燕岳・雪山快晴
- GPS
- 06:13
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:13
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
午後からキャンプしにいく予定だったが、あまりに天気が良さそうなので、短めの山を登りに行くことに。ハイシーズンでは駐車場に停められないのでこれない、燕岳へ。
午後からのキャンプを考えると早めに行動したい。5時くらいから登りたいと思って出発したが、到着したら4時。まあ、待つのも馬鹿らしいので、そのまま歩くことに。というか、あと1時間早ければ、山頂で日の出が見れたんじゃ?と若干後悔。
久しぶりに真っ暗の中、ヘッドライトで登り始める。それでも人気の山だけあって、先行している人たちがいた。それもあり「怖さ」みたいなものは感じない(笠ヶ岳とかの林道は結構怖い)。
何とか合戦小屋超えたくらいのところで日の出になれば、モルゲンロートがみえるかも、とか思っていたが、そんなにペースが上がらず、間に合わず。かろうじて、木の間から大天井近傍の山々の赤く染まった姿をみることができた。満足。
合戦小屋までは登山道に雪は少なかった(若干あったが、気をつければ問題ないレベル)。合戦小屋まで到着するとカレーのいいにおいが。でも、まだオープンはしていない。
ここのベンチでチェーンアイゼンを装着して、出発。正直、樹林帯抜けるまではアイゼンいらないレベルだったが、落ち着いてつけるなら合戦小屋でつけてよかった感じかな。
稜線からは、雪道になるのでしっかりアイゼンを使って進む。この日は、風もなく、日陰の樹林帯より暖かいくらい。快適な条件で燕山荘まで到着。雲ひとつない晴天で、絶景をおがめた。やはり、きてよかった。
朝一で、小屋から出発する人たちが大勢いたが、その中に混ざって山頂目指す。ここ1ヶ月の間に、蝶ヶ岳→常念岳→燕岳と徐々に北上してきたが、やはり見える景色が違うのは面白い。燕岳は、槍から穂高方面を縦に見る感じがして面白い。穂高を近くに感じたいなら、蝶ヶ岳だが、どっちも甲乙つけがたい。
風もなく、気温も低すぎもせず、ここ1ヶ月で一番のコンディションだったが、こんな日に限って午後から用事入れてしまったのでのんびりせずに下山。
・・・しかし、この午後からの用事で焦っていたのか、下山していき、あと10分くらいで登山口というところで、転倒してしまった。いつもなら、足を滑らして、尻餅をつく感じだが、前方向にこけてしまった。はっきり覚えていないが、足が滑ったあと、バランスをとろうとして失敗、さらに手をついたが、勢いが止まらず、さらに頭が石に当たる!やばい!と思ったら、ガツン。やっちまった、と思って頭に手を当てたが何とか血は出ていない模様。
手の指と肩、膝に痛みを感じつつ、何とか起き上がる。手は、傷ができて、皮がむけていたが、ほかは何とか大丈夫そう。頭は額の部分にかるいコブと擦り傷で赤くなっていた。帽子は被っていたのに擦り傷できていたので、帽子なかったら出血していたかもしれない。正直、ゾッとした。あと、めがねのレンズに傷が入ってしまい、ダメにしてしまった。これも、めがねなかったら、まずかったかもしれない・・・
山歩きしてそこそこの時間経ったが、頭から転倒したのは初めてだと思う。いつも、「(頭からいったら)怖いな」と思っていたが、現実になってしまった。不幸中の幸いで、自力で下山できるレベルだったが、改めてリスクのある趣味しているのだな、と思い知らされた。
怖い思いもしたし、めがねもダメにしてしまったが、取り返しのつかないレベルではなかったし、絶景を拝めたので、良し(?)とする。
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