武奈ヶ岳トレッキング(明王院in/out)
- GPS
- 03:57
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:57
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日は大峰山(八経ヶ岳)&大台ヶ原山(日出ヶ岳)のダブルヘッダー登山。
そして、本日本当は・・・、奈良・金剛山(二百名山)でご来光を仰いでから、滋賀・武奈ヶ岳(二百名山)へダブルヘッダー登山の予定で、前夜は金剛山登山口で車中泊してました。
朝4時過ぎ、車中泊から起床し、車中エアコンで暖を取ろうとしましたが、なんとエンジンが始動しない。気を取り直して先に公衆トイレへ行き、戻ってくるとライトがつけっぱなし。そう寝ている間(6時間)、ライトがつけっぱなしでバッテリーが上がってしまったのでした(涙)。
東京でマイカーなど持たない身。当然、JAFにも未加入。朝5時前にJAFへ電話し、6時前に来てもらい、15,230円で復旧してもらいましたが、「1〜2時間運転して、バッテリー性能を回復させてください」と言われます。そこで決断します。「眼の前の金剛山は諦め、今から滋賀の武奈ヶ岳へ向かおう!」と。まさか、金剛山の登山口前で車中泊して、翌朝金剛山へ登ることなく、武奈ヶ岳へ向かうことになろうとは・・・。
(なお、一年中、日本各地でレンタカーを借りて登山しており、悪路が多いアクセス道でパンクをしないかヒヤヒヤした経験も多いため、マイカー持ってないのに、金剛山駐車場前でJAFへ即時加入しました。会費年額4,000円は安心保険料と割り切ります。会員だとバッテリーあがりの復旧は無料です。)
(前夜の大峰山登山口は携帯圏外でした。地球上どこでも家族へメールできる衛星GPSを常時携帯してますが、改めてバッテリーが上がった場所が携帯の通じる、街中から比較的近い金剛山登山口で幸いでした!)
さて、そんなこんな10時半頃に登山口となる葛川坊村の明王院まで乗りつけます。明王院は標高300mほどですが、色とりどりの紅葉が咲き誇り、今が最旬といった感じです。登山前に、周辺を散策し、紅葉を愛でさせて頂きました。
御殿山コースは、入山直後から冬道分岐点まで、500mのブナ林を直登する形となり、かなりの急勾配です。しかもこの時期は登山道が落ち葉に覆われ、滑ります。登りはさほど危険に感じませんが、下りは転倒しないよう、細心の注意が必要です。
冬道分岐から再合流点までは、往路も復路もセオリー通り夏道を進みます。谷側は急斜面で万一転落すると、ヘルメットがないと大怪我は免れません(今回はヘルメット持参せず)。たいした眺望もないので、黙々と進みます。
再合流点〜御殿山にかけては、樹間越しに右手に三百名山・蓬莱山が見えます。そう、田中陽希さんがグレトラ3で骨折した山ですね。この武奈ヶ岳は陽希さんが骨折後、最初に登った山でもあります。御殿山(1097m)で、標高300mの明王院から続いた急勾配な斜面は終わります。
御殿山からはワサビ峠まで一旦60mほど下り、そこから武奈ヶ岳まで170〜180m登り返します。入山直後の急登に比べると、ここらへんの斜度は朝飯前といった感じです。
天気予報では終日晴れ予報でしたが、登頂時の天候は曇り。太陽は見えません。また周囲一帯霞んでて、眼下の琵琶湖こそ見えるものの、蓬莱山以外の高峰はほぼ見えません。誤算だったのは、琵琶湖を挟んで対岸にそびえる滋賀県最高峰・伊吹山が肉眼ではほぼ見えなかった点。登る前から、楽しみにしていたのに・・・。
本当は、武奈ヶ岳より先に進み、細川尾根分岐より、ヤマレコMapの"みんなの足跡"を頼りに、「山と高原地図」にない尾根道を直下降する計画でしたが、かなりの急登であり、天候もドンヨリしており、下りは危険と判断し、山頂ピストンへ計画変更しました。
武奈ヶ岳から琵琶湖越しに伊吹山や北アルプス、反対側には白山などの眺望を期待しましたが、いずれも叶わず。でも、44座目となる二百名山へ無事登頂でき、麓では絶品の紅葉も眺めることができ、満足いく山行となりました。
下山後、琵琶湖畔の比良とぴあで入浴(600円)し、その後は新大阪まで戻る途上にある京都へ立ち寄り。金閣寺や銀閣寺のライトアップ紅葉を見ようと思いましたが、そもそもそのようなイベントごとはなく、夜間は構内へ立ち入りもできないと知り、代わりに訪れたのが国宝・五重塔を要する東寺(とうじ)。武奈ヶ岳麓の明王院同様、東寺の紅葉も今が最旬で、無風のため、園内の瓢箪池にキレイに映る逆さ五重塔&紅葉は、誰が見ても感動モノでしたー。ぜひ、京都の写真も見ていってください!
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