那須北方の二岐山で霧氷に出会う
- GPS
- 04:56
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 919m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道が急なところもあるが、ロープもありゆっくり行けば問題ない |
写真
感想
また那須の北方にやってきた。那須とは違い人があまり多くなく静かな山歩きが楽しめそうな気がして。道路が混まないように早朝に出発すると7時30分ごろには登山口のある二岐温泉に着いた。初めての場所でどこに車を停めようかなと思っていたらバス停のそばに大きな広場がある。付近の案内看板もありここは駐車場と書かれている。停めても良さそうだ。初めてのところはこういうところがよく分からない。
二岐山はピストンでもいいが、それでは物足りないので周回コースを選択する。これでも時間はあまりそうだがそこは行ってから決めよう。出発準備をしていると、同じく出発する人がいてちょっと言葉を交わすと自分とは逆の反時計回りとのこと。ではどこかで会えますねと言って出発する。しばらく林道を行くと小白森登山口に来た。ここに数台の車が停まっている。先週来た大白森に北から行くときの入り口となる場所だ。ここも近くいってみたい。車は数台停められそう。さらに行くと二岐山の登山口に着く。車は2台ほどある。ここまで約50分の歩き。気分的には初めてのところでわくわく感もありそれほど遠くは感じなかった。
さあ登ろう。最初は急登であるが300mも登れば道は緩やかになるはず。道もよいので調子よく歩くことができる。ただ登り始めのこのあたりは針葉樹が多い。あまりうれしくないなあと思うが仕方がない。黙々と行けばそれが広葉樹に変わってくる。いい感じになってきて平な場所に来るとブナが広がりだす。いい場所だなあと思ってゆったりと歩いているとそこにはブナ平と書かれた看板があった。なるほどそういう場所か。そしてここから見あげるともう頂上近くが見えている。そしてそこがうっすらと白い。どうやら霧氷が付いているようだ。これは楽しみ。でも着くまでに溶けてしまわないだろうか。そんなことを思いながら歩いていく。
気持ちの良いブナ平はすぐ終わりその後はまた登りとなる。でもたかだか250mほどだ。ちょっとの頑張りであっけなく登頂。もう着いちゃったよといった感じ。今日の天気は一応晴れといえるのだろうが雲も多く出ており遠くの山はほとんど雲に隠れている。そして寒い。普通ならランチにするところだがまだ10時でお腹も空いていない。展望もあまりよくなくもう少し暖かなところで食べようと頂上は10分ほどの滞在で立ち去る。
ここからは北のピークを越えればあとは下るだけ。そう思って歩き始めると途端に木々の白さが目に入る。下から見えていた霧氷はすでに消えていたが北側の斜面は残っていたのだ。今季の初お目見えだ。まだ小さな霧氷だが久しぶりに見ることができてちょっとうれしい。霧氷があるから当然ながらこのあたりは風もあり寒いのだが。
そして北のP1504に来るとそこには女岳山頂と書かれていた。ここは双耳峰なんだ。そして本日初めて山中で登山者と会う。地元の方で少しお話しするとこの先にある地獄坂はすごく急でもう戻りたくないから今日は周回にするとのこと。そんなに急なのだろうか。先日自分の登った旭岳の話をするとあそこもすごく怖かった印象があるようだ。ロープがあればそれほどでもないと思っていたのだが、この感覚は人それぞれだ。
色々お話をしてお別れするとすぐに今朝登山口であった人に会う。この先の坂が急らしいですねえというと「地獄坂というぐらいで大変だった」とのこと。いったいどんな坂だ。そして来てみるとなるほど地獄坂の看板がある。そしてそこからロープの張られた坂が続く。急だなあとは思うものの、回りは樹木もある道で滑っても大したことはなさそう。それにいざ降りてみると思ったより急ではない。これはやはり先週登った旭岳のほうがすごかったと思わざるをえない。結局急坂故、効率よく下ってしまった。
道が緩やかになってくると風もなく歩きよくなる。ブナも広がっていい雰囲気だがランチに適した感じの場所がなかなかない。ふらふら歩いていけばとうとう林道に出てしまったのでちょっと戻ってブナ林の中で食事。そしてコーヒーを堪能する。さて帰るか。林道に出て30分もすれば駐車地についてしまった。やっぱり早く着いてしまったなあ。これなら小白森山ぐらい行けるかもと思って地図を見直すが少し時間がかかりそう。まあいいや。今日はここまで。そう決めてあとは温泉に入ってゆっくり帰った。
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