鎖で時間をとられたのと山頂で長居しすぎたため時間が遅くなり、車内が汗臭いのを我慢して直で今夜の宿、休暇村瀬戸内東予に向かう。
さあ明日は剣山に登るよ!!
剣山の記録はこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363622.html
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