【信州100など】白砂山*野反湖 冬の訪れを一人占め(*^^*)
- GPS
- 07:33
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:29
天候 | 晴れのち高曇りのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●富士見峠利用の場合は、登山者の方は第一駐車場を利用するように案内がありました。 【野反湖方面冬季道路閉鎖】 ●冬季閉鎖は11月26日(金)午後3時〜 https://www.pref.gunma.jp/06/h2810053.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【本日の積雪状況】 野反湖までの車道および八間山辺りまでの登山道にも積雪はありません。標高を上げて山頂直下近くなると徐々に積雪が出てきます。また、日の当たらない樹林帯でも標高2000m前後はしっかり積雪がありました。 土日に入った方々の足跡がそのまま凍りついている状況で、スリップしやすい氷状の登山道でした。 今回、白砂山山頂まで滑り止めは着けずにつぼ足で登りました。ただし、個人的感覚としては、チェーンスパイクを履いたら楽そうだな感じました。結局は面倒さが勝ってそのまま登ってしまいましたが、積雪時の歩行については個人差が大きいので、雪に慣れていない地域の方やあまり雪山登山をなされない方などは、軽アイゼンまたはチェーンスパイクを持参することをお勧めいたします。12本刃までは必要無い積雪量でしたが、本日以降、更に積雪が増した場合は携行した方が無難です。 【コース状況】 ●富士見峠→八間山山頂:前日まで積雪のあった登山道で、雪だけが溶けた状態です。笹原特有の粘土質で滑りやすい登山道であり、八間山までのルートは最悪の泥濘でした。スリップ注意、ゲイター必須です。なお、ルート上からは野反湖が見えたり関東平野方面も開けており眺めは悪くありません。 ●八間山→黒渋ノ頭→中尾根ノ頭→堂岩分岐:八間山を過ぎると泥濘が少なくなり歩きやすくなります。ここから中尾根ノ頭まで、素晴らしい眺望を眺めながらの尾根歩きです。中尾根ノ頭からは積雪が目立ちました。氷状の踏み固められた登山道のため、スリップに注意が必要でした。 ●堂岩分岐→金沢レリーフ→白砂山山頂:堂岩分岐からも尾根伝いのルートとなります。風が吹くと通り道なのか、それまでよりも強く感じました。金沢レリーフまで一回標高を下げて、それ以降は最後の急坂です。転倒、滑落、低体温症に注意。 ●堂岩分岐→堂岩山→地蔵山→地蔵峠→堂岩登山口:堂岩山周辺は急坂です。また一気に樹林が濃くなり、積雪量がそれまでの尾根ルートに比較して多くなりました。日当たりが悪いため、歩かれている踏み跡も溶けておらず、しっかりと雪がありますが、凍結はしていません。柔らかい雪のままでした。軽アイゼンやチェンスパがあると快適に降れる程度の積雪量でした。 地蔵山周辺は緩いアップダウンです。水場分岐のところはビバーク適地でした。最後の方に渡渉があります。木製の橋が架けられていますが、川幅の半分しか架かっていないため、増水時には渡渉困難となると思われます。 ●堂岩登山口→野反湖湖畔ルート→富士見峠:途中まで車道を通過し、分岐看板のところで湖畔ルートに入りました。フラットで歩きやすい道ですが、所々に泥濘がありました。最後は富士見峠まで階段の登り上げとなります。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●草津温泉 御座之湯 とても綺麗な木彫の建物で、温泉旅館の雰囲気を味わえるような造りの日帰り温泉です。目の前が湯畑となっており、草津温泉の街並みも楽しめる立地です。温泉専用駐車場が見当たらず、近隣の有料駐車場に停めました。 外湯はなく、内湯のみですが、湯上がり後もゆったりとしたスペースの休憩室があったりとても寛げました。 大人600円なり http://gozanoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
チェーンスパイク
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感想
異動前に入れられていた終日web会議の予定がOutlook上にそのまんまだった事に先週気が付きました。そのお陰で、今の部署からのweb会議のinvitationはゼロのまま✨と言うことは、会議ないじゃん(^^)と気がついて、速攻で『休暇』と書き換えました。当然、お山のために取った有給1日。どこへ行こうかなと天気予報と睨めっこしますが、日曜日の晴天は残ってくれずに残念ながら晴れのエリアは少ない様子。そんな中でも新潟群馬方面は夕方までお天気持ちそうとなっていたので、今回は信州百名山の1つのくせに、何故だか群馬感丸出しの名山、白砂山を目指すことにいたしました(笑)
我が家から白砂山までは直線距離だとなんとたったの28km。にも関わらず、志賀高原奥地には車道が通じておらず、渋峠から万座温泉経由で回って1時間以上かけて向かわなければなりません。しかも!先週末の積雪により、その頼りの志賀高原の渋峠がなんと通行止に。。。この瞬間、上田市経由の嬬恋→長野原→白砂山登山口 という2時間半山道ルートで向かわざるを得ない形となりました。
それでもせっかく空いた貴重な平日、何が何でも登ってこようと気合いを入れて早朝出発いたしました♪♪
ドライブしながら朝日は拝めましたが、その後はみるみる高曇りに。高曇りのうちに山頂に着きたいなと思って淡々と歩きましたが、泥濘が思った以上に手強くて、一歩進んでは半歩滑って下がる、、みたいな感じでなかなか進みませんでした。積雪ルートに変わってからは泥濘よりも歩きやすく、なんとか景色の拝めるうちに白砂山山頂に到着することが出来ました!
月曜日とあって登山道はとても静か。登りでは1人に追いつき、下山時には1組とスライドしたのみで、あとは初冬の雰囲気を一人で満喫できる静かな山歩きが楽しめました(^^)
そして、せっかく群馬に来たのだからとついでに空いているだろう草津温泉にも立ち寄り。案の定、下山後の中途半端な時間帯に訪れると湯船は貸切状態でゆったり草津の湯を独り占め出来ました✨ 平日登山はやっぱりサイコーですね(^^) あー、こう言うことしちゃうと脱サラしたくなっちゃいますね〜(^◇^;) まだまだ働かなければ、、、ですが、平日登山し放題は密かな夢になってます(^^)
コメント
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白砂山〜佐武流山、雪のある時5月とかなら雪上を歩いてるレコあるんですよね。
気になっていました。
泥土の登山道、お疲れさんでした。ぐっちゃだ〜
温泉であったまる季節になってきたね♪
さすがhapiraさんも気になってた?白砂山から佐武流山の尾根。県境尾根だから絶対に歩けるはずなんだけど、確実に熊笹地獄だし、残雪期のわずかなチャンスを狙うしかないルートだよね〜。狙っちゃう⁉️笑
日本200や300はあと40年ぐらいかけてやろうかなと思っているのでいつか行きたい山リストにランクインしました。エチコマコメントは、真ん中ちょい左が中ノ岳でその左がたぶんエチコマのような気がする。たぶん。
「若い頃に群馬で働いていた時に仕事サボって」に一番反応しました。若いころ、横須賀で仕事していた時、一度ならず、毎日のように仕事サボって三浦半島ドライブしていたころを思い出しました。あの頃は若かったな〜。
異動したんだ!?苦手な営業から違う仕事に?
これからもどんどん平日登山ができるといいですね!
外回りは良くサボれたよな〜って今や懐かしい思い出です!営業の醍醐味でもあるよね(^^)
苦手な営業⁉️‥むしろ真逆よ、営業の鬼ですがな 笑
あまり好きではない本社マーケから脱却出来て、また営業部隊に戻れたところですよ〜♡みんなと楽しくお仕事させてもらってます(^^)
そっかそっか。逆だったね。営業に戻りたかったんだね!
おめでとう!
また、バリバリ営業しながら山登りも楽しみましょう!
※返信不要。
登山口まで、気合い入りましたね🚗
ぐんま県境トレイルって、信越トレイルに比べちゃうと
整備は少し残念だったりしますが、山岳トレイルだし、
自然相手なので、安易に歩くなって警告は出さざるを得ないのですね。
白砂から赤石も薮コギを強いられるようで、雪のある時ならイイのかなぁって思ったり。
そんなこんなも楽しめる力量が欲しいです。
脱サラ、コロナのお陰でまぢで考えちゃいます。
でも、仕事があるから山も楽しいんだと現実に戻ります
群馬県境トレイルは悪路ですよね〜💦整備が悪いと言うよりも、山域の土壌と植生の特徴というか、そっちの悪さのせいでかなり難易度上がっちゃいますね。その分、景色が良いトレイルなので、天気の良い時には低地では味わえない気持ちの良いトレイルが楽しめるから、歩く時を間違えないようにすれば素晴らしいのだと思います!
夏くらいにいつも笹刈りが入るので、その後が狙い目なんでしょうかね。でも年によってそのタイミングが9月になったりしてるようで、基本的には期待薄ですね😂藪漕ぎ覚悟で行く方が無難かな〜って思います。このエリアの雪深さは、なかなか残雪期に歩こうとは思えないヤバさがあるので、難しいところですね💦
>信州百名山の1つのくせに、何故だか群馬感丸出しの名山、白砂山
群馬感丸出しとはまた過激な表現ですね(笑)。例えば茨城の山が「茨城感丸出し」と言われたらと思うと...(笑)。でも確かに群馬感しかないですよね。
私も白砂山登ったときは「群馬の山」という認識でいましたから。
白砂山、定番の?シャクナゲの季節に歩きましたが、イイ山ですよね。易しい山というイメージでしたが、意外とキツイなと思いました。
山頂がちょっとショボイかな?
しかし、10月なのに準雪山とは、早いですね。←とこのレコの時点で思いましたが、その後を見ても今季は色んなエリアで雪が降るのが早いようですね(←最終的には暖冬・少雪だったというのもアルアルなので読めないですが)。
最後に、
>平日登山し放題は密かな夢になってます
とおっしゃいますが、実際そうなった身から言うと、「別に今日じゃなくてもいっか」ってなりがちなので、意外と行き放題でもないんです(笑)。
まぁ、私ぐらいになると年齢のせいもあり、山に賭ける情熱の低下もあると思うので、仮に40代でそれになったら本当に行き放題になるでしょうが、働き盛りの40代にはそういうシチュにはならないですもんね。
やはり「貴重な休みを活かそう」ということで、そこに熱量を集中できるからこそなんだと思います(仕事をしていた頃の私の登山がそうでした)。
そうそう、志賀草津道路の冬季閉鎖、あれ何とかなりませんかねえ。
それこそ長野県と群馬県が経費を折半して?とか。
そこまで豪雪地帯でもないと思うのですけどね。
※もっともそうなると関東からの客が増えて志賀高原のスキー場が混むかな?
にしても、ご自宅から28キロしか離れていないんですね、白砂山。そこに数時間かけて、とはご苦労様でした。
私なら確実に「やーめた」でした
念のため「群馬間丸出し」には悪意は全くございません(^^;群馬の方に誤解を与えていたらごめんなさいm(__)m
夏はシャクナゲがきれいなんですね~!確かに、見た目以上にアップダウンが多くて地味に足腰に来る山だと感じました。山頂は景色は抜群ですね!ちょっと狭いですが、夏にそのまま県境トレイルを抜けていくと素晴らしい稜線歩きだろうなと思いました。
自宅から28キロは直線距離ですが、でも、、、こんなに遠いなら歩いたら良かったな(笑)って一瞬思いました!
志賀草津道路は昔から閉鎖区間で今後も変わらないとは思いますが、一部のスキー場関係者情報によると、草津と渋峠間を同じリゾート地区として再開発する構想があるようですね。実現すれば、比較的行き来しやすい場所になるかも知れませんが、渋峠から横手まで車道が通じない場合は、スキー等の機動力だけで移動する羽目になるのは変わらないのかも知れません。
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