記録ID: 374858
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山
2013年11月23日(土) [日帰り]


- GPS
- 03:51
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 579m
- 下り
- 579m
コースタイム
室堂ターミナル11:39~12:38一ノ越~13:35立山(雄山)14:20~14:45一ノ越~15:30室堂ターミナル
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはターミナルビル内の階段の踊り場にあります。 ターミナルに着くと、真砂岳の大走りで雪崩が発生したので近寄らないようトラメガで係員がアナウンスしていた。(到着20分前頃に発生した模様) 大谷あたりも雪崩の危険性があるので立ち入れないよう注意喚起していた。 この時は人が巻き込まれたことは知らず、真砂岳方面へ行く予定もなかったのであまり気にしてはいなかったが、雪崩のことはもっと頭に入れておくべきだった。 一の越へ向かう途中、浄土山の麓を通るが、可能性がないわけではない。 また、室堂に戻った頃(15:30)に山崎カール(雄山と大汝山の間)で雪崩が発生したことを自宅に戻ってネットニュースで知る。報道された雪崩発生時間に撮った写真にはその痕跡は見て取れない。人影も見えないところを見ると、こちらは人が巻き込まれることはなかったのかもしれない。 【室堂~一ノ越】 登りはワカン着用。コースを外れると膝または腰まで潜る。 帰りは横着してワカンに着け代えずアイゼンのままだったがたまに潜る程度で、歩行困難ということはなかった。でも、やっぱりワカンが正解だったと思う。 室堂の気温は-3℃との案内があったが、手元の温度計では0℃以上あった。 実際、オーバーレイ(レインウェア)を脱ごうかと思ったほど暑くなった。 下りはビニール袋で尻セードを試みるが、雪が軟らかすぎて2回ほどしかできるところがなく残念。 スキーをやろうかな。 【一ノ越~雄山】 一ノ越でワカンからアイゼンに変えようと思ったが、そのまま登頂。さほど不自由はなかった。スノーシューで登り降りしていた人もいた。 でも、やはり着け代えるべきだった。頂上で着け代えて下山したが歩き易かった。 2800mを過ぎた頃から風を感じ始め、2900m以上では冷たい風。強風ではないがそこそこの風速。 頂上の社務所の庇の下で-10℃。 写真を撮るため雄山神社へ登るが風が冷たく、20分程で指先が冷たくなる。こうやって凍傷になるのかと実感。フリースの手袋が内側に付いているとはいえ、ゲレンデ用の手袋程度では3000mではダメだということが分かった。 |
写真
感想
もう放送は終わった「大人の山歩き」で紹介された11月下旬の室堂および雪の北アルプスを眺めるために、この時期の晴れ間を狙って立山へGO!
今月末には立山黒部アルペンルートは冬季閉鎖されるため、11月中旬以降からの2週間ほどしか冬の北アルプスを拝めない。
今年のGWは室堂からアイゼンだったけど(一ノ越から上は荒天のため断念)、この時期は雪が軟らかいのでワカンかスノーシューの方がよい。
一ノ越から上はアイゼンが正解。
なのに、どうしようか少し考えた挙句、横着して、往きはワカンをアイゼンに変えなかったし、帰りは帰りでアイゼンのまま。
迷った時は安全側に限る。横着はイカン。
最後に、同日、同じ山域にいた者として、真砂岳での雪崩事故でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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地元の低山、尖山から、雪崩の時間帯山頂で真っ白な立山・劔のを眺めていました。
望遠のカメラからは、雪崩の跡がしっかり写り、山岳警備隊のヘリも低空で頭上を飛んでいきました。
真砂岳の雪崩は大規模で、谷一個分が完全に表層雪崩で崩れ落ちた様子が、カメラに映っていました。
とにかくご無事で何より。
sasaoka3
コメントありがとうございました。
あらためて雪崩の怖さを認識しました。
尖山に雪が積もったら、北アルプスを眺めに行こうと考えています。
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