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記録ID: 3724859
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ハイキング
日高山脈

佐幌岳

2021年11月08日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.1km
登り
700m
下り
687m

コースタイム

日帰り
山行
3:03
休憩
0:52
合計
3:55
9:05
60
狩勝峠 登山口
10:05
10:20
30
桜山
10:50
0:00
3
佐幌岳山小屋
10:53
11:30
30
佐幌岳 山頂
12:00
0:00
60
桜山
13:00
狩勝峠 登山口
ルートの7〜8割は、東斜面をトラバースするような登山道の切り方。尾根歩きだったらどれほど楽ちんか・・・。ネマガリに足を滑らせ、山側のネマガリをつかんで転倒しないように、落ちないように、すごく気を遣いました。
天候 曇り、一瞬だけ晴れして雲海発生
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
全体的には尾根沿いだが普通の尾根歩きはほんの一部。ほとんどは尾根の東斜面のトラバース、片落ちの登山道。ネマガリで谷足だけがすくい払われるので気が抜けません。足払いで片手つき1回。笹刈りは登山道入り口と佐幌岳山小屋周辺から山頂にかけてのみ。深いところは2m近いネマガリの森をかき分けます。
その他周辺情報 次へのアプローチのため、晩成温泉で沈没。
狩勝峠着。峠のすぐ上空はガスってて、白い太陽。その雲の上に抜けられることを祈って。自称雲海ハンター、雲海を狙っての今日のチャレンジです。
2021年11月08日 08:29撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 8:29
狩勝峠着。峠のすぐ上空はガスってて、白い太陽。その雲の上に抜けられることを祈って。自称雲海ハンター、雲海を狙っての今日のチャレンジです。
数日前、ここを通った時に、整備してくださっている姿を見かけました。この日、階段は補強され、写真のすぐ上のS字カーブのところは盛り土がされて路面が水平になるように。m(_ _)m
2021年11月08日 09:04撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 9:04
数日前、ここを通った時に、整備してくださっている姿を見かけました。この日、階段は補強され、写真のすぐ上のS字カーブのところは盛り土がされて路面が水平になるように。m(_ _)m
雲中=露濡れ必須・・・忘れてました。慌てて、スタートして5分でストップ、ゲーターを装着。
2021年11月08日 09:21撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 9:21
雲中=露濡れ必須・・・忘れてました。慌てて、スタートして5分でストップ、ゲーターを装着。
十勝平野は低い雲、それほどぶ厚くない雲。どうか、雲頂に出られますように・・・雲底がやや高いのが気にはなるけど。
2021年11月08日 09:23撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 9:23
十勝平野は低い雲、それほどぶ厚くない雲。どうか、雲頂に出られますように・・・雲底がやや高いのが気にはなるけど。
ネマガリはやがて私の身長を超え、払う腕、肩までもがビショビショに。
2021年11月08日 09:37撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 9:37
ネマガリはやがて私の身長を超え、払う腕、肩までもがビショビショに。
何度か騙されたけど、ようやく桜山に到着。まだ、自分の気持ちと体力とが一致していなくて、もうバテバテです。雲中が続いているものの上空は心なしか薄くなっていて青空っぽい色も・・・。
2021年11月08日 10:12撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:12
何度か騙されたけど、ようやく桜山に到着。まだ、自分の気持ちと体力とが一致していなくて、もうバテバテです。雲中が続いているものの上空は心なしか薄くなっていて青空っぽい色も・・・。
しかし、目指す佐幌岳はまったく見えず。山頂がこの雲の上に突き抜けていることを祈りつつ。
2021年11月08日 10:25撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 10:25
しかし、目指す佐幌岳はまったく見えず。山頂がこの雲の上に突き抜けていることを祈りつつ。
長い尾根と小さな登りを何度か繰り返して、足もそろそろ限界に近づいた頃、ふと前を見上げると、ア・オ・ゾ・ラ!!
2021年11月08日 10:45撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:45
長い尾根と小さな登りを何度か繰り返して、足もそろそろ限界に近づいた頃、ふと前を見上げると、ア・オ・ゾ・ラ!!
急に元気が出て、もう100歩ほど速足で進むと・・・・出た!
2021年11月08日 10:47撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:47
急に元気が出て、もう100歩ほど速足で進むと・・・・出た!
振り返ると、ちょうど雲頂と同じ、ビミョ〜な高さ。
2021年11月08日 10:50撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 10:50
振り返ると、ちょうど雲頂と同じ、ビミョ〜な高さ。
2021年11月08日 10:50撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:50
そこは山頂すぐの、佐幌岳山小屋のすぐ下あたりでした。頂上はすぐそこ!
2021年11月08日 10:51撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:51
そこは山頂すぐの、佐幌岳山小屋のすぐ下あたりでした。頂上はすぐそこ!
雲海の写真を撮ってから3分後、待ちに待った山頂着(^_-)v
2021年11月08日 10:53撮影 by  F-05J, FUJITSU
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11/8 10:53
雲海の写真を撮ってから3分後、待ちに待った山頂着(^_-)v
も、すでに雲が流れ来て、山頂は再び雲の中に・・・「雲海発生が不安定」なり(沈。この後、再び雲海が出ることはありませんでした。山頂があと50m高ければ・・・などと、あと5mも登れないほどバテバテの私がエラそうに(笑。
2021年11月08日 10:53撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 10:53
も、すでに雲が流れ来て、山頂は再び雲の中に・・・「雲海発生が不安定」なり(沈。この後、再び雲海が出ることはありませんでした。山頂があと50m高ければ・・・などと、あと5mも登れないほどバテバテの私がエラそうに(笑。
山頂で一休みしながら、靴下を絞り、グローブを絞り、お菓子アレコレでエネルギー補充。こんな天気、もちろんスライドする人もなく、ぼっちの山頂。下り始めると、上り以上に稜線のすぐ東斜面を切っている登山道のナナメ加減+ネマガリに苦戦、傾斜の楽な稜線のハズが。
2021年11月08日 11:42撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 11:42
山頂で一休みしながら、靴下を絞り、グローブを絞り、お菓子アレコレでエネルギー補充。こんな天気、もちろんスライドする人もなく、ぼっちの山頂。下り始めると、上り以上に稜線のすぐ東斜面を切っている登山道のナナメ加減+ネマガリに苦戦、傾斜の楽な稜線のハズが。
これから戻る桜山、全く見えず・・・(沈。
2021年11月08日 11:47撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 11:47
これから戻る桜山、全く見えず・・・(沈。
桜山を通り過ぎて振り返ると、さっきまでいた桜山も佐幌岳も、雲の中。
2021年11月08日 12:20撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 12:20
桜山を通り過ぎて振り返ると、さっきまでいた桜山も佐幌岳も、雲の中。
ようやくゴール地点、狩勝峠のドライブインが遠くに見えてきた・・・けど、そこまでのなだらかな下りはほとんどが稜線の東斜面、ビミョーな切り方をされた登山道。なんど足を流しそうになったことか。
2021年11月08日 12:30撮影 by  F-05J, FUJITSU
11/8 12:30
ようやくゴール地点、狩勝峠のドライブインが遠くに見えてきた・・・けど、そこまでのなだらかな下りはほとんどが稜線の東斜面、ビミョーな切り方をされた登山道。なんど足を流しそうになったことか。
ゴールまであと10分ちょっとのところ・・・・なのに、足は動かなくなり、意識もぼーっと(大汗。完全なガス欠でした。ゴール目前にして10分ほどストップ、お菓子アレコレを放り込んで、薄いスポーツドリンクを流し込んで、何とか元気を取り戻して無事に戻ることができました。
2021年11月08日 12:34撮影 by  F-05J, FUJITSU
3
11/8 12:34
ゴールまであと10分ちょっとのところ・・・・なのに、足は動かなくなり、意識もぼーっと(大汗。完全なガス欠でした。ゴール目前にして10分ほどストップ、お菓子アレコレを放り込んで、薄いスポーツドリンクを流し込んで、何とか元気を取り戻して無事に戻ることができました。
撮影機器:

感想

天気予報の感じから、雲海を狙いに行くことに。それと2日前の武佐岳後のリハビリも兼ねて。雲海狙い=雲の中を登る=露でビチョビチョの数式をすっかりと忘れていました。ゲーターだけでは全く役に立たず、カッパを着ておいた方がよかったと激しく反省。幸いにも気温は零下にはなっておらず、何とか平気。山頂では岩の上に置いたリュックにある温度計を見ると8℃!と。きっと山頂は雲が流れて何度も陽が射していたんだと思います。腰かけた岩も心なしか温かい気がしました。雲海は、山頂ではなくその直前での発生でしたが、山頂到達後の休憩中はずっと雲中で、「山頂で雲海」とはなりませんでしたが、見ることができただけで「良し」と思いました。下山時のゴール直前のガス欠症状は、今までの人生でなかったことで、かなり動揺しました。エネルギー補給のタイミングをもっと経験から学ばないといけませんね。武佐岳を一緒に登った「政府開発援助」さんが「歩きながらこまめにエネ補給」っと言っていた意味がよくよく分かりました。

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