下りが辛かった!! 数馬バス停〜数馬峠〜三頭山〜奥多摩湖 落ち葉には要注意!!
- GPS
- 06:52
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
7:38 数馬峠登山口
8:46 数馬峠
9:06 峠
9:22 西原峠
9:25 槇寄山
10:25 三頭山まで40分の表示
10:43 大沢峠
10:53 避難小屋
10:55 ムシカリ峠
11:12 三頭山(西峰)
11:20 三頭山(中央峰)
11:23 三頭山(東峰)
11:53 鶴峠分岐
12:07 入水沢ノ峰
12:25 ツネ泣峠
12:37 ヌガサス山
13:29 イヨ山
14:13 下山口
14:25 浮橋入口
14:36 浮橋出口
天候 | 快晴 午後になって風が出始めたか。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
数馬バス停 武蔵五日市駅からバスが出ている、朝6:24分があるのが魅力。立川駅で始発に乗れば、1時間程度乗車して7:30には山に入ることができる。朝一から山に入れるのは魅力的である。そのため、前日から立川のネットカフェで過ごして始発を待った。 帰り 小河内神社バス停、浮橋を渡ったすぐにある。たまたまこのバス停について5分でバスが来るが、いつもは、基本1時間〜2時間に1本である。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
もう、秋も終わりですね。紅葉樹林帯の登山道には落ち葉が積りに積もっています。まあ、植物たちの栄養源として考えたのであるならば、素晴らしいのでしょうが。登山を楽しむ身としてはいささか危険な香りがする。 ほとんどは、木の根を足掛かりにして進むことができる登山道であるが、その上に一面の落ち葉が覆っているのだ。落ち葉で滑る、落ち葉の下に何があるかわからない、木の節を踏んで激痛が走る、落ち葉は基本として優しいが、人間様にとっては侮れないぞと思いながらの一日でした。 |
写真
感想
先週、高尾山〜陣馬山まで縦走してきました。陣馬山登山口や和田バス停の方に降りる予定ですが、私は間違えて和田峠に降りてしまいました。そこで、やすらぎの小径を見つけ散策するなど怪我の功名があったのですが、実はもう一つ私は発見してしまっていたのです。
ちなみに、その時のレポートです。
高尾山〜陣馬山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370607.html
やすらぎの小径
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-371177.html
その時に私が発見したものは和田峠〜生藤山方面に続く縦走路です。「へぇ、ここから先も縦走できるんだ〜」、しかし、体力面、時間面では高尾山をスタートすると陣馬山までがちょうどよいのでしょう。高尾山からその先まで縦走している記録はわずかしか見つかりませんでした。そして、この縦走路は奥多摩湖まで続いているらしいと・・・。しかし、和田峠〜奥多摩湖は約35km、1日での縦走は無理なので2回に分けることにしました。
じゃあ、どこで分けるか・・・ほぼ中央で、バスなどで朝早くから縦走路に入れそうな地点はどこか・・・いろいろバスの時刻表などを見ていると、武蔵五日市から一馬まで出ているバスに乗り、数馬峠に上がるのが一番よさそうだと判断しました。
和田峠から数馬までは23kmでほぼ平坦。数馬から奥多摩湖までは15kmと短いが1500m峰の三頭山(日本三百名山)を通ります。
今回は、数馬から奥多摩湖までを歩くこととしました。理由は、1500mを超える三頭山があること、冬になり冠雪してしまうと来年までお預けになってしまうからです。
逆ルートのレポートは何件かありました、それは多分数馬には温泉があり下山後の風呂を楽しみにしている人が多いからでしょう。しかし、数馬→三頭山→奥多摩湖のレポートは少なかったです。
朝6:24のバスに乗るには、立川駅で始発に乗ることが必要でした。私は金曜日のうちに荷物をまとめ立川駅のネットカフェで始発を待ちました。
立川駅で始発電車に乗ると、中は登山者たちがとても多く、いろいろな駅で降りていきました。こちらの方はいろいろ山があるのでしょうね。
武蔵五日市駅を降りるとすぐにバスが来ました。トイレに行く暇も有りません。立川駅でトイレを済ましておいてよかった。ここから数馬バス停までは約1時間、睡眠に入ります。
途中のバス停で1人おり、2人おり・・・終点数馬で降りたのは4人、登山の方とトレランの方はさらに都民の杜方向に上がり、1人はバス停で朝食を食べ始めました。私は少し下り数馬峠に向かう登山道に向かいました。
登山道は落ち葉でフカフカなのですが非常に歩きにくかったです。木の根などが見えず足を入れてみたらそこに木の根っこや石があったり、ストックで突くとずるっと滑ってしまったり・・・。
数馬峠には1時間10分ほどで着きました。(コースタイムは1時間半)富士山の景色が素晴らしい、しかも誰もいない、お茶を少し飲み写真を撮ってからは縦走路に入ります。
縦走路は楽チン、体がどんどん前に動きます、槇寄山、西原峠など順調に過ぎていきます。
サクッ、サクッ、カン、サクッ、・・・落ち葉を踏む音とストックが木の根っこをたたく音だけが尾根の中に響き渡ります。
苦手な岩の登りに入ります。そして今日初めての他山客が私の後ろからやってきました。それは同じバスに乗っていた方で、バス停から上の方に向かっていった方でした、西原峠に上がり三頭山に向かうそうです。いつの間に私の方が先になっていたのね・・・遠回りしたのに・・・。でも、ここで抜かされていくんだわ・・・今日も抜かされっぱなしね・・・。(後でわかりましたが、この方は私よりも1時間遅いバスに乗ってきた方で、当然あっという間に私を抜いていかれました。)
看板が見えてきます、「三頭山まで40分」、でもこのペースじゃもっとかかるなあ・・・。そしてここから都民の森コースに入ったようで登山客やハイキング客がたくさんいます。大沢峠でおにぎりを食べ、山頂に向かいます。
三頭山というぐらいで、頂上が3か所あります。
西峰からは富士山がきれい、中央峰が一番高く、近くにはベンチがたくさんあります。東峰の近くの展望台からはあきるの市や奥多摩の山がいろいろ見えます。東京都にも結構山があるんですね。
東峰では写真撮影を頼まれました。ご夫婦で本日で日本三百名山登頂だそうです。先を急いでいたので早々に立ち去りましたが、あとで「しまったなあ、話を聞いておくべきだった、おめでとうございますともっと言うべきだった・・・」と後悔しています。お名前も存じ上げませんが、本当におめでとうございます。写真を撮影したのは私でございます。
11時半ごろ、奥多摩方面に下山を始めます。これがきつい、傾斜勾配が急であることもそうですが何と言っても落ち葉ですよ・・・。ツネ泣峠付近、ヌガサス山から下りるところ、いつ滑るか、いつ滑落するか・・・緊張の連続です。しかし、尾根道で登り返しが非常に多く、コースタイム2時間の下りを3時間かけて下ってきました。
ひざはガクガク、太ももパンパン・・・そうですよ1500峰から一気に標高400m迄降りてくるんですから。1100m降りてくるってすごいですよね。
しかし、常に奥多摩湖は見えているが木が邪魔をしてよい写真が一枚も撮れない。展望の良さがモチベーションを上げることは本当ですね。
ヌガサス山、イヨ山と下りてきて、青い柵が見えてきました。下山口です。とうとう奥多摩湖に着きました。ご褒美の浮橋に向かいます。約900mほど道路を歩きますが結構自動車が走っていますし歩道がないので大変です。
浮き橋の上部に降りられそうなところもありますがちょうどそこに看板が「浮橋200m先を左へ」まあ、私はオフィシャル通りに先を向かう。木の階段を下り浮き橋へ。
前には名前も知らない山、ガンガンと音を立てながら浮橋を歩む私。本日のご褒美である。「下山がやけに疲れたなあ・・・。落ち葉が・・・。」などと思いながらも無事に帰ってこれたこと、楽しい山行だったことでほほが緩んでしまう。
対岸に来たらすぐバスが来た。座れなかったが無事に奥多摩駅にたどりつく。
駅近くのスーパーでアルコールを買い、なぜかそれを青梅駅ホームで飲む。「うまい!!最高!!」
和田峠〜数馬峠を歩くことができたら、私の中では高尾山〜奥多摩湖までがつながる。標高は1000m以下なので12月でも大丈夫だろう。今年中に道をつなげてみたいものだ。きっと、また違った感動があるだろう。
昨日 同じバスだと思っていたら 先に行く所で
ここまで 3時間かかったと話してて それに返事をしそびれて 自分は一時間後のバスでした。
いえいえ、とんでもございません。ご迷惑をおかけしました。レポートの方は後で直しておきますね。
そうでしょう、私よりも近道をして、私の方が先についているなんて・・・。そして速いペースで岩場を登って行かれましたので。
袖すりあうも何かの・・・といいます。またどこかの山で出会いましたらよろしくお願いします。
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