大阪から高尾山へ 登り1号路、下り稲荷山コース
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- GPS
- 02:29
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 449m
- 下り
- 442m
コースタイム
天候 | 穏やかな小春日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。1号路は舗装路。比較的勾配のきつい区間あり。稲荷山コース、石と木根で歩きにくいところあり。 |
その他周辺情報 | 高尾山口駅横の極楽湯に浸かりたかったが、時間の関係でパス。 |
写真
感想
フィギュアスケートNHK杯観戦のため東京まで足を延ばしたのを機に高尾山へ。ブラタモリで見た高尾山、なかなか魅力的に思えて興味があった。8時20分頃、新宿発の準急で高尾山口駅に到着。駅を出たところに観光案内所を発見し「ポケットマップ」を入手。ヤマレコ地図しかなかったので重宝した。既に駅前には多数の人。これから進む道にもかなりの人が歩いている。日曜日なのである程度の想像はしていたが、それを超える人の多さに戸惑う。賑わう行楽地のよう。ケーブルカーの駅を過ぎたところで、かなり減ったがそれでも多い。でも、自分のペースで歩けそう。皆さんマスク着用のまま登っている。郷に入れば郷に従えでこれに倣うが、マスク着用のままの山歩きはこれが初めて。呼吸しづらく、舗装路ながら勾配のきつい区間では余計に息が上がった。沢沿いの道から尾根道へ、森の中を進んでいくと、途中に見晴らしのいい所があったり、お店があったりと変化があって楽しく歩けた。山頂から富士山が見えて、しばし見入る。ただ、帰りの時間のこともあり、長居することなく山頂をあとにする。
下りは稲荷山コース。整備されたいい登山道だった。舗装された1号路とは対照的。歩く人も1号路に比べて格段に少ない。マスクを着用していない人は半分ぐらいか。私もマスクを顎に下げ、この日初めて新鮮な山の空気を吸いながら歩くことができた。マスク着用する人が前方にいればマスクを戻し、すれ違えばマスクを下げるを繰り返し歩く。すれ違う際に「こんにちは。」と声をかけても、半分以上は無反応。こちらではコロナ禍で挨拶しないルールが定着しているのかもしれないと思いながら歩を進める。すれ違いができない幅の狭い区間では、私が立ち止まり道を譲るが、これまでの経験から、譲られた方は「ありがとう。」とか「すみません。」とか一言あるものだが、やはり半分ぐらいは無反応。下りが譲って当たり前って顔で無表情に通り過ぎていく。別に感謝の言葉がほしいわけではないが、言葉があった方が、お互い気持ちよく先へ進めると思う。それがこちらのローカルルールなんだろうか。なんか、ドライですな。
私自身、疲れ切った状態での登り時に、下ってくる方のさりげない心遣いに励まされた経験があり、すれ違い時の挨拶は大事にしたいと思っている。前週登った山で多数の挨拶・譲り合いがあったから、余計に気になってしまったのかもしれない。山自体はとってもいいとこなんだけど、山と直接関係ないところで違和感を覚える山歩きとなってしまった。ただ、最後の幅狭区間で、初老の方とお互い道を譲り合い、笑顔で「ありがとう」「お気をつけて」がとても印象的だった。最後にほっこりしたまま歩き終えられたのが良かった。
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