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Yamareco

記録ID: 3778116
全員に公開
ハイキング
関東

不動滝ー湯沢源流ー抱返しの滝ー釜沢越ー猩々岩ー不動滝ーつつじヶ丘 奥久慈、西金駅から

2021年11月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:18
距離
13.1km
登り
698m
下り
706m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:02
合計
6:19
距離 13.1km 登り 709m 下り 707m
10:26
56
スタート地点
11:22
11:23
6
11:29
11:42
42
12:24
13:01
65
14:06
62
15:08
15:17
6
15:23
15:25
5
16:45
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
恒例により西金駅に車を停めて歩きました。
コース状況/
危険箇所等
難度は低いのですが危険度が高い、転んだら即死亡というような登山道がずっと続きます。枯葉で覆われた地面は湿っていても乾いていても滑りやすく危険な上、踏み跡や道の状況などをつかみにくくなっています。必要に応じて落ち葉を払うなどの措置を取ります。

今回の山行は終日雨が降った翌日だったため、沢の水量が結構増していて、難度、危険度ともに一回り高いと感じました。

不動滝ー源流入り口まで。車道から滝までの道がぬかるんでいて滑りやすく侮れません。特に滝の直前にある木道は、木道がただでさえ滑りやすい上に腐りかかっていて破壊寸前です。巻いて通るほうがいいかもしれません。

不動滝ー源流入り口。滝の落ち口へ向けて高巻くところがいつも濡れていて危険ですが、幸い鎖とお助けロープがあるのでつかまりながら慎重に進みます。高度を稼ぐところが、お助けロープがあるすごく濡れた岩と、やや乾いている土斜面があります。自分の経験では濡れた岩のほうが滑りにくかったと思います。岩にはステップも切ってあります。

滝の落ち口から源流入り口までも、水量によってはかなり悪いです。ドボンしそうな箇所は大抵うまく巻けるようになっているので、踏み跡やテープマーク、お助けロープや鎖などの存在を確かめながら進みます。篭岩を目指すルートは基本谷を高巻いていきますが、今回の山行は谷をつめるので高巻きすぎて篭岩に行かないように気をつけます。高巻いていると、篭岩方面を示す標識が眼下に見えてくるのでそのときは谷底へ降ります。

谷底の標識の背後に「この先登山道なし」の警告があります。そういうところに入るのだという覚悟を持って谷を詰めていきます。巨岩帯の中をルートファインディングしていかないと淵や巨岩で進退窮まりますが、実は登山道なしといいながら「正しくたどれば」絶妙に高巻いていたり、難しい岩にいい塩梅にステップが切ってあったり、果ては古い標識や樹木のネームプレートがあったりと、人が入っているルートをたどることができます。やがて潅木越しに抱返しの滝が視界に入ります。

抱返しの滝の左(川としては右岸)に長いはしごがあります。ぐらぐらするので気をつけることと、岩が干渉してはしご段に足を置きそこないそうな場所があるので、あわてて登らないことと、手もしっかりホールドしながら登ることに気をつけます。この足の置きそこないは下りで使うときはさらに危険です。そういう場所があることに気がつかずに楽勝だと駆け下りていくことが多いからです。前穂高岳の重太郎新道のはしごではそのせいで毎年死亡または重傷事故が発生しています。

滝の落ち口からも暫くは巨岩帯を通過します。今回は雨の翌日で水量が多く、ルートファインディングに苦労しました。難度は抱返しの滝までの道より高かったかもしれません。最終的には高巻きやへつりでは(2mほどですが)墜落して大怪我する危険があると判断し、怪我をするくらいなら足をぬらしたほうがいいやと、川床に降りました。そうしたら不思議なことに、川床にぎりぎり水没しない岩があったり、淵や瀬の岸にぎりぎり靴幅くらいの浅瀬があったりしたため、水没は数センチメートルで済みま、足は濡らしませんでした(買って間もない靴のゴアテックスが効いていたことも幸いしました)。普段はここまで水量が多くはないと思います。川の中を歩く覚悟さえあれば、プチ滝、プチ淵、プチ釜、プチなめと、沢登り始めの一歩を安全に楽しめます。長靴をザックに入れて置くと一番安心かもしれません。

やがて水量が下がったころ、正面に廃屋が現れますと、左手(川的には右岸)に釜沢越と裏縦走路(篭岩山方面)を結ぶ登山道が現れます。この箇所は枝道が多く紛れがあるので、県北ロングトレイルの黄色いテープが随所に下がっている道であることを確認します。どこで道に出るかで変わると思いますが、道に出て左に進むと(歩いてきた沢を左側に見る感じで歩きますと)釜沢越に出ます。

釜沢越から猩々岩まではここまでのルートに比べると快適ですが落ち葉で踏み跡が隠れているのでテープマークを慎重に追うことと、落ち葉で滑りやすいことに留意して、快適さに気を抜かないよう用心して歩きます。

猩々岩から不動滝落ち口までは枯葉で大変滑りやすい急斜面です。潅木や木の根をうまくハンドホールドに取って3点支持でクライムダウンします。クライムダウンの途中で、枯れ木や落ちているだけの木をうっかりつかんで滑落(=死亡)しないように用心します。

不動滝から林道(パノラマライン)までは序盤登った悪場を下るので序盤以上に気をつけて降ります。
その他周辺情報 イロハモミジの紅葉は今しばらく楽しめると思います。今回登らなかった不動滝ー篭岩方間の谷間のモミジは素晴らしい。

奥久慈りんご園小野瀬、5時ごろまで営業。今年の営業は12月15日ごろまで。
林道を歩き湯沢渓谷の外観に興奮する。しかも今日は初めての源流歩きだ。
2021年11月23日 11:17撮影 by  SH-M17, SHARP
1
11/23 11:17
林道を歩き湯沢渓谷の外観に興奮する。しかも今日は初めての源流歩きだ。
不動滝で無事を祈った。本気度30%。不動滝様。私はあなたの本気を存じております。
2021年11月23日 11:29撮影 by  SH-M17, SHARP
2
11/23 11:29
不動滝で無事を祈った。本気度30%。不動滝様。私はあなたの本気を存じております。
不動滝の谷の紅葉。ピークは過ぎているがいい感じだ。
2021年11月23日 11:30撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:30
不動滝の谷の紅葉。ピークは過ぎているがいい感じだ。
紅葉と落水。キラキラして美しかった。
2021年11月23日 11:30撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:30
紅葉と落水。キラキラして美しかった。
2.5段くらいに蛇行する優美な不動滝。
2021年11月23日 11:32撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:32
2.5段くらいに蛇行する優美な不動滝。
高巻きながら黄葉の中に不動滝を収めてみた。
2021年11月23日 11:34撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:34
高巻きながら黄葉の中に不動滝を収めてみた。
高巻きながら不動滝方面を振り返り、紅葉を楽しむ。
2021年11月23日 11:46撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:46
高巻きながら不動滝方面を振り返り、紅葉を楽しむ。
高巻き過ぎると篭岩方面へ登ってしまうので、この標識で谷に降りた。写真では見づらいが中央に「この先登山道なし」の警告がある。覚悟して進む。
2021年11月23日 11:50撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 11:50
高巻き過ぎると篭岩方面へ登ってしまうので、この標識で谷に降りた。写真では見づらいが中央に「この先登山道なし」の警告がある。覚悟して進む。
巨岩帯をルートファインディングしていく。
2021年11月23日 11:51撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:51
巨岩帯をルートファインディングしていく。
ふたつあるというはしごのうちの第一に到着した。置いてあるだけなので用心して登った。
2021年11月23日 11:57撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 11:57
ふたつあるというはしごのうちの第一に到着した。置いてあるだけなので用心して登った。
岩と紅葉と青空。
2021年11月23日 12:00撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:00
岩と紅葉と青空。
楽しげに見えるが足許は結構悪い。
2021年11月23日 12:00撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:00
楽しげに見えるが足許は結構悪い。
落ち葉の下は水なんてところも多かった。
2021年11月23日 12:05撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:05
落ち葉の下は水なんてところも多かった。
モミジの谷間は美しい。
2021年11月23日 12:05撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:05
モミジの谷間は美しい。
ボルダリングごっこしながら黄葉の谷を詰めていく。
2021年11月23日 12:05撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:05
ボルダリングごっこしながら黄葉の谷を詰めていく。
高度を稼ぎながら時々振り向くと谷がいい感じだった。
2021年11月23日 12:09撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:09
高度を稼ぎながら時々振り向くと谷がいい感じだった。
前方を見上げてもよし。
2021年11月23日 12:11撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:11
前方を見上げてもよし。
カレンダーにありそうな図柄だ。
2021年11月23日 12:12撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:12
カレンダーにありそうな図柄だ。
だんだん悪相になってくるのだが、抱返しの滝まではうまい具合にルートがある。岩の一番難しいところにはステップが切ってある箇所さえあった。
2021年11月23日 12:12撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:12
だんだん悪相になってくるのだが、抱返しの滝まではうまい具合にルートがある。岩の一番難しいところにはステップが切ってある箇所さえあった。
プチ連瀑
2021年11月23日 12:16撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:16
プチ連瀑
青空とモミジは今回何度となく楽しんだ。日が高いと谷が明るいのがうれしい。
2021年11月23日 12:16撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:16
青空とモミジは今回何度となく楽しんだ。日が高いと谷が明るいのがうれしい。
プチ滝。見ている分には美しいがどこを通過するかは結構悩ましいのだ。
2021年11月23日 12:19撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:19
プチ滝。見ている分には美しいがどこを通過するかは結構悩ましいのだ。
黄葉にため息をつきながらルートファインディングした。
2021年11月23日 12:20撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:20
黄葉にため息をつきながらルートファインディングした。
初めて見るモミジの谷。
2021年11月23日 12:20撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:20
初めて見るモミジの谷。
朽ちた標識や、樹木の名板などもあり、完全なバリエーションではないことはわかる。
2021年11月23日 12:20撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:20
朽ちた標識や、樹木の名板などもあり、完全なバリエーションではないことはわかる。
写真ではわからないが、正面の三角おにぎりの岩の向こうに微かに抱返しの滝が見えてきて歓声を上げたところ。
2021年11月23日 12:20撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:20
写真ではわからないが、正面の三角おにぎりの岩の向こうに微かに抱返しの滝が見えてきて歓声を上げたところ。
そして振り向いて紅葉に再度歓声を上げた。
2021年11月23日 12:22撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:22
そして振り向いて紅葉に再度歓声を上げた。
ちょっと面倒くさい高巻きを経て抱返しの滝に到着した。
2021年11月23日 12:27撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:27
ちょっと面倒くさい高巻きを経て抱返しの滝に到着した。
何枚も写真を撮り、動画を撮り、見つめ、水の音に耳を傾け、楽しんだ。
2021年11月23日 12:29撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:29
何枚も写真を撮り、動画を撮り、見つめ、水の音に耳を傾け、楽しんだ。
見下ろせばモミジの谷も美しい。
2021年11月23日 12:30撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:30
見下ろせばモミジの谷も美しい。
雲が切れてきて青空が出てきた。
2021年11月23日 12:36撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:36
雲が切れてきて青空が出てきた。
滝と紅葉と岩、そして青空と雲
2021年11月23日 12:37撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:37
滝と紅葉と岩、そして青空と雲
こちら側は時々竜の顔のように見えた。
2021年11月23日 12:39撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:39
こちら側は時々竜の顔のように見えた。
登山道から横顔も見よう。
2021年11月23日 12:40撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:40
登山道から横顔も見よう。
出発前、第二のぐにゃぐにゃはしごと一緒にもう一枚撮影した。
2021年11月23日 12:41撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:41
出発前、第二のぐにゃぐにゃはしごと一緒にもう一枚撮影した。
はしごは何箇所か岩が飛び出して足をかけにくい場所がある。はしごだからといって楽勝かますと死ぬ。
2021年11月23日 12:42撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:42
はしごは何箇所か岩が飛び出して足をかけにくい場所がある。はしごだからといって楽勝かますと死ぬ。
はしごを登りきったところが滝の落ち口になっている。いい感じのモミジがあった。
2021年11月23日 12:45撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:45
はしごを登りきったところが滝の落ち口になっている。いい感じのモミジがあった。
こちらはニシキギ系か?
2021年11月23日 12:45撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:45
こちらはニシキギ系か?
ニシキギ系(?)を透かして撮影した。
2021年11月23日 12:48撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:48
ニシキギ系(?)を透かして撮影した。
ところでいきなり大岩越えになっていて難しかった。
2021年11月23日 12:50撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:50
ところでいきなり大岩越えになっていて難しかった。
大岩を越えて、滝の落ち口を振り返った。そういえばここは景観がいいはずだったが見忘れてしまった。この写真の篭岩展望台方面が見える。
2021年11月23日 12:52撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:52
大岩を越えて、滝の落ち口を振り返った。そういえばここは景観がいいはずだったが見忘れてしまった。この写真の篭岩展望台方面が見える。
水の上にも織る錦、岩の上にも織る錦、いずれもハイキングを通して楽しむことができた。
2021年11月23日 12:53撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 12:53
水の上にも織る錦、岩の上にも織る錦、いずれもハイキングを通して楽しむことができた。
何度も振り返って紅葉を楽しんだ。
2021年11月23日 12:54撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:54
何度も振り返って紅葉を楽しんだ。
谷のルートファインディングも楽しんだ。
2021年11月23日 12:57撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:57
谷のルートファインディングも楽しんだ。
猩々岩経由の尾根筋が見えた。沢の水量が多くて結構難しく、エスケープの誘惑にも駆られた。
2021年11月23日 12:59撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 12:59
猩々岩経由の尾根筋が見えた。沢の水量が多くて結構難しく、エスケープの誘惑にも駆られた。
谷自体は美しかったのだが。
2021年11月23日 13:00撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:00
谷自体は美しかったのだが。
滝を過ぎたら後はのんびりと思っていたらとんでもなかった。
2021年11月23日 13:04撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:04
滝を過ぎたら後はのんびりと思っていたらとんでもなかった。
こういうところだけ歩ければよかったが、例外的。
2021年11月23日 13:05撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:05
こういうところだけ歩ければよかったが、例外的。
そんなところにも樹木の名板があり驚いた。
2021年11月23日 13:06撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:06
そんなところにも樹木の名板があり驚いた。
岩の中をまだまだぬう。
2021年11月23日 13:06撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:06
岩の中をまだまだぬう。
時々黄葉に癒されながら道探しを続けた。
2021年11月23日 13:11撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:11
時々黄葉に癒されながら道探しを続けた。
左の高巻きも濡れ落ち葉が覆っていて緊張を強いられた。
2021年11月23日 13:12撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:12
左の高巻きも濡れ落ち葉が覆っていて緊張を強いられた。
さて、どうやって濡れずに通過するか。。。
2021年11月23日 13:17撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:17
さて、どうやって濡れずに通過するか。。。
尾根筋にリタイヤしたい気分を我慢しつつ前進した。
2021年11月23日 13:21撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:21
尾根筋にリタイヤしたい気分を我慢しつつ前進した。
プチ滝の連続。
2021年11月23日 13:22撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:22
プチ滝の連続。
枯葉の部分はほとんど水。かといって高巻きも結構悪い。最終的に足の水没まではやむなしとしてみたら、案外谷底に歩ける箇所があって、足がドボンすることは免れた。
2021年11月23日 13:31撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:31
枯葉の部分はほとんど水。かといって高巻きも結構悪い。最終的に足の水没まではやむなしとしてみたら、案外谷底に歩ける箇所があって、足がドボンすることは免れた。
プチ滝とプチ釜。沢登りだと腹をくくればまったくの初心者入門レベルなのだが。
2021年11月23日 13:39撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 13:39
プチ滝とプチ釜。沢登りだと腹をくくればまったくの初心者入門レベルなのだが。
空を見上げるといい天気。
2021年11月23日 13:39撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:39
空を見上げるといい天気。
モミジは美しい。
2021年11月23日 13:42撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 13:42
モミジは美しい。
支流への迷い込みを少し気にしたがテープが出てきて一安心した。
2021年11月23日 13:42撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:42
支流への迷い込みを少し気にしたがテープが出てきて一安心した。
まだまだドボンの危険はあるが、巨岩帯から少しずつ優しくなってきた。
2021年11月23日 13:47撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:47
まだまだドボンの危険はあるが、巨岩帯から少しずつ優しくなってきた。
広葉樹林から針葉樹林へと林相にも変化がでてきた。
2021年11月23日 13:49撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:49
広葉樹林から針葉樹林へと林相にも変化がでてきた。
ところどころ流れのきつい場所もあり。ドボンには気をつけなければ。
2021年11月23日 13:52撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:52
ところどころ流れのきつい場所もあり。ドボンには気をつけなければ。
笹と竹が出てきた。この景色は見覚えがあるような。
2021年11月23日 13:57撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:57
笹と竹が出てきた。この景色は見覚えがあるような。
川岸から森を抜ける踏み跡があったが。これは使わなかった。たぶんもっとやさしい道に出るはずだ。
2021年11月23日 13:58撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:58
川岸から森を抜ける踏み跡があったが。これは使わなかった。たぶんもっとやさしい道に出るはずだ。
見覚えのある廃屋。これは裏縦走路へ抜けるときに通過する建物だ。
2021年11月23日 13:59撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 13:59
見覚えのある廃屋。これは裏縦走路へ抜けるときに通過する建物だ。
川沿いのしっかりした踏み跡に乗り、県北ロングトレイルの黄色いテープを探したらすぐに見つかった。
2021年11月23日 14:03撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:03
川沿いのしっかりした踏み跡に乗り、県北ロングトレイルの黄色いテープを探したらすぐに見つかった。
川を左手に見ながら下流へ辿るようにして歩くと程なくして釜沢越に到着した。
2021年11月23日 14:06撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:06
川を左手に見ながら下流へ辿るようにして歩くと程なくして釜沢越に到着した。
表縦走路を歩く当初の計画を変更して猩々岩方面を進むことにした。午後の日差しが横様に差して心地よい。
2021年11月23日 14:08撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:08
表縦走路を歩く当初の計画を変更して猩々岩方面を進むことにした。午後の日差しが横様に差して心地よい。
午後の日差しを利用して紅葉を満喫しよう。
2021年11月23日 14:09撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:09
午後の日差しを利用して紅葉を満喫しよう。
黄色い光線が紅葉を一段と染めた。
2021年11月23日 14:09撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:09
黄色い光線が紅葉を一段と染めた。
奥久慈の山々を稜線から堪能した。午後はやや逆光気味になるので黒々してしまうのが残念だが。
2021年11月23日 14:16撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:16
奥久慈の山々を稜線から堪能した。午後はやや逆光気味になるので黒々してしまうのが残念だが。
上・下高塚山のツインピークは存在感がある。
2021年11月23日 14:16撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:16
上・下高塚山のツインピークは存在感がある。
稜線の紅葉にときめきながら下山を急いだ。
2021年11月23日 14:17撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:17
稜線の紅葉にときめきながら下山を急いだ。
滝の落ち口の岩壁が見えてきた。
2021年11月23日 14:25撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:25
滝の落ち口の岩壁が見えてきた。
篭岩展望台が見えてきた。こんなところからも見えるのかと驚いたのだが、あとから猩々岩を過ぎていたことがわかった。
2021年11月23日 14:27撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:27
篭岩展望台が見えてきた。こんなところからも見えるのかと驚いたのだが、あとから猩々岩を過ぎていたことがわかった。
懸垂下降の支点(?)みたいなところから望む抱返しの滝を要する岩壁。ただしここから滝は見えない。音ははっきりと聞こえた。
2021年11月23日 14:35撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:35
懸垂下降の支点(?)みたいなところから望む抱返しの滝を要する岩壁。ただしここから滝は見えない。音ははっきりと聞こえた。
篭岩を展望した。青空が増したので午後の日差しに山が美しい。
2021年11月23日 14:38撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:38
篭岩を展望した。青空が増したので午後の日差しに山が美しい。
猩々岩からの下降はすこぶる危険なのだが、時たま立ち止まって紅葉に心ときめかせた。
2021年11月23日 14:45撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:45
猩々岩からの下降はすこぶる危険なのだが、時たま立ち止まって紅葉に心ときめかせた。
下降が厳しい代わりに谷間のモミジが美しい。
2021年11月23日 14:45撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:45
下降が厳しい代わりに谷間のモミジが美しい。
黄金の谷も美しい。
2021年11月23日 14:46撮影 by  SH-M17, SHARP
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黄金の谷も美しい。
赤一色とは違うけど、日が透かして美しい。
2021年11月23日 14:47撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:47
赤一色とは違うけど、日が透かして美しい。
もう一度篭岩。今年は見納めかも。
2021年11月23日 14:48撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 14:48
もう一度篭岩。今年は見納めかも。
松の向こうの赤も何やら良い。
2021年11月23日 14:53撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:53
松の向こうの赤も何やら良い。
終盤の下降は一段と厳しい。つかみどころがなく、斜度は増し、落ち葉で滑る。ぽかぽか陽気に救われた。
2021年11月23日 14:59撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 14:59
終盤の下降は一段と厳しい。つかみどころがなく、斜度は増し、落ち葉で滑る。ぽかぽか陽気に救われた。
何とか無事に下降してきた。滝の落ち口にある標識が見える。
2021年11月23日 15:08撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:08
何とか無事に下降してきた。滝の落ち口にある標識が見える。
湯沢源流歩きの締めくくりに不動滝の谷の写真を取ろう。
2021年11月23日 15:15撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:15
湯沢源流歩きの締めくくりに不動滝の谷の写真を取ろう。
赤、黄、緑、青がさまざまに混ぜ合わされたこの色の組み合わせを筆者は非常に好んでいる。
2021年11月23日 15:15撮影 by  SH-M17, SHARP
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赤、黄、緑、青がさまざまに混ぜ合わされたこの色の組み合わせを筆者は非常に好んでいる。
不動滝様、おかげさまで怪我なく戻ってくることができました。
2021年11月23日 15:17撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:17
不動滝様、おかげさまで怪我なく戻ってくることができました。
夕日を使って不動滝の谷の紅葉を撮影した。スタートと異なりくっきりとした青空をバックに谷が美しい。
2021年11月23日 15:18撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:18
夕日を使って不動滝の谷の紅葉を撮影した。スタートと異なりくっきりとした青空をバックに谷が美しい。
下山はつつじヶ丘経由にした。この景色を見たくて猩々岩コースを選んだのだった。夕日で奥久慈岩稜がものすごい高山に見える。
2021年11月23日 15:29撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:29
下山はつつじヶ丘経由にした。この景色を見たくて猩々岩コースを選んだのだった。夕日で奥久慈岩稜がものすごい高山に見える。
ここから見える男体山(右)と長福山(左)は櫛が峰あたりで見るものよりも迫力がある。特に男体山のでかさがわかる。
2021年11月23日 15:32撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:32
ここから見える男体山(右)と長福山(左)は櫛が峰あたりで見るものよりも迫力がある。特に男体山のでかさがわかる。
奥久慈岩稜と男体山、長福山。
2021年11月23日 15:33撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:33
奥久慈岩稜と男体山、長福山。
そして湯沢源流方面を一望する。完璧な青空がすさまじい。
2021年11月23日 15:34撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:34
そして湯沢源流方面を一望する。完璧な青空がすさまじい。
男体山は何枚も撮影してしまう。
2021年11月23日 15:35撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:35
男体山は何枚も撮影してしまう。
湯沢源流左岸の岩壁(中央)と猩々岩の岩壁(左)。
2021年11月23日 15:35撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:35
湯沢源流左岸の岩壁(中央)と猩々岩の岩壁(左)。
鷹取岩(中央)とその左に入道岩、さらに奥にp460が見える。夕日で見ると山容がよくわかって美しい。
2021年11月23日 15:35撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:35
鷹取岩(中央)とその左に入道岩、さらに奥にp460が見える。夕日で見ると山容がよくわかって美しい。
湯沢源流に再び目をやり、美しくも怖かった今日の山行を振り返った。
2021年11月23日 15:36撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 15:36
湯沢源流に再び目をやり、美しくも怖かった今日の山行を振り返った。
そろそろ男体山の全容が捉えられる箇所を過ぎる。
2021年11月23日 15:36撮影 by  SH-M17, SHARP
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そろそろ男体山の全容が捉えられる箇所を過ぎる。
男体山と奥久慈岩稜の馬の背を並べて撮ると、男体山の存在感が一段とはっきりする。
2021年11月23日 15:40撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:40
男体山と奥久慈岩稜の馬の背を並べて撮ると、男体山の存在感が一段とはっきりする。
もう一度湯沢源流方面を振り返った。低山とは思えない奥深さだ。
2021年11月23日 15:41撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 15:41
もう一度湯沢源流方面を振り返った。低山とは思えない奥深さだ。
林道を通過して西金方面へ急いだ。恒例により途中旧道へそれて水をくんだ。薮の黄葉も美しい。
2021年11月23日 16:15撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 16:15
林道を通過して西金方面へ急いだ。恒例により途中旧道へそれて水をくんだ。薮の黄葉も美しい。
ウルシ系だろうか?紅葉もかなり良かったがさすがに薄暗くなってきた。
2021年11月23日 16:15撮影 by  SH-M17, SHARP
11/23 16:15
ウルシ系だろうか?紅葉もかなり良かったがさすがに薄暗くなってきた。
車に戻る前に小野瀬りんご園でりんごを購入した。おいしさに癖になりそうだが12月15日ごろで直売は終了。最後に国道で上・下高塚山(左・右)のツインピークを撮影して締めくくった。
2021年11月23日 16:43撮影 by  SH-M17, SHARP
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11/23 16:43
車に戻る前に小野瀬りんご園でりんごを購入した。おいしさに癖になりそうだが12月15日ごろで直売は終了。最後に国道で上・下高塚山(左・右)のツインピークを撮影して締めくくった。
撮影機器:

装備

備考 雨具、ヘッドランプ、ファーストエイド、フリース、水、行動食、デジカメ、スマホGPS

感想

前日、というよりも当日零時ごろまで雨が降り続いていた。朝のうちも曇りがちなので紅葉を満喫できるかどうかが危ぶまれたが、空がどんどん晴れてくれたおかげで入山後は十分な日の光に輝く紅葉を満喫することができた。

湯沢源流の遡行は雨で水かさが増していたせいか、あるいは落葉のせいか、危険箇所が多かったが、紅葉と岩壁を擁する抱返しの滝に報われた。思わず30分ほどたたずんでしまった。

抱返しの滝を過ぎればあとは楽勝かと思っていたが、かえって難しかった。高巻き、へつりもだんだん高くて悪いところに引き込まれたため、最終的には大怪我をするリスクを避けるために足をドボンさせる覚悟をして谷底におりてみた。すると不思議なことに飛び石のように浅い箇所があったり、水際に靴幅くらいの浅瀬が続いていたりと、結局ドボンすることなく通過できたことには感謝したい。

イロハモミジの盛りに湯沢源流と抱返しの滝を初体験したうえに、つつじヶ丘からの奥久慈岩稜と男体山、長福山を快晴の下に眺められてご機嫌になりながら下山した。

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