赤薙山〜 女峰山 (霧降高原よりピストン)
- GPS
- 07:39
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
7:42 赤薙山
8:35 奥社跡
9:16 独標(一里ケ曽根)
9:26 水場
10:26 女峰山山頂(食事休憩)
10:48 下山開始
11:31 水場
11:47 独標(一里ケ曽根)
12:51 赤薙山分岐
13:49 高原ハウス駐車場
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山者はP3駐車場利用でしたが知らずにP1駐車場利用してしまいました。 ・トイレはレストハウス内にあります。(無料、しかし9時〜17時の営業時間内) ・水道、足洗い場、自動販売機、レストハウス前にあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト 天空回廊を登り切った鹿除けのゲートの所にあります。 ・コース状況 【駐車場〜キスゲ平】 1445段の階段上りから始まります。 階段を登りきるとキスゲ平到着です。 (積雪はありません) 【キスゲ平〜赤薙山】 笹原に覆われた登山道をたどります。 何本も道が付いていますが、全て一箇所に合流するので道迷いは少ないと思います。 笹原が終わると本格的な樹林帯の登山道へと変わっていきます。 樹林帯に入ると積雪・凍結箇所が現れ始めました。(アイゼン未使用) 【赤薙山〜奥社跡】 赤薙山までの登りとは一変し、登山道は急に狭くなり、所々ヤセ尾根の通過など細かいアップダウンの通過が現れ始めます。 今後、積雪が増えると、ナイフリッジ化しそうな感じなので注意が必要だと思います。(軽アイゼン装着) 【奥社跡〜独標(一里ケ曽根)】 樹林帯の尾根歩きになります。登山道は細いですが危険個所は少ないと思います。独標(一里ケ曽根)はこじんまりと広場になっていて休憩には適しています。(雪は締まっていて歩きやすいです) 【独標(一里ケ曽根)〜女峰山】 独標よりガレ場を一度大きく高度を下げます。足場が悪いので注意が必要です。 水場まで高度を下げるとあとは女峰山までの登りです。 途中2箇所急坂のガレ場の登りがあるのでここも注意が必要です。 女峰山直下ではハイマツが登山道に張り出しているので服に枝をひっかけないように要注意です。(日の当たらないところはガチガチに凍結しています) |
写真
感想
毎日の通勤に望む事の出来る日光連山、冬の寒さも日に日に進み女峰山も雪化粧をし、美人になってきました。
そうなるとtanukigo居ても立っても居られません。
ということで女峰山に行ってきました。
以前は東照宮方面から登ったことがあるので、今回はまだ登ったことのない霧降高原から赤薙山を踏んで、女峰山を目指すルートを選択します。
3日午前4時30分に自宅を出発。登山道である霧降高原を目指します。
6時前に到着。駐車場には車は一台も止まっていませんでした。
準備をして登山開始。
駐車場の目の前にある天空回廊からスタートです。
名前の通り天まで上れそうな位長い階段を上っていきます。
天空回廊を上りきった辺りででタイミング良く朝日が昇ってきました。モルゲンに染まる山々は見事でした。
焼石金剛辺りまでは積雪はなく、霜柱と凍結した地面をザクザクと音を立てながら進みます。
赤薙山山頂に立つ頃にはすでに積雪はありましたが、上りの区間なのでアイゼンは使用せずに行けました。赤薙山山頂から本日目指すピークである女峰山を遠くに望む事が出来ましたが、この時点で山頂付近には薄っすらとガス。
なんだか少し不安になりますが、天気は天に任せて先に進みます。
赤薙奥社跡までは今迄の登山道とは一変し、道は狭くなりヤセ尾根の通過などが現れます。まだ積雪は少ないから良いものの今後、積雪量が増えればナイフリッジ化しそう…。
そうしたら怖いだろうなぁ〜。
赤薙奥社跡からは気持ちの良い樹林帯の稜線歩きです。
アップダウンを繰り返し独標到着。
ここから大きく高度をさげます。貧乏性のtanukigo今まで稼いだ高度を下げるのはもったいない感でいっぱいです。
この後、二箇所ほど急坂のガレ場を通過し、女峰山の山頂に立ちました。
山頂からは日光を代表する山々が目の前に鎮座し、十分に景色を堪能することが出来ました。
食事休憩をしていると見る見るうちにガスが湧いてきたので早々に下山開始。
順調に下山し、水場付近に来た時にハプニング(@_@)‼
自分たちがつけてきた足跡を跨ぐように熊の足跡が、しかもでかい足跡。
20儖未呂△蠅修Α帖この時期に熊なんて…と思いながら早々にこの区間を脱出。熊除けスプレーはおろか熊鈴とかもつけてなかったので焦りました。
その後、赤薙山山頂に立つころには崩れ始めた天候も本降りの雪へと変わり先ほどまでたっていた女峰山のピークは完全にガスの中。
多分、山頂付近は吹雪いてホワイトアウトになっているんだろなぁ〜と考えながら駐車場に到着。
今回の山行は熊といい、天候といいギリギリの所で回避できた山行でなんだか、運が良かったのかなぁ?と、ほっとする山行でした。
来年は、女峰山から男体山まで縦走に挑戦してみたいです。
コメント
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初めましてtanukigoさん
11月24日に同じルートを歩いた者です
写真では殆ど同じようなコース条件に見えますが
若い人は歩きが早いですね\(◎o◎)/!
私などはこれに比べると終始
息も絶え絶えなのが良く分かります
でも赤く染まる赤薙山の美しさを思い出して
凄く親近感を覚えながらレコを拝見しました
熊や吹雪に遭遇しないで無事下山できて良かったですネ!
同じ地元なのでどこかの山で出会う事もあるかな?
その時はヨロシクです
初めまして、今晩は(^^)/
今回の山行に当たってBOKUTYANNさんのレコを拝見させていただき、大変参考になりました。ありがとうございます
寒さが増して空気が澄み渡るこれからの時期、赤薙山の山腹の笹原がスクリーンのようになり、より一層モルゲンの赤が鮮やかに見える光景は、人の心を鷲づかみしますね〜 私もあの光景には感動しました(^-^)
下山途中の熊の足跡には本当に震え上がりました
もし遭遇したら、ピッケルとアイゼンで応戦するかなどと、メチャクチャなことが頭の中をよぎりました
でも、ハプニングがアクシデントに変わらなくてよかったです(>_<)
今後、どこかの山で出会った時はこちらこそヨロシクです
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