荒倉山(砂鉢山) 〜尾倉沢古道から鬼女紅葉の岩屋へ〜

2021年11月06日(土) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 9.7km
• 登り: 717m
• 下り: 728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 1:59
• 合計: 6:08

距離 9.7km 登り 734m 下り 738m

8:10 スタート地点
9:39 9:46 砂鉢山
10:10 10:21 前岳
10:44 10:45 霧見岳
11:58 13:38 鬼女紅葉の岩屋
14:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾倉沢古道への林道は最終区間がダート。
けっこうクセのある路面状態だが、同行者の軽トラはさすがに強く、無事クリア。
およそ3台分のパーキングスペースに駐車した。

コース状況／危険箇所等

砂鉢山から前霧見山の区間は、いちぶ痩せ尾根、ロープ場、鎖場になっている破線ルート。

写真

11/6 7:45

北信州は鬼無里村。登山口へとJIN3103さんの軽トラックは走る。

11/6 8:11

登山口直前は沢沿いの湿気ったダート道。あまりフラットではないから、車高の高い車がよさそう。

11/6 8:12

ULなザックとネギを背負ったJIN氏と、いざクライムオン。

11/6 8:17

尾倉沢古道に入る。昭和中頃まで生活の道だったが、荒廃して一度は地図から消えた道。しかし地元有志の整備により復活。近年『山と高原地図』にも載るようになった。

11/6 8:37

黒っぽいカモシカだ。古道は沢から峠に至る緩やかな登りで、動物にとっても歩きやすそうだ。

11/6 8:44

沢。

11/6 8:46

見上げると黄葉。

11/6 8:53

鬼無里は錦秋だ。

11/6 9:01

快適な古道を行く。秋は虫も姿を消していて、この山のベストシーズンか。

11/6 9:01

おしゃべりしながら登っていたら、いつの間にか峠に着いていた。

11/6 9:05

砂鉢山への尾根道を行く途中、樹間から北アルプスを見た。

11/6 9:06

11/6 9:20

紅葉登山だ。

11/6 9:20

里山の広葉樹、針葉樹。

11/6 9:28

砂鉢山に登頂。
ありがとう尾倉沢古道。

11/6 9:29

山頂は紅葉終盤。

11/6 9:29

石祠がある。

11/6 9:31

展望が無いと思われていた砂鉢山山頂だが、落葉した樹間に北アルプスを垣間見た。

11/6 9:35

白馬三山。

11/6 9:37

心地よい。

11/6 9:41

ULスタイルかと思われたJIN3103さん、実は中身はウルトラヘビーだったようだ。立派なハクサイ。

11/6 9:47

破線ルートを進むが、紅葉がたまらない。

11/6 9:53

尾根が細くなったり、急なアップダウンが現れたりしはじめた。

11/6 9:57

岩場を巻いて、そして下る。

11/6 9:58

ロープ場。

11/6 10:11

前岳展望台に着いた。白馬の方面。

11/6 10:16

一夜山をズーム。

11/6 10:18

落葉した枝の向こうに飯縄山。

11/6 10:22

11/6 10:28

展望台への分岐点に戻ってきた。

11/6 10:44

霧見岳。展望なし。

11/6 10:51

霧見岳から更に進むと、戸隠連峰が見えるポイントがあった。

11/6 10:52

西岳や高妻山が見える。

11/6 10:53

前霧見山。

11/6 10:53

石像。

11/6 10:58

慎重に鎖場を下降。

11/6 11:19

安堵が峰まで下りた。ここまで来れば安堵する。

11/6 11:20

里だ。

11/6 11:25

岩屋の方へ。

11/6 11:25

見上げる紅葉。

秋深し。

11/6 11:33

鬼女紅葉の岩屋が見えてきた。

11/6 11:34

祠が奉納されている。

11/6 11:28

伝承の地「鬼女紅葉の岩屋」に到着した。

11/6 11:34

鬼女紅葉の伝説は、能や謡曲のスタンダード演目『紅葉狩』の起源。古典芸能に関係する碑伝が祀られるようだ。

参考画像。鬼女紅葉の人間バージョン。

参考画像。鬼女戦闘モード。ソシャゲFGOにも鬼女紅葉の名をもつバーサーカーが登場するが、その元ネタだ。

11/6 11:33

左右に岩屋があり、右は広い。左は深い。

11/6 11:33

解説。

11/6 11:31

鬼女が立て篭もって暮らしたと言い伝えられる、左側の方の岩屋内部。

11/6 11:30

この布はなんだ？ 金色のモミジ柄刺繍が入っているようだが。

11/6 11:32

こんな感じの深さ。

高さも確認した。確かに人が暮らせるわ。

11/6 11:49

舞台岩に来た。平安期、鬼の女たちがこの広い岩の上で酒宴をひらいた。武将を眠らせ夢の中に誘った。鬼滅の刃の無限列車の元ネタか？

11/6 12:05

特に立入禁止という岩質ではなさそうなので、鬼に誘われて同じように上で宴をひらく。
JIN3103さんがハクサイなどでキムチ鍋をふるまってくれた。

11/6 12:08

『ヤマノススメ』のここなちゃんが、火加減を見ておる…

20畳もあるから、人が乗っても小さく見える舞台岩。

11/6 12:15

できた！うまし！

11/6 12:32

〆はうどーん！うまし！！

11/6 12:56

カラマツの黄葉を見上げながらの鍋の宴だった。

近くの枯れた沢を跨ぐようにハンモックをはる。揺られて遊んだ。里山の遊び方はいろいろだ。

11/6 13:20

味のある曲線の鳥居が見えてきた。

11/6 13:22

「もみじ」の文字。その上に紅葉した樹々。

11/6 13:48

最後は林道をアップダウンしながら、スタート地点に帰還した。秋まっさかりだ。

11/6 14:58

下山後、鬼無里の集落をドライブする。

11/6 14:58

おめあてのベーカリーカフェに来た。鬼無里村内の古民家だ。

11/6 14:59

ソノマノさん。
鬼無里産の桑の実による天然酵母で、パンや菓子を毎日のように焼いている。ただしカフェ営業は水曜と土曜のみだ。

11/6 15:00

見るからに野趣があって美味しそう。

11/6 15:05

店内は木のぬくもり。

11/6 15:18

スライスパンとリンゴジュース。
隣接した小川村では高台でリンゴ栽培が盛んだ。

11/6 15:50

甘さはカレンズだけ。自然派クッキー。

11/6 16:45

さて、帰り道に長野(善光寺)に立ち寄る。市役所の至近に登山のセレクトショップ「NATURAL ANCHORS」がある。山と道をはじめ、国内メーカーの注目品がよく揃っていた。

11/6 18:59

さてさて、同行者のJIN氏が趣味の自家菜園、と呼ぶには広すぎる畑からハクサイやダイコンをわけてくれると言う。

ハクサイに触れ切ってみる。これが農業体験か。

闇の中、ダイコンを抜く。野菜泥棒にしか見えなくて草だった。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

sprout

山の楽しみ方は無限大。
低山と里を一日中遊び尽くそう。

と言うと大袈裟ですが、地味で誰にも会わない里山を中心に、いろいろと楽しんできました。

紅葉ハイク
古道あるき
鎖場
アルプス展望
史跡めぐり
鍋パーティー
ハンモック
林道あるき
古民家カフェ
おしゃれアウトドアセレクトショップ
農業体験

一日でこれだけやりました。
JINさん、ありがとうございました！