笠取山(ログ途中から)
- GPS
- 03:03
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 282m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 晴→雪→曇→雪→晴 翻弄された |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝の時点での霜柱が日中に溶け、ぬかるんでいる地点が多かった。スリップ注意。 |
その他周辺情報 | のめこいの湯に入浴。山のふるさと村レストラン かわせみにて昼食。 |
写真
感想
多摩川の源流を探して。
前日夜に思い立ち、当日朝4時から支度して4時半に家を出ました。
その結果忘れた事や物がコチラ。
・防寒用の手袋
・一眼のSDカード
・ヤマレコの地図DL
SDカードはともかく、手袋を忘れたので体が冷える。登山口(朝7時着)の時点で気温は1度。動けば暖かいが、手は無防備。途中から悴んでしまった。まあ、地獄を見るのは山頂付近なのだが…。
そしてヤマレコの地図忘れ。私はほぼ全ての山でヤマレコの地図を頼っているため、これには焦った。登山口には電波もなく、詰み。
電波の通るところまで1度戻るかすごーーく悩んだが、案内板の写真を撮ることで解決とし、先に進んだ。
ま、まあね…。迷う要素がないって聞いてたしね…。良い子は真似しないでね。
実際迷うところはなかった。
そんなわけで、この山行記録のログも、電波が通った笠取小屋からになってしまった。
話を戻して。
笠取山は、登山始める前から気になっていた山。というのも、やはり東京都の西に生きる者、多摩川は身近なのだ。その多摩川の終わりはいつでも行けるし、道の駅たばやま位までならツーリングでも行った。しかし、やはり「水干」となると山に登らないといけない。いつかは見たいと思っていたのだ。(私は社会科が好き)
そんなわけで。えーい、いっちゃえー☆
教材研究にもなるしな!仕事に生きる!
山自体も難しくなさそうなので、午前中くらいに下山できる予定で臨んだ。
登り始めは広葉樹の樹林帯。冬ということで空も見えたが、夏は鬱蒼としていそう。
登山道には所々看板が立っており、水源林に関する知識を教えてくれる。非常に面白い。東京都の配慮に感謝。全部読んでいたから、少し山行予定が押した。
笠取小屋までは、特に変化のない樹林帯登山。小屋に着くと、ちょうど管理人さんが到着したところだった。
小屋は展望が開けていて、富士山や大菩薩嶺がハッキリ見えた。そして、相模湾も見えた。
管理人さん曰く、本来であれば、空気が澄んでいる1月などに見えるとのこと。
それだけこの日は寒かったということか。晴れていたが、雪も舞っていた。なお、手袋はない。
笠取小屋から少し登ると、直ぐに小さな分水嶺に到着する。これも目的のひとつだ。小高い丘になっており、多摩川と荒川、そして富士川の分水嶺となっている。
降る場所わずが10数センチ違うだけで、流れていく先が、たどり着く先が違うのだ。目には見えないが、水の旅を想像すると心が躍る。
写真を撮ろうとスマホを出したら、あっという間に手がやられた。このとき、風も強かったのだ。
写真の構図?二の次二の次。後で見ると、「なんでこんなふうに撮ったの?」ばっかり。また登る理由ができたね!やったね!
山頂直下(嘘)の直登のインパクトよ。
えーー、あれ登るの?やだーーーー!
という感じ。
距離150mで標高100mくらい上がってそう(体感)
登りきると笠取山の標示。360度にちょっと届かない程度の大パノラマ。
富士山や大菩薩嶺、先週も見えた北岳方面、雁峠や秩父の山々までくっきり。素晴らしい景色。日本百名山にも負けない景色の良さでした。
まあここ、偽ピークなんですけどね…。
ここまで全くなかった岩を超えながら少し歩くと、本当のピークに到着。標高と三角点はコチラ。リスの置物がかわいい。
こちらは独り占めできたので、カップラーメンを食す。コーヒーも飲む。空が曇る。雪が降ってくる。風が吹く。はい、撤収!
多摩川の水干は、今はほぼ涸れている。あくまでここが始点であったと言うだけ。今は少し下から「染み出している」。(笠取小屋管理人さん談)
実際、水場まで下ると、岩の隙間から水が染み出し、川になっていた。水干沢、と言うらしい。これが一ノ瀬川→丹波川と名前を変え、多摩川になるのだ。
ちなみに、台風の影響で水干付近にあった広場が吹っ飛び、山が崩れて水が染み出すようになったとか。すごいね。
小屋まで戻り、管理人さんに笠取山おすすめルートを聞いた。ヤマレコに先駆者様も多いが、やはり稜線をぐるっと回るのが楽しいらしい。この時期だとタイムアップでテント必須らしいので、また5月頃に戻ってきたいと思う。
ちなみに今後は道が凍結するので気をつけて欲しい、とのこと。
ここまで長文を読んでくれた&今後冬の間に行く予定の方は、お気を付けて。車ごと谷に落ちないでね。
そんなわけで、お手軽ながらに目的が多く、大満足の山行でした。ついつい長文になってしまった。
ちなみに、山のふるさと村にある「やませみ」さんのヤマメバーガーがおいしかったので、オススメです。
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