鋸山ー大岳山ー御岳山
- GPS
- 07:01
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:00
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
コッヘル
食器
ライター
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
奥多摩の駅を出ると多摩湖方面に向かうバスに群がる登山者を横目に、キャンプ場方面に向かう。橋を渡ってすぐ右手にある広場が登山口。愛宕神社に向かう道を登る。
登り初めから階段の急登。しばらく進むと神社の参道の上り階段になる。全部で何段あるのだろうか、300段と言ったところだろうか。登り切ると小さな五重塔のある広場に出る。そこから少し登ると本殿。本殿に向かう階段の脇に巻道へと下る道が分かれる。本線は崩壊しかけて危険なため通行止めらしい。巻道を少し出ると、鳥居のある広場に出る。ここまでは車で来られるようだ。
鋸山への道をとる。徹底した階段道だ。階段がないときには都合よく気の根っこで階段状の斜面を形成している。途中鎖場コースとノーマルコースの分岐がある。一旦鎖場コースを歩いてみたが、道が怪しかったので諦めて引き返し、ノーマルルートを取る。
少しばかり登ってピークまで行くと鎖場コースと合流するので大して長い区間ではなさそうだ。その手前にも鎖はあったが、大した場所でもなかった。鋸山まで1.5KMの道標を見ると、山頂部への登りとなる。三つほどニセピークを超えて、気持ちが折れそうになる。いわゆる体力を吸われるコースだ。夏場なら、思いっきりバテていたかもしれない。流石「鎖」尾根の面目躍如。尾根上部には露岩が多かった。山頂部は樹林に覆われていて、見晴らしはない。
大岳山へは、概ねなだらかな登り、あるいは起伏のない尾根道になる。手前のピークを左に巻いて、本峰にかかると急登が戻ってくる。
山頂は広い。樹林に覆われてはいるものの、いい塩梅に落葉していて明るく、南の方は開けている。ドローンを飛ばそうか迷ったが、山頂には人も多く木の枝にぶつかって落ちる事を懸念して、インスタントラーメンだけ作って、下山にかかる。御岳山方面から来る登山者は数が多い上に、一般観光客やトレランナーも多く、特に山慣れしていない人の通行は危なっかしく、やり過ごしに時間がかかる。ケーブルカーの威力といったところか。大岳山は御岳山からくる方が危険度が高い。露岩の通過(鎖あり)も多く、片側がすっぱり切れ落ちているところもある。鍋割山への分岐を過ぎると混雑はひと段落する。
鍋割山への登りは緩やかだが下りはちょっと険しい。奥の院へは短いが岩場の急な登りがある。奥の院の社は山頂から一段下がったところにある。社に向かって右手に踏み跡があったので気になって歩いてみたが、山頂に通じる別の道のようで、途中で来た道を戻り、本線に戻る。暫く下ると御岳山の観光エリアで、再び人であふれる。
御嶽神社まで登ったあと、古里に降りる。山頂近辺は道が錯綜していてわかりづらいが大塚山まで来ると、後は一本道。古里までの道はなだらかで歩き易い。困難な箇所もなく、もしかしたらケーブルカーができるまでは、こっちが御岳山へのメインルートだったのかもしれない。車道に出て左に曲がり、五分ほど道なりに進むと「古里駅前」の交差点にあたる。
青梅線で帰宅の途につく時、御嶽の駅では、たくさんの乗客がどっと流れ込んできて、さながらラッシュの様相となった。ある意味古里に降りて正解だったとも言える。
奥多摩の山は悪くはないのだが、神奈川からは山梨に行くよりも時間がかかり、交通機関で往復するだけでも疲れる(往復5時間)。しかも、そこそこ混む近郊列車の乗り継ぎなので、山梨、長野に行くよりもたちが悪い。
次は倉岳山のリベンジか、丹沢大山の南北尾根(鶴巻温泉ー大山−大山三峰山)縦走あたりになるだろうか。
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