奥三方山(おくさんぽうやま)


- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
07:37 登山口
09:12 鏡池分岐・・標識等は有りません
09:35 奈良岳分岐
09:49 奥三方山(1,601m)
10:45 奈良岳分岐
11:09 鏡池分岐
12:32 登山口
13:52 駐車場所
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・さらに直海谷川沿いを4kmほど進み(途中一か所鎖ゲート)河原横の少し開けた ところに駐車する。 ・四駆車ならもう少し進めると思うが無理をしない方が良い |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト等は周辺にはありません。トイレはセイモアスキー駐車場横を使う ・駐車場所から登山口までの林道跡には崩壊箇所あり落石箇所あり渡渉箇所あり 藪あり倒木ありです。注意が必要です ・登山口と奈良岳分岐にある標識はいずれも倒れた状態で見逃さないように ・登山道は手入れがほとんどされていないのでしょう。踏み跡も不明瞭な箇所も 多く藪こぎも多々あります。崩落個所などの危険場所はありませんが道迷いだけ が心配です。この時期落ち葉で踏み跡が隠れて分からない場所も多い。 ・山頂部も刈り払われた様子もなく藪状態です。 ・お風呂はスキー場横にある白山市営公共の宿「ふるさと保養センター清流」が 近い。入浴料¥370 |
写真
感想
林道跡は危険な場所が何箇所かあります。登山道は踏み跡の分かりにくい所が何箇所もあり全体的に危険度が高いと感じました。
林道跡の長い歩きと登山道の不整備状況もあり登山者も敬遠しているのでしょう。本日の登山者は私だけでした。山自体は手つかずのブナ林と気持ちの良い尾根歩きと展望の良い山頂は格別である。
登山口から急登を登り1,350mのピークを巻くように進む。尾根筋に出るまでで2〜3度踏み跡を見失う。少し戻り登山道を探し直す。
1,310m付近の尾根筋を右へ向かうがこの辺も笹で覆われ分かりにくい場所である。何箇所か木々にピンクテープが付いている。それを探しながら進む。
尾根筋から山頂までの登山道の8〜9割が笹に覆われた道である。背丈を越す場所もあり膝ほどの箇所もある。
ただ、この辺から左手に犀川上流部の山々が木々の間から見える。高度を上げて行くにしたがい県境位置の見越山、奈良岳の山々が近づいて来る。
ブナの木々にはカラ類の鳥が群れで飛び交う。
鏡池への分岐は溝状の箇所を少し進むと開けた場所に池が見える(下山時に寄る)。溝状の降りた場所の少し上に登山道は続いているので進む。徐々に奈良岳が近くなって来ると奥三方山への分岐は近い。
分岐を右に進めばシャクナゲの木も出て来てしばらくで山頂に着く。山頂は決して広くはない。藪で覆われた状態だ。
ただ、見晴らしは最高である。白山や周辺の山々はもちろん、北アルプスの山々や立山周辺の山も見える。
下山時は登りの記憶を頼りに1,250m付近まではなんとか迷わずに来れた。
この時前方の山影からウォーと言う声が聞こえる。人間とも獣ともつかぬ声に一瞬ひるむ。
キノコ採りに山に入っていた地元の方であった。その方も上の方でガサガサと足音がするので威嚇の意味で声を出したようである。
少しお話をして先に進むがしばらくして踏み跡が分からない場所がある。その方が降りて来るのを待ちお聞きして無事登山口に着く。さすが歩きなれた山なのでしょう。○○さんありがとうございました。
あとは長い林道跡を駐車場所まで歩くが、せっかくなので草木や風景を楽しみながら下る。
直海谷川で靴を洗いスキー場横にある風呂(保養センター清流)に向かう。口三方岳の登山口には8台の車が停まっている。早く降りて来たのでゆっくりと湯に浸かり帰途に着く。
追記:時間にも余裕があったので山頂からの下りで分岐から奈良岳に向かう。しばらく進んで見たが難路でもありリュック横のペットボトルをブッシュの下を潜ったときに谷底に落としてしまいそれ以上進むのをあきらめる。
目前の奈良岳を仰ぎ見ると君には10年早いと言っているようであった。リュック内にはまだ1L以上あり問題はなかったが。
鞍部まで下って180m程の登り返しのようでコースタイムでは往復2時間弱なのだろうが私には遠かった。ただ、現状の登山道状況でそれ位の時間で往復出来るかも疑問である。残雪期なのかもしれない。近くには右足の登山靴の裏底部分が落ちている。最近の物ではない。いつ頃の物なのだろうか?この人はどっちの方向にどの様にして帰られたのだろうか?
次回があるかどうかは分からないが無茶をする歳でもなく無事下山することが大切である。
コメント
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拝見しました。
素晴らしい山行ですね。
体力も勇気もさすがです。
私も今年春、目指したのですが、林道難所,杷埖爐任后
林道難所△皚も記憶にはないですね。
最後に歩いたのは5〜6年前になりますが当時と比べると荒廃が進んでいるようです。
奈良岳ー奥三方山も先月奈良岳山頂から覗いた限り笹薮が深くて私には無理でしたね。
残雪期限定と思っていましたがokiaさんなら楽勝かもしれません。が、
老婆心ながら安全な山行を続けてください。
okiaさんのレコは私には面白くてずいぶん入ってしまいます。
私も強い脚がほしくて頑張ったのですが、度が過ぎて今は謹慎中です。
楽しみにしています。
こんにちは kumanoteさん
コメントありがとうございます。
奈良岳では大変でしたね。私も何度かこむら返りの経験はあります。
あの時の痛みは確かに「う〜〜〜
幸いにまだ登山道では起きていません。よく歩いて来れましたね。
kumanoteさんの写真で奥三方山も写っていたのを感慨深げに見させ
ていただきました。
今日、市内から山を見たら大門山は少し白くなっていました。奈良岳
や奥三方山も冠雪しているのでしょうね
先日行って良かったです。
今後ともよろしくお願いします
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