根雨から宍道へ歩く

2021年11月25日(木) ~ 2021年11月27日(土)

• GPS: 14:40
• 距離: 96.9km
• 登り: 1,204m
• 下り: 1,383m

コースタイム

1日目
7：51 根雨-9：24 黒坂警察署-10：55 乗越橋-12：28 生山駅-14：19 宿（井谷旅館）
2日目
7：41 宿-10：05 大入峠-12：14 阿毘縁郵便局-12：49 万丈峠-14：19 鳥上小学校-11：53 出雲横田駅（浪花旅館）
3日目
5：00 宿-7：26 R314に合流-9：20 平田トンネル-11：13 新引野橋-13：29 南紀ゴルフ練習場-15：59 宍道駅

写真

11/25 7:49

久し振りに宿（リバーサイドひの）で朝食を摂って、ゆっくりと出発する。
宿は伯備線と日野川に挟まれた領域にあり、国道に出るのが、ちょっと遠回りになる。

11/25 8:17

すっきりはしないが、雨でないだけでも”ヨシ！”としよう。

11/25 8:33

黒坂発電所の導水管の様だ。

11/25 9:27

橋の向こうは黒坂の市街地です。

11/25 10:31

この靄を何とかしてよ！

11/25 11:07

何とかなりました。すっきりして気持ち良いです。
念ずれば靄消える

11/25 11:13

上菅駅記念碑。
駅が設置された頃の活気は失われ、近くには生活感のない家屋が何軒も見られました。

11/25 11:15

昨日はR181で伯耆町経由で米子に出たが、たたら古道経由で日南湖、五輪峠、南部町、米子へ通じています。

11/25 11:26

上菅付近の日野川

11/25 11:49

”上上菅”地区。もう少し考えられなかったのだろう。
菅の上だから上菅、そのまた上だから上上菅。
関東にも東の京だから東京、その西だから西東京というのがあります。

11/25 12:06

日南町です。

11/25 12:28

奥が生山（しょうやま）駅

11/25 12:31

昔の街道沿いと思われますが、珍しく間口を広くとる平入の家が多いです。

11/25 12:58

道の駅にちなん

11/25 14:16

本日の宿。荷物だけ預けて散策。

11/25 14:27

日野町役場

11/25 14:29

立派な日南美術館。
美術館の名称ですが、いろいろな展示がありました。
失礼ながら場違いに立派なのは、サクラクレパスの創業者である佐武林蔵氏の出身地だからです。

11/25 14:54

町内の多里には日本最大級のクローム鉱山が発見され、製鉄用レンガの製造に重用されたようです。

11/25 15:10

松本清張の父の出身地であること縁で町内に文学碑があります。

11/25 15:15

井上靖は戦時中に家族を日南町に疎開させていたそうです。

11/25 15:17

井上靖の全作品が収められているそうです。

11/26 8:09

廃墟のように見えるが稼働しています。

11/26 8:54

11/26 8:54

松本清張の文学碑

11/26 8:55

計画ではR183で横田に向かう予定でしたが、県道9号線に変更しました。傍の矢戸郵便局で不要な荷物を送ったついでに、どちらが良いか尋ねた結果です。

11/26 10:02

大入峠を過ぎれば楽なようなことを聞いている。

11/26 10:10

”はがね街道”とも言うようだ。
生産地の出雲と消費地の吉備を結んでいます。

11/26 10:44

アメダスの観測点があるようです。

11/26 11:41

阿毘縁（あびれ）付近です。
たたら製鉄の原料とする砂鉄を採取していたようそうです。そして崩された山が田地になったようです。

11/26 11:42

今はひっそり。兵どもが。

11/26 11:42

これは珍しい苗字です。
”古都”で”ふるいち”
米子市と日南町で各100人強、鳥取県全体で300人ほどのようです。

11/26 12:45

島根県境です。

11/26 13:39

冬支度が整っています。

11/26 13:44

八岐大蛇の栖がこの辺りにあったそうです。

11/26 13:49

きれいな棚田

11/26 13:49

大きな屋敷です。

11/26 14:14

鬼神神社。

11/26 14:14

いろいろな伝説があるようです。

11/26 14:15

牧草ロールに絵が描かれています。
北海道には一杯牧草ロールがあっても、書き手がいない。需要と供給がバランスした産物でしょう。

11/26 14:17

ここの小学生が描いているようだ。

11/26 14:22

これもまた立派。石州瓦でも微妙に色が違います。

11/26 15:30

純正のポプラもありました。
そのうち”ローソン+ポプラ”になるのだろうか。

11/26 15:34

出雲横田駅です。しめ縄をしています。

11/26 15:48

今夜の宿です。この横を通り過ぎてウロウロと探していました。

11/27 6:50

三成発電所

11/27 6:59

奥出雲町役場

11/27 7:00

奥出雲大橋。忌まわしい雨です。

11/27 7:15

奥出雲仁多庁舎？

11/27 8:01

斐伊川ダム。
魚道も確保されていました。

11/27 8:08

雲、出ずる所即ち”出雲”の国
雲の塊がいくつもできるから小泉”八雲”と名乗る。
島根は断続的な雨が多く、終日快晴は少ないと身を以って感じています。

11/27 8:14

鴨倉トンネル

11/27 8:26

さくらおろち湖

11/27 8:28

雲南市です。

11/27 8:31

淋しい道の駅でした。パス。

11/27 8:34

尾原トンネル

11/27 8:44

尾原ダム下流の尾原集落

11/27 8:49

尾原ダムサイト

11/27 9:16

平田トンネル

11/27 9:37

”神仏の通ひ路”とあるが、あまり仏に関するものは印象がない。

11/27 9:44

洞門の表示は深野トンネルだが、深野トンネルと三谷トンネルが連続しているので銘板は深野と三谷の2枚が表示されています。

11/27 10:23

八俣大蛇伝説の由来だが、写真を撮っただけ。

11/27 10:24

伝説の一か所。

11/27 10:59

日登堰堤

11/27 10:59

堰堤魚道迄歩いて行けるようです。

11/27 11:10

日登発電所

11/27 12:22

この写真だけで何県か推測できます。
”錦織時計店”、”石州瓦”、”赤味のある壁（虫よけのベンガラ？）”などを観ると、ここは島根県と推測できます。

11/27 12:28

子供のころから地図でこの駅名は知っていたが、間違って"きつぎ"と読んでいました。"きすき"が正しいです。

11/27 12:30

木次大橋

11/27 12:48

雲南市役所

11/27 13:19

道の駅

11/27 13:25

どうして"南紀"ゴルフと名付けたのだろうか？

11/27 14:01

異様な形状の建物は雲南市文化ホールです。

11/27 15:00

松江市です。ゴールは近い。

11/27 15:52

宍道駅に到着！
山陰本線と木次線の合流駅です。

11/27 15:53

駅前通り。
倉敷から始まった9日間の徒歩旅もあとは無事に帰宅するだけである。

撮影機器：

DSC-W830 SONY

感想

ア?ドッポ

11/19の倉敷から11/27の宍道まで9日間の旅の感想は天気に恵まれなかったというのが一番です。
全く雨が降らなかったのは1日だけ。残り8日間は一日のどこかで雨に降られました。と言っても行動時間の終日降られたのは1日だけでした。
7日間は降ったりやんだり、止んだ時は青空が出るので雨具を仕舞いたくなるがまた降るの繰り返しです。”出雲”と呼ばれたり、”八雲”のペンネームを付けることが体感できました。そしてこの雨や曇天そして斐伊川の景観などが神話や八岐大蛇などの伝説を育んだと思いました。
最終日のGPS軌跡データはスタートから雲南市役所過ぎまでが欠落しました。雨中での操作ミスで消去したと思われます。データの欠落部分はスマホのグーグルマップタイムラインのデータを書き出してガーミンデータと結合しました。