木洩れ日ハイク（地蔵岳・夕日岳・薬師岳）＃163

2013年11月24日(日) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 9.7km
• 登り: 648m
• 下り: 644m

コースタイム

細尾峠7:55〜8:40薬師岳8:45〜三ツ目10:15〜10:40地蔵岳10:45
〜三ツ目11:05〜11:20夕日岳12:00〜三ツ目12:20〜薬師岳13:35
〜細尾峠14:10

天候

晴れ（白根山方面は雪雲？）

アクセス

利用交通機関：

バス

細尾峠までマイクロバス
市役所6:00発　　細尾峠7:40着
細尾峠14:30発　　市役所15:50着

コース状況／危険箇所等

細尾峠と薬師岳の間に滑りやすい箇所あり、滑落注意！

写真

11/24 7:47

細尾峠を出発

11/24 8:11

　細尾峠から少し登り、振り返ると、後方に男体山が頭を持たげてきた。

11/24 8:46

薬師岳に到着。
男体山はかなり大きい。

11/24 8:42

　薬師岳山頂の脇には小社がひっそりと祀られていた。

11/24 8:38

皇海山も遠くに確認できた。

11/24 8:48

細尾の町並みと奥には高原山

11/24 8:49

最奥に古賀志山が霞む。

11/24 8:54

今日も富士山のお姿も！
霞んでいますが、見えないですか？

11/24 9:04

不動明王を従えた小社が道端に。

11/24 9:06

お不動サマのお刀

11/24 9:21

霜柱を手に取ってみた。

11/24 9:55

笹の尾根を夕日岳方面へ南下

11/24 10:23

夕日岳と地蔵岳への路を分ける「三ツ目」に着いた。

11/24 10:24

すぐそばに真新しいシカの糞が落ちていた。

11/24 10:43

今日、二つ目のピーク「地蔵岳」に到着。

11/24 10:41

地蔵岳の山頂直下にも小社が傾いて安置されている。

11/24 10:42

中には文字通り「お地蔵さま」が祀られている。

11/24 11:12

三ツ目に戻り、一度鞍部に下降し、登り返して「夕日岳」を目指す。
途中の岩の上から見た「日光連山」

11/24 11:20

奥白根山の頂上のドームは、雪雲に隠されて見えず。

11/24 12:02

今日、三つ目のピーク「夕日岳」

11/24 11:34

ここで日光男体山を拝しながら楽しい昼食タイム

11/24 12:01

下山途中での「皇海山」のアップ

11/24 12:45

往きには気づかなかった「小社」
何も祀られていなかったが…

11/24 12:47

じぇじぇじぇ！
熊さんの爪の痕がくっきりと刻まれた木を発見！
「もう冬眠してますよねぇ。」

11/24 13:17

ダケカンバの美しい斜面

11/24 13:20

不動明王さままで戻って来ました。

11/24 13:37

再び「薬師岳」に戻ってきました。

11/24 13:43

薬師岳からの下山途中に「弁天様」が…
「彫り師は誰だ？！」

11/24 14:45

帰りの日光パーキングの紅葉が見事だった。

11/24 14:47

帰りの日光パーキングの紅葉

撮影機器：

COOLPIX S60 NIKON

DMC-LX7 Panasonic

DSC-HX5V SONY

感想

ahiru-papa

　今回の山行は、冬枯れの前日光木洩れ日ハイク（細尾峠〜薬師岳〜地蔵岳〜夕日岳）である。

　葉を落とした木々の間から「日光男体山」、「女峰山」、足尾の「皇海山」、塩原の「高原山」、東方の「筑波山」などがはっきりと見え、また遠く「富士山」も確認できたが、楽しみにしていた日光「奥白根山」は行程中、ずぅーと雪雲に覆われ、真っ白なドームがきれいに見られなかったのが残念だった。

　本会では以前、古峰ヶ原から夕日岳までのコースを辿ったり、ヤシオツツジの咲く頃、細尾峠からの逆コースを歩いたりしてきた。
　今回は、冬季で陽も暮れるのが早いので、細尾峠から地蔵峠までの「日光修験の路」の一部の往復とした。

　「日光修験の路」は、「男体山」を開山した「勝道上人（しょうどうしょうにん）」の徳を偲んでその足跡を辿るもので、「役の行者」の十界修行を修める「峰行」が「三峰五禅定(さんぶごぜんじょう)」と称される。
　かつて「春峰」、「夏峰」、「秋峰」の「三峰」と、五組の修行者たちが順番に入峰する「五禅定」が行われていたと云われ、それらの一つに、今回、一部を辿ったルート（古峰ヶ原から入り、ハガダテ平、地蔵岳、薬師岳、細尾峠、籠岩不動尊を経て中禅寺湖畔に至たるもの）があった。
　それらの名残りか、「薬師岳」や山路のところどころには、鉄剣を持った「不動明王」を祀った小さな石の社や、修験のお札などが見られた。
　「地蔵岳」では山頂の南側に、その名のとおりお地蔵様が祀られていて、小社の側面には「天保年間○酉年五月吉日」の文字が刻まれていた。