燕岳 〜雪景色の北アルプス・燕山荘テント泊〜
- GPS
- 09:53
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見ベンチからちらほら凍結路が出始め、合戦沢ノ頭以降は雪道。当方、登りは燕山荘まで滑り止めなし、下りは早朝で凍結部もあったため、富士見ベンチまでチェーンスパイク装着しました。 |
その他周辺情報 | 日帰り専用野天風呂「湯原の湯」800円:登山口にある露天風呂。お湯はぬる目で、洗い場も野外のため寒かった。 |
写真
感想
当方、賑やかな山域はあまり落ち着かないので、登山歴が長い割には、上高地や槍・穂高、燕などのメジャーなところに行ったことがありませんでした。
しかし、雪の情報もちらほら入ってくるこの季節の平日、流石に静かな登山とテント泊が楽しめそうと思い、北アルプスの女王と言われる燕岳にテント泊登山に出かけました。
朝7時に中房温泉の第一駐車場に車を止めました。シーズンオフの平日なのに、もう空きがあまりなく、やはり人気の山であることを実感しました。
本当は先日買い求めたファイントラックのツェルト1でUL登山を目論んでおりましたが、流石に2700メートルの稜線で雪上ツェルト泊はハードル高すぎだろうと、いつもの重いテントを背負って、スローペースで登ります。それにしても結構入山される方が多く、次々と抜かれます。皆さん軽装なので、日帰りか燕山荘にお泊まりなのでしょう。
登山路は、難しい所はなく、淡々と登ることができます。合戦小屋のあたりは既に雪が着いており、滑り止めをつけるか悩みましたが、結局、燕山荘までノーチェーンで行ってしまいました。
小屋でテント泊の受付をして、サイトに行くと、1張りのみでした。流石にこの時期、この場所で野営はないよなあ、と思いつつ設営。結局この日は3張りのみで、静かなテント泊となりました。
設営後、チェーンスパイクを履いて、燕岳を往復しました。有名なイルカ岩も実際に見ることができました。槍ヶ岳を始め、この夏登った鷲羽岳など、北アルプスを一望できる燕岳、人気の山となるのも納得です。
日の入りと同時に気温が急激に下がり、風も吹き出してきたので、小屋で日本酒を買い求め、テント内で籠城を決め込みました。熱燗で体を温め、カレーを食べ、バーボンをちびりとやり、シュラフに潜り込みました。今回、モンベルの#0を持ってきましたが、正解でした。流石に暖かかったです。
翌朝、氷点下5℃、日の出撮影の準備に外に出ると、テント場の上の方で「ぐわっ、ぐわっ」という鳴き声、その方向に行くと雷鳥でした。お腹が冬毛、それ以外は夏毛のハイブリット状態。撮影を試みるも、望遠レンズはなく、かつまだ暗いので、鮮明に撮ることは敵いませんでした。
6:15に日の出を撮影し、その後すぐにテントを撤収。7:20に下山を開始しました。チェーンスパイクを履いた雪道の下りは本当に楽です。順調に合戦小屋に到着し、昨日撮り忘れた鬼の看板を撮影し、10:00に無事下山しました。今シーズンの遠征はこれで終わりですね。来月はやっと順番が回ってきたワクチン接種が2回あるので、大人しくしている必要がありそうです。最高の景色を見ることができ、良い〆の山行となりました。
私も人が多いところが苦手なのでわかります。(かつてのディズニーランドとか人が多すぎて酔ってしまう)
個人差は大きいと思いますが、ワクチン接種1回目はあまり影響ない方がほとんどだと思います。
私はモデルナでしたが、1回目は腕が痛かったぐらいで他はなんともありませんでした。
以前お会いした冬の飛龍山は静寂に包まれていて良かったですね。
ワクチン (ファイザーです・・・)の副作用が軽く済めば、日帰りで奥多摩ハイクしてみたいと考えております。
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