【美濃】誕生山(502m)天王山(538m)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 732m
- 下り
- 741m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
✻✻✻ 極楽寺から誕生山 ✻✻✻
車内で仮眠していると、後から到着した方が先発。山慣れた方のようです。
「整然厳守」と書かれた駐車地を後に、「ボッカ資材あります」のオレンジ箱の横から入山。かつがなくてゴメン。
紅葉も終わりがけ。イヌシデやタカノツメが、落葉前の最後のきらめきを誇る。巡視路の金属パイプの手すりの脇を歩き、岩の間を抜けると、関電反射板の立つ山頂だった。
雲が浮き立つ朝だけど、展望はうわさ通りのハナマル印。眼下は美濃市。ここは濃尾平野の北端だ。蛇行する長良川が朝日にきらめいて、岐阜城の方角へと流路を移していく。
あれが、岐阜城だから、あれが伊吹山か。霊仙山、養老山系、鈴鹿の山並み、各務原アルプス、そして、恵那山・・・
山頂のベンチに先発の男性。ほどなく、うどんが煮えて、ウッドデッキは最高の展望食堂に早変わり。「長い間地元に住んでいても、こんな絶景があるなんて、知らなかったんです」友だちに連れて来てもらったら、ハマったんだって。
続いてワンちゃん連れの女性が登ってきた。山頂でのほんわか風景。いいな。
✻✻✻ 誕生山〜天王山〜大矢田神社 ✻✻✻
宮川源流点へ。清水がしたたり、コケ団地の主役たちが、個性的な美を競っている。
ボランティアの持ち上げたブロックの階段を上がる。アブラツツジの「赤」やタカノツメの「黄」。ガサツな自分にも、日本の風雅を受け止める感性があるなんて、この世の七不思議だね。
白山を越えて、鉄塔の切り開きへ。濃尾平野と北面の山並みが大きい。鉄塔の高圧鉄線が、ロープウェイの架線となって高賀三山に伸びている。
神洞と御手洗へのルートを北に分けると、天王山は近い。人であふれかえる山頂を覚悟していたが、不思議と山頂ひとり占めだった。名古屋のセントラルタワーズが見える。そして、あれが猿投山と鳩吹山で。
片知・南・矢坪・瓢・今淵・高賀・タカネ・蕪・滝波・美濃平家・平家・ギザギザな日永岳。3000m級のジャイアントたちは営業時間外なのか、モヤの中だった。
そうこうするうち、家族連れ・カップル・友人同士・女子会組・・・と、賑やかな山頂に早変わり。
驚いたのは、下山後の、大矢田神社のもみじ詣での車列だった。車の台数を数えて歩くが、100台を数えたところで、ギブアップ。
秋を愛でに渋滞に耐える・・・これも日本人の美徳なのだ。
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