入道ヶ岳、水沢峠、鎌ヶ岳(宮妻峡起点)
- GPS
- 08:49
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れ、曇り、晴れ、曇り 低気圧から延びる前線が通過するのに伴って午後の降水確率が高かったので早めに登り始めましたが、幸い雨が降ることもありませんでした。滋賀県側は晴れ、三重県側は曇りでした。 朝晩涼しくなり、上のほうは寒いかと思いましたが、夏服でちょうどよい風が吹いていました。良い季節になってきました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
宮妻峡のキャンプ場駐車場。無料。30台〜40台くらい停められそうです。 アクセス道路はかなり狭く、離合できないところがあります。バックして広いところで離合することもあります。ゆっくりいきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【宮妻峡〜入道ヶ岳】 最初の渡渉箇所は杖があった方が安全です。いきなりの急登はガレ場で落石も多い模様。山ヒル情報も多いですが、今回は見かけませんでした。朝早かったのと曇っていたのでわかりませんでしたが、広葉樹の森なのでたぶん明るい道だと思います。尾根に出ると見晴らしもあるし、登りやすい道です。 【入道ヶ岳〜水沢峠】 強烈なアップダウン多数。激下り、激登り個所もありました。宮妻峡駐車場から水沢峠まで5Km ほどしかないのですが、10Km も歩いたような疲労感でした。痩せ尾根もあり、注意箇所もあります。ゆっくり歩けば問題ありません。 【水沢峠〜鎌ヶ岳】 最初の水沢岳への登りが激登り。水沢岳を過ぎてすぐにキノコ岩のザレ場があります。滑りやすく危険なので私は左側の迂回路を使いました。 こちらもアップダウン多数。激下り、激登り個所有り。鎌ヶ岳の雄姿が見えてからの最終段アップダウンが5,6回あって、まだかー、ってなります。岳峠からが最後の登りになります。 【鎌ヶ岳〜宮妻峡】 最初、木や草や笹の張り出しがあって、ダニの心配あり。その後しばらくは花崗岩が風化したしろ砂をまぶした滑りやすい道があり、その下は手の入った道になります。全体的に角度も緩く歩きやす道です。 あまり山ヒルがいそうな道に見えないですが、下のほうは石灰岩の露出した道でしたので、水質が山ヒルの好みなのかもしれません。 |
写真
装備
備考 | ●朝ねぼけていたのか、間違って冬用のズボンをはいてしまい、現地でスパッツをつけるまで気が付かなかった。朝晩涼しくなったせいもあるのかな。冬用とはいっても生地は薄めなので気が付かなかったようだが、歩き始めるとやっぱり暑かった。 ●今回もうちわを持っていけばよかった。登りの最初は暑かった。あと、入道ヶ岳の中盤でやたらと虫が多いところがあり、ハエたたき代わりに使いたかった。 ●今回のカメラはポンコツPanasonicをやめてCANON IXYに変更。 |
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感想
以前から歩いてみたいと思っていた入道ヶ岳〜鎌ヶ岳の縦走路。この日でなくともよかったのですが、涼しくなってきたのも手伝って、なんとなく”この日”に気分が盛り上がり。ただ天気予報では低気圧から延びる前線が通過するとかで、午後から夕方にかけて確実に雨の予報でした。なんとか降られないうちに、と朝早めに出ました。結果、むしろ朝のうちは曇りで(三重県側だったので曇っていた)、滋賀県側に近づいた鎌尾根では晴れていました。鎌ヶ岳も晴れて言うことなし。風もさわやか。
入道ヶ岳〜鎌ヶ岳はGPSの軌跡で予想していた以上にアップダウンが強烈で、ルート全体で10Km そこそこの距離しかないのに、歩いた感じでは20Kmもあるいたような疲労感でした。
山ヒル注意情報も事前に拝見していましたが、季節も終わったのか見かることはありませんでした。
【ぜんぜん密とは程遠く】
緊急事態宣言も解除になって半月ほどたっているし、宮妻峡の駐車場も思ったより駐車車両多かったし、道中混んでいるのかなと思いましたが、時折対向して歩かれる方にお会いするだけほとんどの時間一人歩きでした。並走して歩かれる方もおらず、かなり静かな山歩きとなりました。おひとり追い越していかれた方がいらしたかな。対向されるかたがいらっしゃらなければ貸し切り感のある歩きでした。
【当日の朝の睡眠不足】
たまに夜中に目が覚めてそのまま眠れず、夜明け前になってようやくうつらうつらしはじめる、などということがあります。この日の前夜もちょうどそういうことが起きてしまい、寝入って1時間半ほどした夜中に目が覚めてそれから寝入ることができず、ごろごろしていたらもう5時まえ。ようやく眠くなってきたと思ったのにもう予定の起床時間。どうしようかな、と思いつつも、思い切って起床し、お出かけ準備を開始しました。しかし体がずーんと重たい感じ。重ーい体を引きずって出発しました。歩き始めて体調が悪そうだったら即刻帰る気持ちで出発しまし。
歩いているうち、登っているうち、いつもの調子で歩けているようでしたので、そのまま歩くことにしました。完歩できてよかったです。
【筋力トレーニングのコース】
アップダウンが相当効いたようで、いままでになく太ももの筋肉が鍛えられた感じです。六甲山全山縦走をめざすならこのコースはちょうどよいトレーニングコースだと思いました。
【後記の後記】
最近の私の興味は”縦走路”にあるみたいで(自分でもなぜそうなのかよくわかりませんが)、鈴鹿の場合、鈴鹿十座よりも県境稜線のことを考えてしまいがちです。次の目標は屈指路岳へ至る縦走路、あるいは霊仙から国見、倉掛峠への道です。屈指路岳へいくなら仙ヶ岳へも回りたいし、かと言ってこの縦走はかなり大変そう(と、皆さんのレポートで拝見しました)。この弱い足で歩ききれるのか。日帰りで行けるコースを模索中です。
ま、そういいながらも、今回の経験で鈴鹿山系の縦走路は場所によってはかなり手ごわくて、行くなら次の日はぐったりなることも覚悟しないといけないということがわかったので、実行はだいぶさきになるかもです。しばらくはまったりコース+温泉というのもいいなあと思う気持ちもあります。例えば御在所+湯の山温泉。ここ二年ほどいけてないなあ。
高島トレイルも行ってみたいし、久しぶりに京都一周トレイルも歩きに行きたい。京都一周トレイルは紅葉見物のころかな。
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