扇山〜百蔵山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 888m
- 下り
- 960m
コースタイム
八王子下車、稲荷湯入浴、焼き鳥屋で反省会
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梨の木平から大久保のコルまでは急斜面をつづら折れに登っていきます。大久保のコルを右へ折れれば10分程度で扇山山頂。山頂の広場からは、空気が澄んでいれば富士山がよく見えるはずですが、この日はガスが濃くてダメでした。 扇山でUターンし、いったん大久保のコルに戻って百蔵山を目指します。広々とした稜線は樹木がまばらで開放感がありますが、次第に下り勾配がきつくなり、標高800m弱まで下ってから標高差約200mを登り返す形になります。百蔵山の直下はヤセ尾根で、最後はかなりの急登が待っています。地面はザレ気味で(この日は?)土に水気が多く、滑りやすいので慎重に通過しました。 百蔵山の山頂は扇山同様に広々としており、昼食や長めの休憩には好適です。残念ながら、やはり富士山は見えませんでした。ちなみに両山とも山頂に「秀麗富嶽十二景」の看板がありました。大月市が指定したものです。また、百蔵山には「山梨百名山」の看板がありましたが、扇山には(見落としかも知れませんが)ありませんでした。 百蔵山からの下りはガレ場の急勾配。相変わらず地面は滑りやすく、浮き石もゴロゴロ。ロープが張ってありますが、頼り過ぎると足元がおろそかになるので気を付けた方がいいでしょう。1時間程度で百蔵浄水場に着き、そこから車道を猿橋駅まで歩けば約40分だそうですが、我々はタクシーを呼びました。クルマなら10分弱、1700円余の料金も4人で割れば大したことはありません。 猿橋駅に着いた直後にタイミングよく立川行きの電車が来たので飛び乗り、約45分で八王子に到着。銭湯「稲荷湯」で汗を流し、近くの焼き鳥屋で打ち上げました。甲斐大和付近で「地図読み講習会」に参加していたOさん、Fさんも合流し、大いに盛り上がりました。 |
写真
感想
気温が高いせいなのか、空気の澄んだ秋晴れとはいかず、富士山はまったく見えなかった。紅葉にも半月早い感じだった。でもこの尾根歩きはそれなりに変化に富み、なにより人が少ないのが魅力だ。
Yさんは復帰第2弾の山行だった。以前と変わらず軽快に歩いていた。首に双眼鏡をぶら下げ、バードウォッチングしながらで、鳥の鳴き声だけで鳥種同定(そんな言葉があるのかどうか)するのには感嘆した。
Sくんは疲れてくるとすぐ言動にでる。話しかけても、うんともすんとも答えない。行き交う登山者が「ちわ」とあいさつしても、黙ったまま。失礼な人だと思われているのではないか。気をつけましょうね。
Kくんはいつものように黙々とついてきた。休憩のたびに地図でコースを確認する姿を見ると、前よりだいぶ進歩した感じ。
反省会で合流した甲斐大和組は予定が大幅に遅れて、大変だったようだ。例の焼き鳥屋秘密の場所で大いに盛り上がった。帰宅したら午後10時を過ぎていた。
病み上がりの身には久々に手応えのある山行で「日帰りなら大抵の山は大丈夫」との確信を得ました。誘って下さったKさん、同行のS君、K君に感謝しています。
Kさんとは同じ山を1年ちょっと前にも登っていますが、やはり静かで良い山だと実感しました。富士山が見えなかったのが残念と言えば残念ですが、欲を言えばきりがありません。代わりに可憐なリンドウや色とりどりの黄葉・紅葉が目を楽しませてくれました。
何かと「いじられキャラ」のS君ですが、何だかんだ言いながら(言われながら)しっかり歩いていました。立派立派。講習組のお二人はいろいろ大変だったようですが、何とか反省会に合流できて良かったです。おかげで少々飲み過ぎましたが……。
翌週の丹沢縦走に備え、久々の山行を決意しました。飛び入りにも関わらず、参加を快諾して頂き有難うございました。
アップダウンがあったというよりは、山を二つ登ったというのが実感です。眺望は山頂以外望めないものの、効率的に訓練が出来て登山者も比較的少なく、良いルートを知りました。snowmanさんからも野鳥の事など色々ご教授頂き、ためにもなる山行となりました。今回はモヤがかかっていて、富士山が見えませんでしたが、次回は『秀麗富嶽12景』に入った絶景を目にしたいものです。
丹沢の紅葉はどうなっているかなぁ・・。
山の会に入会して1年。月1回ペースのわずかな経験ながら、毎回、山の多様な表情に驚きます。今回も、扇山からの急で長い下り道から一転、百蔵山への急登は、Kさんが書いている通り、「二つの山」を漫画のように上り下りしたようでした。
山中は、紅葉した落ち葉をさくさくと踏みながらの尾根は開けて心地よく、秋を満喫しました。
それにしても、下りは鬼門。すたすたと下っていくK先輩の足取りは、草鞋をはいた江戸の(!)達者な旅人を想像させ、鮮やかでした。
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