入道ヶ岳宮妻新道開通50周年なんだけど、ゆるゆるの林道コースで

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.9km
• 登り: 698m
• 下り: 695m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:11

8:49 宮妻峡駐車場
9:42 水沢峠登山口
9:49 奥ノ沢登山口
11:38 宮妻新道 林道・宮妻峡キャンプ場分岐
12:00 12:10 入道ヶ岳
12:20 宮妻新道 林道・宮妻峡キャンプ場分岐
13:23 奥ノ沢登山口
13:27 水沢峠登山口
14:00 宮妻峡駐車場

天候

曇ってた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　公共交通機関：近鉄「四日市」駅から宮妻口までバスがあります。宮妻峡キャンプ場まではバス停から林道を40分。
　登頂後反対側の椿大神社に下れば、「四日市」駅行きのバスがあります。
　車：新名神菰野ICより40分。宮妻キャンプ場駐車場。50台はいけるでしょう。

コース状況／危険箇所等

　林道は問題なし。山道は少々荒れてます。

写真

　今日は宮妻峡でバーベキューやります。始まるまで散歩で時間つぶしです。

　枝被りのヤマガラ。

　50年前ナタ、ツルハシをふるって宮妻新道を開拓したメンバーがこちら。（カンケーない人も一人います。）ここはキャンプ場の受付所。
　管理人がメンバーの一人で毎年春、秋集まるの。今年はリーダーがもう長くないから、同じ空の下で最後に皆に会いたいということで早めに集まった。　
　毎年そう言ってる気がするんだけど。
(。´・ω・)?

　翌朝、ちっとも起きてこないのでキャンプ場を見回ってみた。

　山を細々続けてるのは私だけなんだよねぇ。

　じじが付いてくるというので、林道コースで入道ヶ岳を目指す。50周年なんだから新道行くべきだけど、じじにはハードル高いんよ。

　実りの秋だなぁ。

　ナギナタコウジュ。

　鎌ヶ岳見えた！

　アトリの群れがいたよ。こっち向いてぇ。

　林道の終点。2時間もかかってしまった。じじのせいだ。(~_~)

　ようやく山道。

　あっ！リンドウ！

　雰囲気がいいでしょう？

　ドウダンツツジも色付いてるし。

　左から鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳。

　左の山は雲母峰。四日市市が見えます。

　左の薄い踏み跡から来た。ここで新道と合流。

　仙ヶ岳は双耳峰。あら、お山の杉もなかよく並んで。

　井戸谷を登ってくるハイカー。最後のこの急登、苦しいでしょ？もうすぐだよ、ガンバれ。

　そして山頂。あ、なんかヤバイとこ撮っちゃった。(;・∀・)

　帰り道、新道の方を眺めて、たそがれるじじ。
　毎週末、藪を刈り、ステップを切った若き日を思い出しているのでしょうか。

　あれ、この花SNSでよく見かける人気の花だ。

　えー、こんなにちっこいとは！

　おー、よく見るとあちこちにリンドウが。

　このくらいの色合いならキレイだね。真っ赤になるとなんか毒々しい！

　あんまり歩かれてないから、足元悪い。文句言っちゃいかんけどさぁ。

　完成時、毎日新聞に載せていただきました。記者さんも一緒に歩いてくれました。

感想

shinaihito

　えー、宮妻峡から宮妻新道を利用してくださる皆様まことにありがとうございます。

　この新道は実は我々7人が50年前に開拓したもの。開通して、あとは野となれ山となれ、とほったらかしにしてあったのですが、（結婚、子育て時期に入って全員山から遠ざかってた。）いつのまにやら、しっかり定着してガイドブックにも記載されてます。
　
　宮妻峡から直接入道ヶ岳に登れるルートがあればなぁという誰かさんのつぶやきで一念発起。4か月で完成させました。登山道入口の大きなケルンは最後にコンクリをこねて建てたものです。
　

　7人全員もう人生の終盤に差し掛かって新道を歩くこともままなりませんが、どうぞ末永く愛用していただきたく、この場をお借りしてお願い申し上げます。

コメント

どくごじへい

shinaihitoさま　こんばんは。

昨年入道ヶ岳に行ったとき通った道がそのような経緯であったとは、びっくりしました。
あのルートがあればこそ、入道ヶ岳から鎌ヶ岳までの周回が現実的に考えられるように思います。野とも山ともならなかったのには、大きな理由があったのだと思います。
今後も大事に歩かせていただきます。

ありがとうございました。

shinaihito

dokugo-jiheiさん
　うれしいコメントありがとうございます。
　当時の私はメンバーの中で一番若かったし、御在所以外の山をあまり知らなかったので、よく意義が分からずに参加していました。
　そうですね。周回できるのは大きな利点ですね。登山口の渡渉がネックになっていますが、何回木橋を造ったり、ロープを張っても流されてしまうんです。仕方なく靴を脱いで渡ったこともあります。

　登山道が存在できるのも歩いてくださる皆様のおかげです。重ねてお礼申し上げます。