空木岳(Yamachanのリベンジ山行)
- GPS
- 11:03
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,927m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
4:45池山林道駐車場 - 5:05林道終点登山口 - 5:30タカウチ場 - 6:10池山小屋水場 - 7:50迷い尾根 - 9:00空木平分岐 - 9:30駒石 - 10:00駒峰ヒュッテ - 10:10空木岳山頂10:20
【復路】
10:20空木岳 - 10:25駒峰ヒュッテ(昼食)11:30 - 11:50駒石12:05 - 12:25空木平分岐 - 13:50マセナギ - 13:55尻無 - 14:15池山小屋水場 - 14:35池山山頂 - 14:55タカウチ場 - 15:05篭ヶ沢岩窟(寄り道) - 15:20林道終点駐車場 - 15:45池山林道駐車場
【総行動時間:11時間】
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
池山林道駐車場(登山口1.7km手前)に駐車。10台程度駐車可能。 そこから先は通行止めとなっており、林道終点の登山口まで20分程度歩く必要がある。 この日は凍結・積雪はなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・池山林道途中の駐車場〜登山口までは未舗装の林道歩き。 ・登山口〜池山小屋までは歩きやすい遊歩道が続く。 ・池山小屋の水場の水は豊富。 ・大地獄、小地獄は痩せ尾根、かつ岩場、クサリ場があるので注意が必要。 ・空木平分岐手前の北斜面〜空木岳山頂までの尾根道は固く締まった雪道なのでアイゼンは必須。(当方は軽アイゼンで登ったが10本歯以上が欲しくなる局面もあり) ■ドコモ電波状況 ・全般的に電波は良く入る ■温泉情報 ・駒ケ根ICから木曽駒ケ岳に向かう途中にある「こまくさの湯」を利用。 ・温泉のみだと大人一人600円だが、食事付きで1,000円のチケットがお得。(名物ソースかつ丼もあり) ・温泉は広く、露天風呂もある。(男女入替制) |
写真
感想
2週間前の10月27日、今日と同じように松本に前泊して空木岳を目指した、が、Yamachanの体調不良により登頂断念。(自分は登らせてもらったが…)
山頂まで残りたった100mというところで撤退することとなった。
今回はその時のリベンジ山行。
Yamachanは前回の反省点を踏まえ、万全の態勢で臨むとのこと。
がんばってください。
ともあれ、午前中の方が天気が良さそうなので前回より早く4:45に駐車場を出発。
ヘッドライトを灯しながら歩く。
前回歩いている道なので暗くても不安はない。
池山小屋の手前くらいで明るくなってきた。
南アルプスの稜線が赤く染まる。
そして樹林帯の中で迎える御来光。
2週間前と比べると木の葉がなくなり森の中にも日の光が入りやすくなっていた。
空木平分岐の手前の北斜面に入るといよいよ雪が増えてきた。
降りたての雪を想定していたが、一度融けた雪が凍って滑りやすい状態となっていた。
念のため持ってきた軽アイゼンを装着し、軽快に登っていく。
稜線に出ると想像以上に雪の量が多くアイゼンがなければ撤退を余儀なくされるところだった。
稜線では澄み切った青空、輝く白い雪、素晴らしい眺望という絶景が待っていた。
頑張って早起きしてよかった。
そんな景色を楽しみながら久しぶりにアイゼンと雪の音を楽しみながら山頂を目指す。
前爪がないのでフラットフッティングを特に意識する。
風もあまりなく寒さはそれほど感じない。
いよいよ空木岳山頂に到着。
他に人はいない。
前回見れなかった御嶽や槍穂高などはもとより、遠く白山まで見える。
まさに360度の展望。
そして眼下には素晴らしい雪景色。
2週間経つと同じ山でもこれほどまでに表情を変えるものなのか。
駒峰ヒュッテに戻り、のんびり昼食をとる。
久しぶりにコーヒー豆を持ってきたので御嶽山と木曽駒ケ岳を眺めながら贅沢な時間を楽しんだ。
帰りは前回同様にこまくさの湯に立ち寄り、駒ケ根名物ソースかつ丼ともつ煮でお腹を満たした。
次はぜひともバックカントリースキーで滑ってみたいと思った。
空木岳、2週間前に体調不良で頂上直下の駒峰ヒュッテで敗退。Sanchanが頂上に登る背中を小屋の壁にもたれて見送ってました。
空木岳の雄大さを堪能できる、距離が長く変化に富んだ道程。
やっぱり頂上踏みたい!
・・・ということで、Sanchanにお願いし、今回のリベンジ登山となりました。
今回は前回のテツを踏まないように、
1.前泊し、深酒禁止。早寝。
2.登山中は、お腹がすく前にちょこちょこエネルギー補給。
3.行動中の標高にあわせたこまめな温度調節。
・・・を徹底。万全の態勢で臨む。
まず、松本のビジネスホテルにて3時半起床。うーん、いい目覚め。前日の缶ビールを1本に抑えたおかげだ。
駐車地点では久しぶりに仰ぐ高所での夜空。満天の星空。気持ちがはやる。
歩き始めて間もなく林道で、カモシカの子供に遭遇。おはよう。何やら、良い兆し。
Sanchanの先導で登る。うん。いい感じ。息も乱れない。発汗も少ない。一歩一歩の段差も苦にならない。
ほぼ1時間毎にカロリーメイト、パン、バナナ、地元銘店のおまんじゅうなどを少しづつ食べる。
迷尾根を過ぎた北側斜面に登山道で降った雪が凍結。軽アイゼン装着。備えあれば憂いなし。うんうん。
固く締まった雪の稜線を歩き、駒峰ヒュッテ到着。ここでダウンを羽織り、雪山用の耐寒手袋を装着。大げさ?いやいや、寒がりの私は今回は万全を期したいのです。
小屋から頂上へはほんの100m。前回はなぜかこの距離を断念してしまった。
さくさく雪を踏みしめて・・・やった!頂上!
360度、遮るものなし。早起きして良かった!寒さも忘れ、眺めを堪能。
ありがとうSanchan!
今回、完登できたことで、自信を回復。
やっぱり山をなめてちゃだめですね。前日からの心身の準備がものを言う。
さあ、Sanchan、次はどこ行きましょう?
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