小豆島遍路通し打ち:2日目
- GPS
- 09:58
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 764m
- 下り
- 613m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
8日間かけて、「小豆島遍路通し打ち+α」を歩きました。
2日目の行程は小豆島最大のショッピングセンター「オリーブタウン」から。
ちなみに、朝食を買いにコンビニに入る前に向いの公園でどうやら昨晩野宿して今片付けたばかりという感じの男性を見かけました。そして、目の前の道から向かってくるのは赤色灯を点滅させたパトカー。。。
おまわりさん2人が降りてきて近づいていったのは公園のあの男性。その後私達が買い物を終わって出てくるまでかなり長い間、件の男性は職質を受けたり、おまわりさんも男性もどこかに電話かけたりとかなりややこしいことになっている様子。
最終的には、お巡りさんたちは去っていき、男性はしょんぼりとした様子でコンビニに向かい。。。とどうやら罰金だったのでしょうか。
四国遍路と違って、小豆島遍路では野宿しながら遍路は基本ダメだと思います。(何人か現地の人やお寺さんにも聞きましたが、皆一様にそこら辺での野宿はちょっと。。。という反応でした)遍路道沿いには有料・無料で良いキャンプ場がいくつかあるので、泊まるのは宿泊施設かキャンプ場にしましょう。
この日は晴天ながらけっこうな強風が吹き荒れる一日。しかも私達のルート前半は海沿いの吹きっさらしの道。黙々と急いでそのエリアは抜け、漁村の密集した家々の中をくねくねと抜ける迷路のようなルートを新旧の道標だよりに抜け、ようやく山ぎわの道へ。
2日目に、遍路道以外でルートに入れたのは、皇踏山。
小豆島一番危険な札所の異名をとる「奥之院笠ヶ滝」へ登る前に、野外活動センター登山口からぐるっと皇踏山を一周りし、あとは稜線沿いに笠ヶ滝まで続いている道を真っ直ぐ。
たまたま笠ヶ滝への直接の遍路道は下のほうが工事中で少し先まで迂回してくれとのことだったので、ちょうど良かったです。
ただ、皇踏山からの絶景を堪能し尽くした後、笠ヶ滝に到着してとても大切なことを忘れていたことを思い出しました。
笠ヶ滝のお堂、午後2時で閉まるの忘れてたーっ!!!(涙)
そう、この断崖に埋まって建っているお堂は朝8時から昼の2時までしか開いていないのです。
納経は別に下の滝湖寺でできるので、御朱印もらえないということはないのですが、せっかくここまで来たなら、お堂入りたかった。。。(いや、私は前回入ったことがあるけど)
幸い?笠ヶ滝は最終日に土庄に向かって戻る遍路道のすぐ近くにあるので、最終日にもし時間が間に合ってかつ体力残っていたらチャレンジしようね、と泣く泣く後にしたのでした。
(ただし、どのみち笠ヶ滝のお堂は堂内・洞内ともに、写真撮影厳禁です)
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小豆島遍路は、私にとっては2度目、夫にとっては初めて。
5年前の前回は遍路道だけを歩いたので7日間。。。の予定が台風が見事に来てしまい、船が止まって島から出られなくなる前に3日目で一度撤退し、2ヶ月後にまた来て残りを歩くという状況となってしまいました。
今回は、全期間中天候には恵まれ、予報では最終日は一日雨になるはずだったにもかかわらず、蓋を開けてみれば午前は晴天午後は崩れつつも終了してフェリーに乗った瞬間まで雨がもったというラッキーぶり。
今回は遍路道にいくつか普通のハイキングルートも組み合わせたので、8日間。一日平均20〜25km歩き、夜は有料キャンプ場でキャンプした一晩以外はすべてホテル・民宿・ゲストハウスでゆっくりしました。
四国遍路と違い、札所の番号が必ずしも順番通りに並んでいるわけではない小豆島遍路。ほとんどのお遍路さんがフェリーで上陸してあるき始める場所であろう土庄港エリアは番号的にはかなり後の方で、土庄港から対角線上一番遠い坂手港エリアに最初の番号の札所があります。
私達も高松からフェリーで往復したので、小豆島霊場会のHPやガイドブックにモデルコース7日間として記載されている歩き方とほぼ同じコースで行きました。
キャンプ用品は4日目の夜の一晩しか使用しないので、3日目の夜に宿泊するホテルに事前に送っておき、5日目に宿泊した民宿から自宅に送り返したので、キャンプ用品を背負って歩いたのは2日間のみ。キャンプ用品を抜いた通常のザックの総重量は7kg程度でした。
(一番重量があったのは、ipad Pro 12.9インチモデルとアップル純正スマートキーボードを入れたポーチ。
これだけで重量が1kg超えますが、コンピューター関係は私達にとって仕事で常に持ち歩く必要がある必需品なので、仕方ありません)
今回も、二人ともシューズは私達のロングトレイル歩きの定番、Altra(アルトラ)のOlympus 4です。
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