第5回 武田の杜トレイルランニングレース
- GPS
- 03:59
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,373m
コースタイム
8:19 躑躅ヶ崎園地
8:41 深草園地
9:00 要害山
9:13 第一エイド
9:22 古湯坊
9:47 北山園地
10:11 ロード出口
10:16 鳥獣センター
10:36 八王子神社
10:53 キャンプ場
11:07 林道終点
11:26 第四エイド
11:46 歩道
11:59 ゴール
記録 3時間59分46秒
沿面距離(GPS):27.9 km
累積標高差(高度計):+1,655 m、-1,358 m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタートゲート通過後、あぜ道の所でややスピードダウン。龍華池北側から登山道に入り勾配が急になったあたりから躑躅ヶ崎園地まで渋滞。 コース整備は良好。分岐にはスタッフがいて誘導してくれる。 |
写真
感想
先週レースデビューして続けて2回目となるトレイルレース。距離は31kmとトレイルレースではショート部門です。累積標高差が小さいため、高速レースという評価です。テクニカルな部分が少ないため、ロードランナーには初心者向けとの触れ込みですが、私のように6分/kmで走るのがやっとのような走力のない人には、厳しいコースとなります。
プライベートで何度も走っているコースなので、どのくらいのタイムかは予想できました。実績から割り出した合計タイムが4時間35分くらい。そこで目標を4時間切り(サブ4)としました。
頑張ればこのくらいでいけるだろうと計算したところ4時間15分。あと15分縮めるために×0.94倍して区間タイムを割り出しました。
この表を当日は手袋に貼り付けていつでも見られるようにしておきます。
スタートは、いきなり号砲とともに始まりました。ロード部分からハイペースで進みトレイルへ、躑躅ヶ崎園地までノロノロ渋滞で予定より1分遅れ。その後上り基調はハイペースで進み遅れを取り戻し、第一エイドでは貯金をもってスタート。オーバーペースで古湯坊を通過して行きましたが、集団から徐々に離され、単独走になり北山園地を通過。貯金はそのままで良い感じに進みましたが、序盤のハイペースのおかげで、足に張りが出てきました。レースでなければ、休憩してストレッチなどをして回復させるのですが、休憩できるほど余裕のあるコースタイム設定ではありませんのでそのまま進みます。第一関門の鳥獣センターに着くころにはかなりぐったり。後続からも抜かれっぱなしでテンションも上がりません。
白山への登りは痛みのある足を無理して上げていき、よろよろになりながら到着。途中仲間の応援をもらいましたが。話をすると呼吸が苦しくつらい。
しばし下りで楽できると思いましたが、自分の足じゃないような感覚。これほど脚を酷使したことないなぁと思いながら、この先走れるんだろうかと不安がいっぱい。
健康の森に入ってからはノロノロ進み、第二関門のキャンプ場にようやく到着。立っているだけで足がピクピクしてます。予定より1分遅れで出発。下りの区間を惰性で飛ばして健康の森北側の林道区間を進みます。後ろで砂利がザーという音が聞こえ人がこけた様子。振り向く余裕がありませんでしたが、痛かったろうに。自分も気をつけねばと集中。
登り返し地点に到着していよいよ足から悲鳴が。おけつのつけ根が痛くて足を上げるのがつらい。後続の女性は激しい息づかいでプレッシャーをかけてきます。抜いていってほしいのですが、どうも抜く気はなさそう。うしろのかたもきついのか、たまに色っぽいため息をしてます。おかげでがんばれることができました。感謝感謝。
最終給水所を通過して、健康の森南面のだらだらとした上り区間に入ったところで、女性にもあっさりと抜かれ、後続からもガンガン抜かれます。残り2kmほどなので、ラストスパートに入ったのでしょうか。私は、足を上げるのが精一杯でラストスパートどころじゃありません。抜かれるのも慣れっこになり、4時間切れるかどうかの勝負に集中できます。心拍計と時間を気にしながら170bps前後で進み、最後のチェックポイントの遊歩道に出たところで1分遅れ。ちょっと弱気になりながら、走れるところは走って、自由広場の林道を下ります。最短コースを進みたいところですが、丁度登ってくるハイカー集団が道をふさいで、こちらが端っこをよけて下ります。
最後の登りで、応援してくれるスタッフが「走れー」と叫んでくれますが、もう登りは走れません!。
必死の形相で最後の階段を登り、時計を見ると残り2分を切ってました。こんなに辛いのは初めて。間に合うかどうか分からず、時計を見る余裕もなくあえぐように走ってゴール。時計を見たら、59分50秒。ぎりぎりセーフだったみたい。最後くじけず頑張って良かったです。
完走記録証には、3時間59分46秒、202位となってました。目標を達成することができましたが、もっと肉体的に楽に完走したかったというのが正直な気持ちです。
こんなに苦しい思いしてレースに出て何が面白いのか理解不能ですが、時間が経つとまた出たくなるんでしょうか?
○メモ
受付にてゼッケンや参加賞を受け取る。リスト式のIDタグ、スタートカードとゴールカードが入っている。
スタートカードは、スタート前にスタッフへ渡す。IDタグとゴールカードは、ゴール後スタッフへ渡す。
手荷物等は、袋に入れて指定場所に置いておくとゴールに運んでくれる。引換券の半券を持っておくこと。
湯村温泉の当日入浴券が入っている。富士屋ホテルや常磐ホテルなどもOK。
レース30分前にベスパHYPER摂取。
水0.25リットル持参。第一給水所でポカリ0.3リットル補給。第一関門でポカリ0.3リットル補給。第二関門でポカリ0.3リットル補給。ゴール到着時点で0.1リットル余り。
各エイドでコーラ2杯とバナナ2切れ補給。
第一給水所と第二関門でベスパHYPER補給。
0.6リットルボトル、ウエストバック、デジカメ、ハンドタオル。
ブリーフ、短パン、ノースリーブドライウェア、速乾Tシャッツ、アームウォーマー、防寒手袋、レッグウォーマー、五本指ソックス、トレランシューズ(サロモン スピードクロス3 GTX)、キネシオテープ(足首と膝)、靴擦れ保護パッド(全ての指を保護)。
要害山下りで心拍計が徐々にずり落ちてきて、最終的にはお腹まで下がってしまった。計測が乱れ正確な数値が測定できなかった。
コメント
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お疲れ様でした〜。
目標タイムを設定して、達成
お見事です。
私はそういう綿密なのは苦手でして・・・。
いつもザックリ な感じです。
感想に書かれていた、息遣い。
わかります〜 あまり人には言えなかったりするんですが。。苦しさのなかでの楽しみ??ですね。
イヤァ〜qwgさんとはもっと仲良くなれる!!
と感じた一文でした。
良くぞかいて下さいました
トレランレース、たま〜に出て自分の限界に挑戦してみたり、友達を探してみたりと。
私はそんな感じで楽しんでいます。
いつもの単独山行で限界に挑戦しちゃったら、事故になりかねないですからね
タイム自体もさることながら、見事なタイムマネジメント
#だって、4時間走って誤差が4秒!!
甘えることなく、過信することなく客観的に自分を把握して計画を立て、実行できていることがなにより素晴らしいと感じます。
ワタシも大概シミュレート好きですが、これは真似できません。
お見事でした
A型理系の性格がもろ出てますね。
今まで走った実績から30分以上短縮となると時間管理を厳しくしないと、とてもじゃないけど達成できないと思い表にした次第です。
ざっくりで行けちゃえばそのほうが時間に追われなくて良いのですが。
世の中の男性90%以上が思うことでして、なるべく下ネタは抑えているのですが根がスケベなので書かずにはいられないというか・・・。しょうもないおっさんです。
レースは、たまに出るほうが良さそうです。こちらに力を注ぐと、通常の山行に行けなくなってしまいます。
もう少し余裕でゴール予定があそこまで時間に追われるとは思ってもいませんでした。
ちょっと無理な時間計算だったかなぁと反省してます。
通常2時間ぐらいで一度目の疲労がくるので、10分程度休めば回復して後半調子よくなってくるのですが、今回休憩無しにしたら、後半に行くほどペースダウンしてしまいました。
前半もう少し抑えるか、第一関門あたりでもう少しきちんとレストしたほうが良かったかもしれません。
良い経験をさせてもらいました。
qwg01230さん、こんばんは
30分以上の短縮は簡単に達成できるものではないと思いますが見事にギリギリで達成は素晴らしいですね!!!
武田の杜はかなりの人気ですぐに定員に達したとの事でしたが、出来る事なら来年は出場してみたいと思います。
僕も比較的ストレートな性格ですので下ネタは大歓迎です
トレランもロードレースもイベント的には楽しく、ロングの山行の為のトレーニングをするモチベーションを維持するのには凄く効果的ですが、その為の山に行けなくなるのは少し矛盾を感じてしまうところもあります 家族サービスと考えるようにはしていますが...。
年内に一度くらいはまともな山行に行きたいと思います。 ちなみに寸又三山をワンデーという企画ですがいかがでしょうか?
きっとqwg01230さんなら物足りないと感じてしまうかもしれませんが...。
記録がSになったことがない自分としては
qwg01230さんのレコはいつも勉強になります。。
武田の杜は癖になりますね。qwg01230さんも
来年もエントリーしたくなりますよ
来年はぜひ高速レースを体験してください。kaikaireiさんならコースの80%は走れると思います。3時間30分くらいで行けるんじゃないでしょうか。
寸又三山面白そうですね。ぜひ参加させてください。22、23、29〜なら参戦できます。
記録のSは、写真と文章の量が多ければ、システムが自動的に設定してくれるそうです。基準までは公開されていませんので、書いてみて、Aだったら文章を増やすとかすればOKみたいです。
レース直後は、もう二度と出るものかと思うひとも、日が経つと出たくなるそうなので、わたしもトレイルレース沼にはまってしまうのでしょうか。
カメラもGPSも心拍計も持って行ったんですね
それにしても計算通りに4時間切りおめでとうございます
手袋の表私もやっていました。書いてあるのは目標タイムと足切りタイム 左手に張り空白欄にゴルフえんぴつで記入してました。カメラがないのでアナログです。
これで、やっと山に行けますね。。。
お疲れさまでした。
心拍計は、私にとって大切なペーサーさんなので必須アイテムなんですよ。
GPSは、後日通過タイムを分析するのに必要ですし、腕時計に内蔵されているので、苦にならないです。
走るには重いですね。手に持ってないと取り出すの面倒ですし。
デジカメ無しなら、あと1分くらいタイム短縮できるでしょうか。
nori3さんの持ち物に鉛筆とあったのは、タイムの記録用だったんですね。カワイイ子のゼッケン番号メモ用かと思いました。
はじめまして!
渋滞の写真で後頭部(青のバイザー)がどアップになってるものです(笑)
すぐ後ろを走られてたんですね
私も普段はラップをシミュレートするんですが、qwg01230さんのように計画通りいくことは稀です(笑)凄いですね!
この日はシミュレーションとか一切なしで全力で走ったのでレース後の振り返りができず、やっぱり計画は大事だなと思いました
理系の血ですかね…
足元ばかり見ていたので青のサンバイザーのchemoholicさんには気がつきませんでしたが、見事なふくらはぎのひとに躑躅ヶ崎園地までぴったりくっついていたのでそうかなぁ?
渋滞がなくなってあっという間にかわして先へいなくなってしまいましたね。
あの位置から80番台ということは、100人以上抜いた計算になります。すごいですね。
計算通り走れたのはうれしいのですが、時間に追われたレースでとことん疲れました。特に後半足が動かず貯金が減っていく気分は落ち込みます。
トレーニング不足でしたので精進して上を目指したいと思います。
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