浅間山(前掛山、黒斑山)
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- GPS
- 06:24
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:24
天候 | 晴れ時々曇り(前掛山稜線は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き:小諸駅〜高峰高原ホテル \1070 帰り:高峰高原ホテル〜バスタ新宿 \3020 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・車坂峠〜トーミの頭(中コース) 最初は平坦。その後は緩めの登りと平坦の繰り返し。 多少凍っているが通行に支障なし。 ・トーミの頭〜湯の平分岐(草すべり) 急な下り坂でしかも泥濘んでいるので何度か滑りそうになった。 草すべりというか泥すべり。 ・湯の平分岐〜火山館 火山館付近は少し下るがほとんど平坦に近い傾斜。片道5、6分。 ・湯の平分岐〜賽の河原分岐 カラマツの樹林。石がゴロゴロ。 ・賽の河原分岐〜避難シェルター 山肌に対して斜めに一直線に引かれた修行の様な道。 ザレて滑りやすい。少し渋滞が発生していた。 ・避難シェルター〜前掛山 平行移動かと思ったらちょっと登る。 稜線はこれまでと段違いに寒く、風が強い。登山道は歩きやすい。 ・賽の河原分岐〜Jバンド トーミの頭以降はどこでも景色が良いが、ここはカラマツと外輪山の迫力がずば抜けていた。 人がすごく少なくなる。 Jバンド付近は岩岩しい。 鋸岳への分岐がある。(時間がなく山頂はパスした。) ・Jバンド〜蛇骨岳 岩場の稜線歩き。目印がほとんどないが見通しが良いので迷わず行ける。 若干の登り。 仙人岳からは岩が少なくなり土の緩やかな傾斜となる。 ・蛇骨岳〜黒斑山 松や笹などで覆われた樹林が主体となる。 ほぼ平坦だが氷が溶けたのか泥濘んでいて歩きにくかった。 ・黒斑山〜トーミの頭 樹林の下り。黒斑山よりトーミの頭の方が開けていて見晴らしが良い。 ・トーミの頭〜車坂峠(表コース) 中コースに比べピークが2箇所あるのでその分長いし体力も使う。 帰りの最後の登り返しはキツかったので、表コース登り、中コース下りの方が良い気がした。 展望はどちらも大差ないと思う。 |
その他周辺情報 | 高峰高原ホテルで日帰り入浴可 トイレは外にあるが故障時はここを使って良いとの案内があった。 道中は草すべりを降りた地点から片道五分の火山館にトイレがある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
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感想
終わりかけの紅葉を見に浅間山(前掛山)に行ってきました。
ガスが多めの予報で日曜にするか悩みましたが、朝3時に起き天気予報をチェックするとどちらも雲が多そう。
まぁいいかと新幹線、在来線で小諸へ。
ちょっとバスまで時間があったので小諸城址、懐古園に寄りました。
この辺りは平地でも紅葉が進んでいるようで、朝から観光客が集まっていました。
駅のすぐ近くに名所があるのって便利ですね。
バスは佐久平の乗車人数の多さに手続きが遅れたらしく20分ほど遅れて到着しました。
結構キツキツのスケジュールだった為焦りました。
suica導入できないもんかな。
ただ車窓から見る黄金色に染まったカラマツが見事だったので、それを見て心を落ち着けておりました。
バスを降りて1分で登山開始。笑
車坂峠のベンチには薄っすら粉雪が付いていたり、
登山道も笹が凍ってたりしてました。
特に積雪があったわけではなく
この季節は朝露が凍る時期なのかもしれません。
側面に雪がついている箇所はあったものの、登山道は多少凍っている程度で雪は全くありませんでした。
来週の雨でどうなるかですね。
急ぎトーミの頭まで登るとどでかい浅間山が見えました。
ガトーショコラ、三段紅葉とは言わないまでも、黄葉を蓄え、蓋に雪がかかった独特の景観です。
迷ったけど来て良かった〜。
ずっと眺めていたい気持ちを抑え、草すべりを下ります。
この草すべりがなかなか手強いルートでした。
急な上に泥だらけで滑る。
浅間山へ最短で行けるので便利な反面登りも下りも大変な印象でした。
ここでトイレに行きたくなり火山館にも立ち寄ってみました。
湯ノ平分岐からすぐ近くにあるのが大変ありがたかった。
そういえばルート上に山小屋がないのを気にしてなかったのは反省ですね。
ここから賽の河原分岐を経由して前掛山にアタックです。
基部あたりのカラマツの紅葉が本当に見事。
半分はもう散っている状態ですがそれでもすごく綺麗で場所によって見え方が違うから飽きずに楽しめました。
登り始めると夏の富士山かなと思うくらいたくさんの人が列をなしていました。
周りの人がキツそうに登ってるのを見ると自分も少し勇気づけられるというか、力がみなぎってくる感じがして良いですね。
最近アルプスでビュンビュン抜かれまくってばかりでこういう光景を見るのは久しぶりな感じがしました。
有名なシェルターのところにはこれまたたくさんの人が休憩に利用していました。
稜線は結構な強風で手袋をしていないと手がかじかんで動かせなくなるほど寒かったです。
まもなくここも冬が到来するのでしょうね。
今は新雪のようなものは脇に少しある程度で
登山道には全く雪はないようでした。
前掛山は暴風で長くいられませんでしたが浅間山の噴煙を間近で見えたのと、草木が一切生えていない雲の上の異世界感を味わえて大満足でした。
それから賽の河原分岐まで下山し、今度は外輪山(の外輪山?)のJバンド基部から登りました。
ここの岩場がカッコいい。
外輪山は浅間山から向かって右側から
鋸岳、仙人岳、蛇骨岳、黒斑山、トーミの頭、牙山、剣ヶ峰とありますが、右側が岩稜帯、左に行くと黄葉や砂が露出し、さらに左に行くと笹原となっておりグラデーションが美しい。
登山道も同じく岩場からザレ場、樹林へと徐々に変化するのが面白いところです。
自分の今までの山行ではこんな独特な地形は初めてでとても印象に残りました。
帰りは表コースで下山。
氷が溶けたのか、上の方は泥ぐちゃ。
見晴らしは所々で高峰高原の方が良く見えました。中コースと展望は似た感じです。
ただ車坂山への登りがあるので帰りで利用するのはちょっと大変でした。
急ぎなら中コースですね。
そんなこんなでなんとか帰りのバスに間に合い、今回も無事に山行を終えることができました。
バスの関係で急足になってしまい
山頂飯とか温泉とかじっくり堪能できなかったのだけ後悔。
今度は雪の時期にも立ち寄ってみたいですね。
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