春の九重山群;中岳、三俣山、黒岩山 (1981)
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- GPS
- 28:30
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:40
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 5:50
天候 | 5/4 曇りのち晴れ 5/5 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
【山行No. 4】
※ この当時(大学生時代)に所属していた研究室では、毎年春に、歓迎会を兼ねて、九重にある大学の研修所に泊って、九重山群を歩くのが恒例となっていた。
・・ということで、研究室に入って1か月あまりだが、先輩たちとともに九重に行くことになった。
・九重山は、高校生のころ、学校行事で集団登山して以来、2回目になる。
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5月4日(第1日目)
・朝早く、福岡をJRで出発し、豊後中村でバスに乗り換えて、登山口の牧ノ戸峠に向かう。ゴールデンウイーク中なので、電車も混んでいて、立ちっぱなしだったが、先輩たちと雑談しながらで、割と辛くはなかった。
11:10-40 牧ノ戸峠(標高=1350m)
・さて、ここから登山開始。今回は、研究室のメンバーのほか、その友達(女性陣)もいれ、合計15名ほどの大部隊だ。
・今日は天気が回復するとの予想だったが、登りはじめのころは、まだ曇っていて寒く、風が強かった。
11:50-12:00 沓掛山
・九重の表登山道をゆっくりと行く、曇り空の下、まだ花も咲いていないので、単調な登りが続く。
13:00 久住分かれ
・ここから久住山本峰は、目の前だが、「久住山はいつも登っているから」、という理由で、今回はパス。
・かわりに、最近になって九重連峰の最高峰と認定された、「中岳」へ行くことになった。
※ 1970年台までは、九重連峰の最高峰は、「久住山」(標高=1770m)ということになっていたが、すぐ近くの「中岳」のほうが高いのではないか、との山岳関係者の声があり、国土地理院が再測定して、「中岳」が最高峰と認定されたのが、たしか、1980年前後。
13:20-13:40 御池ほとり
・ここで昼食休憩とした。風が相変わらず強くて寒く、食事時には手がかじかむほどだった。
・昼食後は、目の前にある岩尾根を登り、まずは「天狗が城」ピークへと向かう。
13:50-14:00 天狗が城
・このピークは中岳と双耳峰をなしていて、稜線伝いに中岳へと道が続いている。
14:10-20 中岳山頂(標高=1790m)
・久住山は高校生のころに登っているが、この中岳は初めてだ。
・ちょうど中岳につくころから、天気が回復しだして青空が出てきた。 展望もよく、南にははるかに、阿蘇山や祖母山あたりが見え、なかなか良い景色。
・目的の一つ、中岳登頂を果たし、さて次は?ということになり、三俣山へ登ることが決まった。久住分かれより、北千里が浜へと下り、その後、スガモリ越えという峠へと向かう。
15:00-10 スガモリ越え
・ここから三俣山への直登の登山道がついている。全員、急登をハアハア言いながら登ってゆく。
・三俣山は、その名の通り山頂部がいくつかに別れていて(正確には4つのコブがある)、まずは手前の第1峰に到着。道はさらに続いており、最高点と思われる第二峰へと向かった。
15:50-16:10 三俣山山頂(第二峰)(標高=1745m)
・苦労した甲斐があり、頂上は気持ちの良い草原となっている。
・すでに午後も遅い時間ではあるが、団体登山の気楽さで、みな、草原に寝転がり、のんびりと時間を過ごした。さすがにこの時間帯に登ってきている人も少なく、我々のみの山頂。
・さて、日は長い時期とはいえ、時刻も夕方なので、下山はサクサクと下る。
16:40-50 スガモリ越え
・スガモリ越えに戻ってから、さらに「やまなみハイウエ」ーへの道を取り、道路に出てからは、道路沿いに、出発点の牧ノ戸峠へと登りかえす。
17:50 牧ノ戸峠
・今日の宿泊は、筋湯温泉にある研修所。牧ノ戸峠からさらに林道を3kmほど歩き、日が落ちる頃にようやく宿に着いた。
18:20 筋湯着(泊)
・夜は歓迎会と称して宴会モード。
今日は結構長い距離の山歩きで、汗もかいたので、ビールも美味しかった。
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5月5日 (第2日目)
・前日に山歩きのメインは終わったので、この日は軽くハイキングをしてから帰路に着く予定。
10:40 筋湯発
・全員、昨日の宴会で飲み過ぎたのか、朝起きるのが遅く、出発もだいぶ遅くなった。
・まずは牧ノ戸峠へと林道を登りかえす。
11:10-12:50 牧ノ戸峠
・ここではやくも昼食休憩を取る。
・ここでちょっとしたトラブル発生。メンバーのうち、女性1名が早めに帰りたい、と言い出したので、一人でバスで帰ってもらうことにしたが、男性陣の1名も、早く帰りたい、と言い出して、いつの間にか勝手に帰ってしまい、ちょっとゴタゴタした。
・ゴタゴタはさておき、昼食後は、牧ノ戸峠の、九重山系側の反対方向にある、丘のような山、黒岩山に登ることになった。
・・が、目の前に山頂が見えているのに、自分も含め、皆さん、二日酔いのせいで足取りは重い。
13:00-10 黒岩山(標高=1502m)
・結局、峠から10分足らずで頂上に到着。山頂部は岩がゴツゴツしていて、感じの良い山頂。
・当初はこの山に登って終わりのはずだったが、登山道が稜線沿いに続いているのと、メンバーのうち幾分かは元気になってきたようで、稜線伝いに行くことになった。皆、元気が回復して足取りが早く、自分は着いてゆくのが精いっぱいだった。
13:40-50 中泉水山(標高=1440m)
・下り気味の稜線を歩いていると、小ピークに到着。道はさらに下のピーク、泉水山と続いているが、そこまで行く気は起きず、今日はここで終点とし、草原の山頂でのんびりと景色を眺めて過ごした。
15:10-50 黒岩山
・バスの時間まで少し余裕があるので、ここでも大休止。
16:00-16:50 牧ノ戸峠
・ようやく2日間の山歩きの旅が終わった。
・自分としては初めての、泊りがけの山歩きで、九重連山の山を堪能でき、充実した山歩きができた。
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