石鎚山は、all mighty
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 565m
- 下り
- 565m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
メインの登山道はしっかりと整備が行き届き申し分ない。ベンチ3からの東陵ルートはほとんど未整備で道迷い、転落の危険あり。 |
その他周辺情報 | 10月の紅葉時期は登山者でいっぱいであった。今年の紅葉は早く、この時期には山頂付近には積雪があった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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備考 | 体重増により岩壁を自力で登れず、情けなかった。 |
感想
西条市の湯之谷温泉に宿泊。4時10分起床、5時出発。土小屋登山口には7時前についたが、さすが、車だらけであった。メインの駐車場は満車で、少し下のサブ駐車場に車を停める。今日は、昨日とは違って快晴だ、秋晴れである。土小屋からの登山道は整備がしっかりされており、安心して歩ける。石鎚山が親しまれている理由がわかる。登山客はこの時間から多い。私は、昨日の登山の影響が腱鞘炎の左足首にまだ残っており、最初から苦しい登山となった。標準時間ではとても歩けず、先が思いやられる。
第3ベンチに来て、少々休憩する。ここからさきが2019年版山と高原地図からは消えてしまった東陵ルートを進むことになっている。石鎚山を何度も登っているパートナーがなぜこのルートを選んだのかを理解できたのは、下山してからとなる。整備されたルートとは分かれ、いきなり笹藪の中を入っていくや否や、道もはっきりしない崖のようなところを登ったり、笹をかき分けないと路面が見えない上に、バランスを崩すと転げ落ちてしまうような崖の斜面の危険な道を登っていったり、とこれまでの行き届いた道とは全く異なるルートとなった。が、小高いピークに到達すると突然、石鎚の岩壁が目の前に表れ、圧倒された。これを今から登るのか。左足首の不安を抱え退却も視野に入れていたが、今通ってきた険しい悪路を戻るのはとても無理な話で、今は前を進み、岩壁を上り詰めるしか選択肢はなかった。
岩壁登山の前に小休止。ここで、情けなくも私は、ザックの飲料などをパートナーに背負ってもらい、登山を開始することとなった。パートナーは私の歩みののろさに見るに見かねて、ということである。おかさまで、ザックが軽くなり、登攀は明らかに楽になった。笹の根元をつかみ、見る見るうちに登れたのではないか、と思う。が、最上部は岩壁をフリークライミングの要領で、出っ張りや溝などに手足を入れ一気に登る箇所がいくつかあった。ここでも、私は情けなくも、何度が自力で登り切れず、後ろからパートナーに押し上げてサポートしてもらうこととなった。体重増がかなりマイナスの影響を及ぼしていたのは明らかである。猛省であった。山頂付近は、前日の降雪が残雪となっており、おそるおそるの歩みとなる。滑ったら本当に落ちてしまう。そんな感じでありばがらも登山口から4時間で南尖峰に登頂できた。南尖峰はパートナーによると天狗岳と並び最高峰であるとのことであるが、ここには残念ながら標柱は何もなかった。でも今日は快晴だ。北に瀬戸内海が見える。西条の街は当然よく見え、西の方に目を向けると松山の街も見える。東は瓶ヶ森、伊予富士、西は二ノ森、堂ヶ森、南は山々が見えた。引き続いて天狗岳へ向かう。最高峰の岩稜部の樹々にはほぼ溶けてしまったが霧氷の名残が見受けられた。天狗岳には、標名板が2枚あり、写真に残せる。もう、登山客でいっぱいだ。順番に写真を撮っている。そのまま弥山へ移動する。弥山の最高峰は神さまの領域のため立ち入れない。弥山は完全に人だらけ。西日本の山をこれまでいくつか登ったが、山頂にこんなに人がいるのは初めてである。高尾山のにぎわい、とは言わないが、その80%くらいのにぎわい度はあったのではないだろうか。
にぎやかな弥山山頂を早々に引き上げ、下山する。下山は土小屋ルート分岐までほぼずっと階段であった。しかも、工事現場などでみられる鋼製の階段や、歩廊も使われより安全な登山道として整備してあり、かつ上りと下りがきちんと分かれている。
石鎚山は老若男女が登山できる親しみやすさはこういうところにも生かされていた。と同時に、パートナーが登りに東陵ルートを選んだ理由もここでわかるのである。
土小屋には14時30分過ぎにもどり、石鎚山登山は終了。かなりの満足である。険しい登山もできれば、観光名所としての山頂も楽しめ、また、修行の山でもあり、この山の奥の深さを感じた。次回は自力で登攀できるような体力を取り戻してあらたに挑戦したいと思う。
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