千石山《京都百名山No.7》
- GPS
- 02:41
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 370m
- 下り
- 369m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道なく、笹藪が濃い、荒れた竹帯は歩き辛い 南の鞍部を通る林道から山頂直下へと林道跡がある |
写真
感想
千石山の登山記録をネットで検索してみたが1件もヒットしなかった。山頂に3等三角点「千石山」があるので国土地理院の「点の記」を閲覧すると昭和61年点標を更新したときのもので「途中まで登山道あり、以後尾根沿い 約25分(約1.3辧法廚箸△辰拭9馥178号線から府道620号線に入り、舟ヶ谷の登山口付近に車を止め、廃屋の前で谷に下りる道を見付けて下りて行くとコンクリートの橋があった。渡った先はいきなり笹薮で掻き分けて入ってみたが田圃状態の泥濘みで地形図に描かれた道は見出せなかった。諦めて府道に戻り、府道の峠から稜線に取付くことに作戦を変更した。
府道は何度も折り返すようにして高度を上げ、舟ヶ谷を俯瞰する眺めが良く、見上げると千石山も望めた。代替案も捨てたものではなく閑散とした府道は1台の車にも遭遇することなく峠に達した。尾根の取り付きを探すと何とも判読できない石碑がありその場所から尾根に取付いた。微かに踏み跡があるようだが、決して登山道の後ではなく獣の通う道のようだ。稜線を外さないように障害物を迂回し小ピークを越え鞍部に達すると入口が見出せなかった登山道が微かに峠を越える痕跡があり、府道ができるまで奥波見の村人が使った生活の道であったようだ。
峠の辺りは竹林帯で倒竹が多く歩き難い。仙石山の斜面に取付き藪と戦って登って行くと全く予期していなかった林道跡に出会った。何処に行くのか全く分からず危惧しながらも稜線の北西側の山頂直下を登って行く林道跡を辿った。林道跡とは云え放置されて久しく樹木も茂り笹の繁茂も激しい。徐々に上っているので巻き込んで山頂に到るのではと予想したが山頂の直下辺りから下りに転じたので断崖が切れた所から稜線に取付いた。激しい笹薮を掻き分け千石山(312m)山頂に到ると3等三角点「千石山」があった。笹薮の中で発見できるか一抹の不安があったが唯一の山頂の証拠となった。流石に山頂標識や展望は望むべくもなかった。
下山は林道跡には戻らず、稜線を南西方向に進んだ。獣道があったりなかったりでP296に達すると必携品として首から下げていたコンパスが藪に持っていかれて紐だけが残っていた。コンパスがなく方向を定めるのが難しくなりGPSと首っ引きで藪を漕いだ。また林道が横切った。先程歩いた林道跡が南の方に行ってしまうので林道跡を辿ることはできない。横断して尾根を下って行くと鞍部に到り林道の三叉路に下り立った。どの方向も現役の林道のようで、千石山方面だけは鎖のゲートがあった。
折り返すようにして地形図に描かれた林道を下ると展望が開け、若狭湾沿いの山々を望むことができた。高度を下げ街が近づくと斜面の砂防工事で林道の幅一杯に足場が組まれ、登山者があることは全然想定していない様だった。登山口には八幡神社があり、長い階段を昇らなくてはいけないので参拝はパスして国道に合流した。車道歩きで駐車地点に戻り2時間39分の登山を終えた。
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