素晴らしい渓谷美！大杉谷〜大台ヶ原

2021年10月23日(土) ~ 2021年10月24日(日)

• GPS: 11:46
• 距離: 23.3km
• 登り: 3,073m
• 下り: 1,786m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:48
• 合計: 3:47

12:11 大杉峡谷入口
12:19 12:19 大杉谷登山口
12:31 12:31 大日グラ吊橋
12:39 12:43 能谷吊橋
12:45 12:45 能谷川原
12:50 12:51 地獄谷吊橋
12:56 12:57 無人雨量計
13:01 13:01 苔むす岩場
13:12 13:19 京良谷
13:21 13:21 京良谷出合
13:35 13:35 日浦杉吊橋
13:44 13:44 水越谷出合
13:49 13:51 千尋滝
13:55 14:04 千尋滝前休憩所
14:41 14:54 シシ淵
15:04 15:05 ニコニコ滝正面展望
15:08 15:08 ニコニコ滝休憩所
15:15 15:17 平等グラ吊橋
15:19 15:19 平等ぐら対岸急ガレ場
15:31 15:32 加茂助吊橋
15:35 15:36 加茂助橋上休憩所
15:46 15:46 不動谷出合
15:50 15:56 桃の木吊橋
15:58 桃ノ木小屋

2日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:57

6:33 桃ノ木小屋
6:36 6:36 新桃ノ木吊橋
6:47 6:50 無名のグラと大渓谷
6:54 6:55 七ツ釜下・美小滝
6:59 7:07 七ツ釜滝休憩所
7:45 7:47 庄野ヶ浜
7:50 7:57 光滝
8:34 8:43 堂倉滝
9:39 9:47 堂倉小屋
10:56 10:56 しゃくなげ平
11:41 12:06 大台ヶ原山
12:12 12:15 展望台分岐
12:23 12:23 正木嶺
12:42 12:42 正木ヶ原
12:50 12:50 尾鷲辻
12:55 12:55 本ゴヤ嶺
13:07 13:07 牛石ヶ原
13:22 13:23 大蛇��
13:29 13:29 大蛇��分岐
13:56 13:58 シオカラ谷吊橋
14:28 14:28 大台ケ原駐車場
14:30 大台ヶ原バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆行き
夜行バス JAMJAMライナー41便 東京駅八重洲口鍛冶橋駐車場 23:40 - 5:30 名古屋ささしまライブ
※東京6:15発の新幹線に乗れれば、名古屋8:05発特急ワイドビュー南紀で間に合います。

近鉄名古屋 3番線 6:51 - 8:07 伊勢中川 鳥羽行 8:12 - 8:21 松阪 JR伊勢市行 8:40 - 8:51 多気 JR特急ワイドビュー南紀(特急券330円) 9:24 - 9:47 三瀬谷
※近鉄名古屋発7:41でも間に合います。

大杉谷登山バス
http://www.ma.mctv.ne.jp/~s-pearl/tozanbus.html
道の駅奥伊勢おおだい 10:30 - 大杉谷登山センター(トイレ休憩&登山届提出) - 12:00 大杉峡谷登山口(宮川第三発電所)
※道の駅奥伊勢おおだいは、三瀬谷駅徒歩10分
3000円/人、3日前までに要予約、〜11/23、土曜のみ、最少催行人数10名(この日は20人乗りバス3台満席)

◆帰り
大台ヶ原 15:30 - 17:21 近鉄大和上市駅着（2050円、ICカード可）
※大台ヶ原14:30(土日のみ)のバスはありませんでした、15:30のバスは4台出ました

大和上市 17:41 - 18:30 橿原神宮前

橿原神宮前 21:01 - 21:30 大和西大寺 21:33 - 22:31 京都
夜行バス キラキラ号 京都八条通 22:55 - 7:00 東京駅八重洲口鍛冶橋駐車場

コース状況／危険箇所等

◆〜堂倉滝：細かいアップダウンがあり、足元が岩場になることも多いです。脇は断崖絶壁箇所多数。鎖完備ですが、2021/10/9に鎖を掴めずに滑落死亡する事故が発生したためダブルストック禁止となっています。

◆シャクナゲ平〜日出ヶ岳：階段が多いです。

◆大台ヶ原シオカラ谷ルート：スカートと町靴の人がいましたが辛そうでした。木道完備のルートではないので登山装備で入りましょう。

その他周辺情報

◆さらしな：名古屋 柳橋中央市場内
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23051782/
メニューは蕎麦、きしめん、丼物。

◆桃の木山の家：1泊3食(翌日のお弁当含む) 1万円
https://www.momonokigoya.jp/
風呂あり(石鹸・シャンプー不可)ですが混雑日は密回避のため閉鎖
和式水洗トイレ、洗面所(歯磨き粉不可)、売店/食堂あり、充電不可
夕食 17:40(4回転の2回目)、消灯 21:00(要ヘッドランプ)
朝食 5:30ですが早い順で大行列のため食べられたのは6:00でした。
お弁当は鶏肉入りちまき2ヶ+唐揚げ+揚げ餃子+ウィンナー、好評でした。

◆栄温泉：400円
橿原神宮前駅中央口から徒歩3分
温泉という名前ですが沸かし湯の銭湯です。
水風呂、ジェットバス、電気風呂、寝湯などがあります。
16:30〜23:00、水曜定休

◆農家酒場 どはってん
https://www.facebook.com/the.farmers.public.bar
橿原神宮前駅中央口から徒歩2分
14:00〜22:00、月曜定休

写真

10/23 9:49

夜行バスと列車を乗り継いで12時間！
JR紀勢線はディーゼルで架線がなく青空が映えます。
鈍行に2駅だけ乗りましたが久々に扉口に段のある列車を見ました(^^;

10/23 10:08

三瀬谷(みせだに)駅から徒歩10分、予約した登山バスが出る「道の駅おおだい」に着きました。

10/23 10:14

よもぎパン5個お買い上げ。
山行のお供に加えます♪

10/23 11:25

バスは3台出ました。
途中で登山届を出し、トイレに寄ります。
協力金1000円もここで払います。

10/23 12:12

登山口の四阿で腹ごしらえをしてから出発です。

10/23 12:17

入りませんでしたが最終トイレ。
熊…バスを降りた60人が歩いてたら出てこないかと(^^;

10/23 12:22

いきなり岩をくりぬいた道。某廊下のよう、と評されるだけはある！

10/23 12:24

脇に見える綺麗な宮川に癒されます。
天気も最高で、水がキラキラ光っています♪

10/23 12:31

大日��吊橋。
結構揺れます。

10/23 12:43

続いて能谷吊橋。
何だか渡り終わった後も足元がフワフワ💦

10/23 12:49

地獄谷吊橋には熊カンがあったので叩いておきました。

10/23 13:12

多くの人が休んでいる京良谷。

10/23 13:14

川に近付いて、見る角度を変えると・・

10/23 13:15

めちゃくちゃ綺麗💕

10/23 13:19

今夜の宿まではあと4kmあるみたいです。

10/23 13:35

日浦杉吊橋を渡ります。
支柱の上には何か赤い花が咲いていました。

10/23 13:44

足元は岩々な所と森の中の2種類、脇は切れ落ちていることが多いですが太い鎖完備です。

10/23 13:49

滝が見えました。
実はコレ・・

10/23 13:54

千尋滝の滝裾です！
ピークみたいな高い所から水が落ちてきていてビックリ！(゜o゜)
きっとあの裏にはもっと高いピークがあるんだろうな。

10/23 14:13

千尋滝休憩所で少し休憩した後、シシ淵に向かいます。
この辺りは滑落注意区間です。

10/23 14:24

3週間前にダブルストックのせいで鎖を掴めずに落ちて亡くなった方がいたということで、ダブルストック禁止と言われました。

10/23 14:27

足元だけでなく頭上にも注意(笑)

10/23 14:35

ちょこちょこアップダウンがあるので、計画ルートで見るより大変かも💦

10/23 14:40

引きの写真で登山道の雰囲気を。
実はココでKさんがカメラを落としました、幸いにして取ってこられる位置に止まったけど💦

10/23 14:44

うわ〜、これまたスゴイ！
こんな通路よく作ったな(゜o゜)

反対側から見た図。

10/23 14:45

シャワーだよ💦

つめた〜い！(^o^)

10/23 14:46

水が出ている所はダイモンジソウのお花畑でした。

10/23 14:50

シシ淵から、上流に滝が見えます。
しかし何といっても向かい側の壁が大迫力！

10/23 14:52

シシ淵からの登り返し。

10/23 14:53

急登トップから滝を眺めて。
そんなに見てても滝遡行はしないからね(笑)

10/23 15:04

ニコニコ滝。
休憩所もあります。

10/23 15:13

平等��吊橋へ向かって急降下。

10/23 15:15

スケールが凄い！！

10/23 15:17

橋からの登り返し。
Kさん好みの岩があった(笑)

10/23 15:19

対岸のガレ場を登ります。

10/23 15:30

ギャアア、ヒメシャラの木に手を喰われた〜(笑)

10/23 15:32

加茂助吊橋。
もうフワフワ感にも慣れてきた(^^;

10/23 15:33

今日は良い天気なのでリンドウも開いています。
でも既に15時半、谷なので陽が射しません。

10/23 15:34

ここまできて大杉谷の看板！
とりあえず記念写真(笑)

大杉谷だけどあまり大きな木はなかったなぁ(笑)

10/23 15:50

途中で遊んだ割にはほぼ予定通りの時刻に桃ノ木山の家に到着です。

10/23 16:25

残念ながら今日は風呂無しということなので、早速プシュ！
Kさんのビールが最初から2本なのはいつものこと(^^;

10/23 17:43

夕飯はトンカツ＆カレー！
高カロリーでどんどん入る♪
コップの中身はもちろんビールのお替りです(笑)

10/24 5:56

朝食5時半と言われたけど実は全員が同じ時刻を申し渡されていて、結局早い者順でした💦
夕飯は4回転入替制だったので同じかと思っていて出遅れてしまい、ありつけたのは6時(>_<)

10/24 6:34

出発できたのは6時半を回ってから(>_<)
20人×2組のツアーよりも後ろで、早速渋滞に巻き込まれます。

10/24 6:40

昨日に引き続き岩を切断した「廊下」。
凄いよな〜(゜o゜)

10/24 6:40

渋滞最後尾は写真撮りまくりだね(笑)

10/24 6:45

渋滞するツアー客の後ろで暇そうにアサッテの方を眺めるKさん。
Kさん昨日から絶好調でアドレナリン出過ぎなんだよね、ペース速くて大変だから落ち着いてちょ(;^_^A ←Kさんのペースで行かれたらIさんと私は軽くぶっちぎられます💦

10/24 6:53

綺麗な滝を眺める時間がたくさんあってイイですよ♪
七ツ釜下・美小滝。

10/24 6:59

こちらが七ツ釜滝。
休憩所をほぼスルーすることで渋滞をクリア。

10/24 7:04

「ここから別料金ですよ」
んなワケないでしょー(笑)

こういうのはぶら下がるものだと思っているらしいけど、無理〜(笑)

10/24 7:18

吊橋の手前で更に1ツアーをパス。
ツアー客の先頭に裏銀座ツアーを一緒に歩いた男性がいてお互いビックリ！

10/24 7:17

河原に下りられる場所では下りたくなる、それくらい綺麗です(*´ω｀*)

10/24 7:19

工事大変だっただろうなぁ(^^;

10/24 7:24

感動的な碧さ💕

10/24 7:25

崩落地が見えてきました。
(この時はアレを突っ切るとは思ってなかった💦)

10/24 7:25

足場が悪いので鎖を掴みましょう。

ない所もあるけど💦

さっき見えた崩落地の中を登っていきます。

入ってみたけどちょっと狭かった💦

10/24 7:33

ガレ場を更に登ります。

10/24 7:37

おお〜、そこイイネ！

10/24 7:40

記念写真を撮っていただきました♪

10/24 7:47

他の登山者にオススメされて、河原に下りてきました。
本来の登山道はあっちです。

10/24 7:48

わーい♪

10/24 7:48

おお、ここから伏流水になってるのか、なるほど。

10/24 7:50

そろそろ登山道に復帰。

10/24 7:52

光滝が見えてきました。

10/24 8:02

吊橋を渡ります。
下に見える隠滝が綺麗、振り返った下の淵も綺麗💕

10/24 8:12

「キノコだ〜、食べられる？」
「うん、食べてみればわかるよ」
えー(>_<)

10/24 8:21

水が綺麗すぎる💕

10/24 8:27

あれ？ダムがあるよ？

10/24 8:34

堂倉滝、実物は写真よりずっと迫力があります。

10/24 8:37

素敵な滝を見ながら桃ノ木山の家のお弁当♪

10/24 9:03

ここからは川を離れて、登ります。

10/24 9:33

ひたすら登って、尾根に乗ります。

10/24 9:37

急に舗装道路に出てきました。

10/24 9:39

上と下、両方に小屋が見えて、上に登って来たら避難小屋でした。

10/24 10:03

森の中の気持ち良い道を登って行って、下の小屋からの道と合流。

10/24 10:10

シャクナゲ坂は長い階段、本当に左右は石楠花がたくさん。

10/24 10:37

Iさんにもらったとらやの羊羹でエネルギー補給です♪

10/24 10:47

ドウダンツツジの紅葉発見♪

10/24 10:50

堂倉滝から先はずっと森の中でしたが、ちょっと岩っぽい所が出てきました。

10/24 11:02

「ミネニシ」の辺りは素敵な広葉樹林。
よく見るとシロヤシオの木です。

10/24 11:16

シャクナゲ平を過ぎて、急に周りが笹原になりました。

10/24 11:21

それからずーっと階段を登っていくと、周囲を圧して太い木が1本。樹齢数百年はありそう(´艸｀*)

裏に回ったら中が空洞(゜o゜)
まるで屋久杉みたい。

更に登って、ついに大台ヶ原(日出ヶ岳)山頂到着！

10/24 12:00

展望台は観光客も多く、賑わっています。

10/24 11:43

これから向かう本ゴヤ嶺の向こうに紀伊半島の山々が。

10/24 11:42

八経ヶ岳も百名山。計画立てなきゃ(´艸｀*)

10/24 11:44

「大峯奥駆道」にも興味津々(*´ω｀*)

10/24 11:44

ほほ〜、「くろそやま」って読むのか・・←読めなかった💦

10/24 11:45

ちと雲が低い(>_<)

10/24 11:45

でも海は見える！！

10/24 11:46

晴れと曇りがハッキリしてる(;´▽｀A``

10/24 12:09

晴れの方に向かって歩きましょう。

10/24 12:28

途中、いくつかの展望台を通過。
歩いている最中でも十分素敵な展望です♪

10/24 13:01

歩きやすい道。
Kさん「物足りなくなってきた」
なんという贅沢を・・(>_<)

10/24 13:05

初代天皇像、建国の祖はどこを見ているのかな？

10/24 13:16

分岐を直進して大蛇�瑤妨�かうと、右側の蒸篭�瑤涼燃垣篳匹�見えます。

10/24 13:16

雲ノ平を思い出したのは私だけだろうか(^^;

10/24 13:18

大蛇�堯�獲ったどー☆彡

10/24 13:17

さっきよりだいぶ近づきました。
見えているのかどうかわからないけど「熊野古道」も歩いてみたいなぁ。

10/24 13:17

釈迦ヶ岳は尖っていてなかなか大変そうに見える💦

10/24 13:17

八経ヶ岳から大普賢岳縦走なんてのもイイかもしれない(´艸｀*)

10/24 13:58

大蛇�瑤粒害嫉１討�1時間待ちとのことで諦めてシオカラ谷コースからバス停へ向かいます。
吊橋まではあまり道が良くない所もあり、結構下りました。

10/24 14:04

1回目の登り返し階段が終わっても元気なKさん。
お猿さんですか(;´▽｀A``

10/24 14:08

2つ目の階段は長かった！
Kさんはあっという間に見えなくなり、私は「翼をください」と「巨人の星」をIさんに聴かせながら登りました(笑)

10/24 14:43

14時半に乗れそう！とバス停に駆け込んだけど15時半発しかなかったので売店で飲料を仕入れてきました。

10/24 14:45

バス停で宴会を始める呑兵衛チーム(笑)

10/24 14:54

Iさんは食べ残していたお弁当を美味しそうに食べてました(^^)

10/24 19:32

予定では京都で銭湯＆飲み屋でしたが、待ちきれずに橿原神宮前にて。
おつかれさまでした(^^)/

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ミキ

九州ツアーで出会ったお二人と一緒に行ってきました。
大杉谷、控えめに言って素晴らしかったです！
さすが日本三大渓谷！
写真では到底そのスケール感を表現できないので、ぜひ実際に行っていただきたいです。
遠かったけどすごく良かったので、また今度周辺の山にも登りに行きたいなぁと思いました(*´▽｀*)


この日の日記：橿原神宮で呑みたいって？！
https://www.yamareco.com/modules/diary/370590-detail-252973

コメント

hodakalove

初めまして、miki-taniさん。やっぱり、大杉谷いいんですね。僕は、愛知県在住の山好きおじさんです。大杉谷はずーっと行きたいと思っていた所で、最近山に連れ出し始めたかみさんと一緒に行けるかどうかの情報をと思いレコを見せていただきました。僕のかみさんはとにかく体力が無く、長時間歩くのは苦手な人です。現在の彼女の実力は、２〜３時間くらいのあまりアップダウンの大きくない山歩きくらいが適当かなと思っています。千尋滝までの往復でも大杉谷の良さを味わうことはできるでしょうか？

ミキ

hodakaloveさん、こんばんは。
千尋滝までの往復でも吊橋が4つもありますし、京良谷では川に下りることができます。
シシ淵まで足をのばすと写真25〜28の通りアドベンチャー感が増しますが、体力に自信がないようでしたら、ホームページでも紹介されている千尋滝への往復でも十分楽しめると思いますよ(^^)/
https://www.oosugidani.jp/course01/
ただし靴は必ず登山靴で。足元は岩がゴツゴツしていますので運動靴では足裏が痛くなるかと。
それと岩が濡れていると滑ると思われるので、天気の良い日を選んでくださいね(^^)/

hodakalove

miki-taniさん
返信ありがとうございます。
山を簡単にやめないように装備はしっかり整えました。
あまり寒くならないうちに、晴れを狙って行ってきます。