川苔山

2009年05月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,263m

コースタイム

川乗橋(9:50)-(10:25)細倉橋(10:25)-(10:55)百尋ノ滝(11:05)-(11:35)足毛岩分岐
(11:35)-(11:55)足毛岩の肩(11:55)-(12:25)川苔山【昼食】(12:45)-
(12:55)曲ヶ谷北峰(12:55)-(13:40)赤杭山(13:40)-(14:05)ズマド山分岐(14:05)-
(14:35)古里駅

天候

晴時々曇

コース状況／危険箇所等

川乗橋から登り、赤杭尾根を下るコース。

川乗橋から細倉橋まではアスファルトの林道。
細倉橋から登山道になる。

細倉橋から百尋ノ滝までは、沢沿いの登山道で所々滝もあり楽しいルート。
しかし道が細いので、滝に見とれて足を踏み外さない様に。

百尋ノ滝から足毛岩の肩までは急登と平坦な道を繰り返す。
こちらも道は細めだ。

足毛岩の肩からウスバ乗越への道はロープが張られ通行止めになっていた。

足毛岩の肩まで来れば、山頂はもうすぐである。
一登りすると川苔山が見え、そこからさらに一登りで山頂に着く。
但し山頂直下は急なので慎重に。

下りは赤杭尾根を通り、古里駅を目指す。

当面、歩き易い登山道だが、ズマド山分岐から古里駅へ下るルートは崩壊箇所もあった。
しかし、慎重に行けば特に問題ないであろう。

川苔山は山頂付近でコースが入り乱れているが、案内はしっかりしており、特に迷うことはないだろう。

写真

5/3 9:48

川乗橋バス停

5/3 10:00

ウツギ

5/3 10:03

川乗林道沿いに沢山咲いていました。ヒメウツギでしょうか？

5/3 11:00

百尋ノ滝

5/3 11:53

足毛岩の肩からウスバ乗越方面は通行禁止

5/3 12:07

川苔山が見えてきた！

5/3 12:25

川苔山山頂

5/3 12:25

山頂から霞む石尾根方面

5/3 13:18

ニリンソウ

5/3 13:57

新緑が眩しい

5/3 14:20

クサイチゴ

5/3 14:29

シャガ

撮影機器：

Canon EOS Kiss X2 Canon

感想

trattoria

川苔山は奥多摩随一の人気の山だが、これまで登ったことはなかった。
稲村岩尾根からの鷹ノ巣山が大好きで何度か登っている。
その度奥多摩駅から東日原行きのバスに乗っているが、川乗橋のバス停は見送っていた。
川苔山は花の名山と聞いたので、登ってみることにした。

奥多摩までは「ホリデー快速おくたま１号」に乗車。
ホリデー快速が奥多摩駅に着くと、駅前は人で溢れかえっていた。
最近は登山が大人気とは聞いているが、明らかに数年前とは違う奥多摩駅前の光景を見てそれを実感した。
しかしバスは次々に臨時便が来るので、すぐに乗車することが出来る。

東日原行きのバスは川乗橋で半分以上の乗客が下車した。
さすが人気の山である。

細倉橋までの長い林道に抵抗感があったが、花や緑が楽しませてくれ飽きる事なく細倉橋に着いた。

細倉橋からは登山道になり、沢沿いを歩く事になる。
これが実に気持ちが良い。
沢と緑で体が浄化されていく。
所々滝もあり目を楽しませてくれる。

百尋ノ滝は思った以上の滝。
こんなに立派な滝は奥多摩で見た事がない。

川苔山山頂は流石人気の山、大混雑。
西方面の展望が開けており、石尾根が見渡せたが春らしく霞んでいた。

下山に使った赤杭尾根は展望が少ないものの、新緑が鮮やかだった。

期待していた花はスミレが多いものの、思ったより楽しめなかった。
しかし、百尋ノ滝までの沢沿いの登山道といい、赤杭尾根の新緑といい、この季節に持って来いの山である。
緑・水は山の代名詞だが、東京近郊でこの山ほど緑・水が似合う山はないのではないかと思う山行きだった。