古鷹山 (江田島 切串→旧海軍兵学校)

2021年11月03日(水) [日帰り]

• GPS: 03:28
• 距離: 7.1km
• 登り: 613m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:41
• 休憩: 0:47
• 合計: 3:28

距離 7.1km 登り 613m 下り 605m

7:42 切串港
8:00 8:01 クマン岳登山口
8:39 8:40 ３５０頂
8:52 9:02 クマン岳
9:10 9:16 帆立岩
9:23 クマン岳／古鷹山分岐
9:35 ３６１頂
9:41 木段道分岐
9:50 10:17 古鷹山
10:20 下山道（切串方面）
10:26 376mピーク
10:29 10:30 奥小路ルート分岐
10:59 11:00 奥小路登山口
11:10 海上自衛隊第一術科学校前

天候

晴、ほぼ無風。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

広島港(宇品港)から船で切串港へ。帰路は第一術科学校前から小用(こよう)まで江田島バス線、小用港から呉港まで船。航路はほかにもあるので、いろんなルートを組めます。
広島港へは市内電車利用。呉港へはJR呉駅から徒歩。

コース状況／危険箇所等

一般登山道です。
●切串からクマン岳までは、あまり人の手が加えられていない山道らしい道でした。最初の尾根の取付に分かりにくい箇所がありますが、地形図やGPSをちゃんと見ていれば問題ないと思います。路面は全体によく踏まれており、花崗岩がザレて滑りやすい急勾配箇所(複数ありましたが、どれも短いです)にはロープが下げられています。
●クマン岳から先は全体に、階段あり舗装あり、岩場には鎖ありロープありの大変よく整備された道でした。

その他周辺情報

●下山後に海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)を見学するのも面白そうですが、現在は事前予約が必要です。呉港そばには大和ミュージアムなどがあります。
●港や島内での食料調達や食事は、場所が限られるので要注意です。

写真

11/3 7:01

広島港で船を待っています。休日の早朝ですから釣り師は数人おられましたが、登山者は自分一人。

11/3 7:22

仁保島を過ぎると船の前方に江田島の山々がどーんと迫ってきました。

11/3 7:37

切串桟橋で下船。ここから登山開始です。

11/3 7:43

桟橋から内陸へまっすぐ、町の中へ分け入ります。道標が少ないので、GPSか地形図があった方がいいかもです。

11/3 7:56

秋の日だまりのルリタテハ。もうすぐ冬越しですね。

11/3 7:57

みかんがたわわに実っています。瀬戸内の秋。

11/3 8:00

車道の終端は広場になっていて、そこにいよいよ登山口の標識。この後すぐ尾根に取り付きます。テープがないのでつい谷に誘われそうになりますが、よく見れば斜面を急登する道がちゃんとついています。

11/3 8:19

主稜線の鞍部に出ました。標高約260m。ここからは尾根伝いに南下します。

11/3 8:26

岩場にさしかかると視界が開けることがあります。広島の町が見えました。

11/3 8:37

クマン岳以北の道はザレた急坂が数ヶ所ありました。スリップ注意。ロープが垂らしてあって助かります。

11/3 8:46

稜線にいくつも現れる巨岩。こういうところは厳島と同じですね…

11/3 8:53

クマン岳頂上です。広場になっていて、三角点もありました。

11/3 8:54

クマン岳頂上から西の眺め。能美島の北端と、その向こうは厳島。

11/3 9:10

帆立岩。これはなかなかの景勝地でした。

11/3 9:13

下から見上げた帆立岩。奇岩ですね。ここから先、道の整備道がぐっと上がりました。

11/3 9:22

舗装された車道に出ました。

11/3 9:23

車道を横切った登山道は、さらに続いています。

11/3 9:40

陽の光が暖かさを増してきました。光る海、白い岩山。瀬戸内だなあ。

11/3 9:49

古鷹山頂上に着きました。振り返ると、海の向こうに広島の町が。

11/3 10:04

海軍兵学校の生徒が日々の鍛錬のために登ったことで知られる山ですが、現在の海上自衛隊の人たちも登っていると聞きました。

11/3 10:10

古鷹山の頂上広場です。

11/3 10:12

道を逸れ、岩に登って一枚。

11/3 10:14

古鷹山頂上の東側直下は鎖とロープが数ヶ所続きます。慣れた人ならなくても大丈夫。

11/3 10:17

眼下に旧海軍兵学校。

11/3 10:24

現在古鷹山頂上とされている394mピークの東にもう一つ、376mの三角点ピークがあって、昔の地形図にはこちらが古鷹山と表記されています。兵学校の生徒はどっちに登ったんだろう？笑

11/3 10:35

そろそろ下山路です。トラバースしながら暖地の雰囲気いっぱいの樹林の中を下りていきますが、時折眺めが開けます。名残惜しい。

11/3 10:49

最後に緩い勾配の尾根を南へ下りていくと…

11/3 10:59

登山口に出ます。トイレと駐車場がありました。8台くらい置けそうです。

11/3 11:06

町中に残る古い洋風建築。海友舎といい、下士官のクラブだったそうです。

11/3 11:11

区切りがいいので、ここでゴールボタンを押しました。100mほど歩けばバス停です。

11/3 12:00

小用港から呉に向かう船の上から、古鷹山を振り返って一枚。

11/3 12:51

呉で海軍カレー。ごちそうさまでした。

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ

感想

江波山のたぬき

瀬戸内海の明るい風光を楽しめる山です。広島市内から公共交通機関を使って意外に手軽に行けました。