阿蘇山(九州中部3峰の旅 その2)
- GPS
- 03:28
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 512m
- 下り
- 504m
コースタイム
12:26月見小屋分岐-12:34高岳山頂12:40-12:55中岳山頂-
13:12稜線下降口-13:48中央園地入口-火口巡り-14:19阿蘇山西駅
天候 | くもり一時晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
大分空港→阿蘇山西(レンタカー) 下から見て右側には広大な駐車場がありますが有料です(草千里Pの領収書で無料)。 ロープウエイ駅および左側の駐車場は無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪あり。 一部滑りやすい場所あり。 私見ですが軽アイゼンがあったほうが安心です。 トレッキングポールでも行けます。 火山ガスの発生により、呼吸が苦しい場面も。 この日は西風で、稜線上で硫黄臭が強かったです。 凍結による店頭に注意です。 |
写真
感想
九州中央部の百名山3峰(祖母山、阿蘇山、久住山)の第2弾阿蘇山登頂のレポです。
朝から祖母山に上った後、阿蘇に移動です。本来は水仙峡からアタックのはずでしたが、積雪が予想される上に、高岳への水仙尾根は傾斜と岩登りが厳しいらしく、安全策をとって阿蘇山上からの登頂に変更しました。
麓から眺める阿蘇山は、雲がかかって山頂が見えません。いわゆる暗雲垂れ込める状況....トホホ。車で阿蘇山上へ向かうと、駐車場はがらがらでした。天候が悪く、気温も車の車外温度計を信じれば1℃。朝に登った祖母山よりも、さらに防寒対策を施しての出発となりました。
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遊歩道は有料道路の料金所への道より右側、お土産屋さんの奥からスタートです。
整備された遊歩道は観光客の下山路として使われており、行き交う人の多くは観光客でアジア系の外国人も多く見かけられました。
砂千里から、下から向かって右手の緩い傾斜の稜線に取り付きます。降下が終了すると、谷あいの急傾斜を中岳に連なる稜線を目座して上って行きます。ここが、最大の難所で、登りきると急登はありません。稜線上の2つ目のピークあたりから、登山道には凍った雪が現れ、滑りやすくなってきました。用心のため軽アイゼンをここで装着すると、あとは滑るような場所はありませんでした。
中岳への中央あたりの稜線では、体感的に8〜10m位の西風が吹いており、体が進行右手に流されそうなぐらいでした。そのせいか一瞬雲が切れて、旧火口と新火口の両者を見ることができました。
中岳手前では、噴煙がみごとに火山ガスとなって、強い硫黄臭が鼻やのどを襲います。これをこなすと中岳はすぐそこでした。ただし、あいかわらず展望には恵まれず、そうそうに高岳へ移動しました。
高岳もまったく展望に恵まれず、失意のうちに下山しました。
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降り始めて1時間ぐらいすると、日が差すようになりましたが、それでも下から山頂を見ることはできませんでした。
砂千里を過ぎてそのまま下山しても良かったのですが、せっかくなので火口を見学していくことにしました。ただし、この日の風向きの影響で、最高地点を通る遊歩道は通行止め。火口が覗ける場所でエメラルドグリーンに輝くはずの底部を見ることはできませんでした。
ロープウエイの山頂駅で山バッジを購入。遊歩道を下りこの日の山行きは終了となりました。
翌日の久住山に備えて移動中の車窓から、雲が切れて山頂部がはっきりと確認できるようになった阿蘇高岳、そして祖母山を眺めることになったのは何かの嫌がらせでしょうか?
明日こそは晴れてほしいものです。
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