白馬岳: 猿倉→白馬山荘→栂池ヒュッテ
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,891m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
写真
感想
コースは猿倉→大雪渓→白馬山荘→三国境→白馬大池→栂池。白馬山荘で一泊という山行。
猿倉で、アイゼンはいらないという情報をもらい、登山道へ。序盤は林道と少しの樹林帯で、1時間ほどで白馬尻に。ハイシーズンはここから大雪渓に入るようだが、この季節大雪渓はだいぶ短くなってっている関係で、まだしばらくは歩きにくい秋道を進む。横には大きく亀裂の入った雪渓が広がる。
しんどい秋道からようやく雪渓に入る。落石に気をつけながら登っていく。雪渓の表面は硬い氷になっており、アイゼンがあった方がはるかに安心感があったと思う。雪渓はものの20-30分で終わる。
そこからは永遠にも感じられた岩場の急登が始まる。雪渓前の秋道の疲労もあり、なかなか足取りが重い。それまで曇りだった天気も、途中から崩れはじめ、強風と少しの雨に打たれながら頂上山荘に到着。天気も悪いため休憩せず、今日の宿の白馬山荘まで急ぐ。
ようやく白馬山荘に到着。コースタイムは7.5時間近かったと思う。
どんどん天気は悪くなり、一晩中暴風とあめがふりつづけた。
翌日、6時に山頂を経由して、栂池の方へ降りる。視界は5-10mほど、強風と少しの雨に降られながら集中して降りる。三国境の前あたりで、ようやく初めての登山者とすれ違うものの、3人に抱えられた一人の男性登山者。何があったのだろうか、無事を祈りながら足を進める。
途中ザックを発見。おそらく先ほどの登山者のものだろう。視界不良と天気の悪さは変わらず。
小蓮華前あたりからようやく視界が回復。急に現れる前方の稜線。6時から緊張感を持って歩いてきたため、ようやく少しだけ気持ちが楽になる。そこからは晴天に。山の天気は本当にわからない。白馬大池までの稜線歩きを楽しむ。
大池のベンチでコーヒーを淹れしばし休憩。
そこから乗鞍→木道までは、大きな岩の岩場。急登、急降も多い。苦手意識がある自分はだいぶペースが落ちてしまった。
歩きやすい自然公園の木道もすぐに終わり、そこからは樹林帯を栂池ヒュッテまで降りる。昨日からの疲労が影響してか、このパートが今回の山行で一番キツかった。
1か月経った今、思い出しながら書いたが、自分の課題がはっきりとわかった山行だった。山自体は、雪渓、岩場、急登、急降、稜線と、バリエーションに富んだコースで飽きさせられることはなかった。もう少し余裕ができたら、非常に素晴らしいコースなんだろう。トレーニングを積んで、また帰ってきたい山。
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