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Yamareco

記録ID: 3813326
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

ガチの雪山でした(金糞岳)

2021年12月05日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
pers その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
20.1km
登り
1,192m
下り
1,180m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:42
合計
7:55
距離 20.1km 登り 1,192m 下り 1,180m
7:13
39
8:16
49
9:05
9:09
32
9:41
18
9:59
10:05
4
10:14
5
11:53
12:20
34
13:08
15
13:23
22
13:45
40
14:25
13
14:38
14:40
28
15:08
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高山キャンプ場を目指しましたが、閉鎖されていました。キャンプ場を過ぎたところに空き地(広いです)があったので、そこを使わせて頂きました。ソフトバンクは入ります。お手洗いは、キャンプ場に2箇所あって、片方は開いていました(でも、常に使える保証はありません)。また、水は出ませんでした。キャンプ場に到る道は舗装路で、比較的走りやすかったです。
コース状況/
危険箇所等
コンディションは雪の状況で大いに変化するので、くだくだ書くのはやめます。まずひとつ。事前情報で聞いていたように、登山道を低木が覆っている箇所が多く、しかも積雪がまだ充分ではないので、よけたり跨いだりくぐったりしないといけませんでした。ただ、私たちが遭遇したのは、ごく一部のようです。これを回避するために林道を通りましたが、新雪をずっと歩いて行く(しかも、鳥越峠からは下り)のが気持ち的に辛かったです。坂内村登山口から上がる道は道が見えない(ただし、鹿のトレースが意外に正しかった)、急である、しかも低木が倒れている、で、短距離ですがかなり苦しみました。
駐車した空き地から。右下のあたりのお手洗いが使えました(たまたまかも知れません)。
2021年12月05日 07:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 7:07
駐車した空き地から。右下のあたりのお手洗いが使えました(たまたまかも知れません)。
スタート直後。奥の稜線は白いですが、このあたりは無雪。
2021年12月05日 07:11撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
12/5 7:11
スタート直後。奥の稜線は白いですが、このあたりは無雪。
鳴り岩。
2021年12月05日 07:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 7:18
鳴り岩。
2021年12月05日 07:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 7:42
白谷口。
2021年12月05日 07:51撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 7:51
白谷口。
橋を渡って。
2021年12月05日 07:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 7:54
橋を渡って。
ここから登るより、手前で左に登った方が楽です。
2021年12月05日 07:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
1
12/5 7:54
ここから登るより、手前で左に登った方が楽です。
小森口まで特に言うことなし。
2021年12月05日 08:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 8:16
小森口まで特に言うことなし。
2021年12月05日 08:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 8:25
小森口から地面が白くなってきます。このあたりは昨日のトレースが残っています。
2021年12月05日 08:34撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 8:34
小森口から地面が白くなってきます。このあたりは昨日のトレースが残っています。
我々は本気で困ることはなかったですが、こんな感じで低木が邪魔します。ここは這って通りました。
2021年12月05日 08:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 8:56
我々は本気で困ることはなかったですが、こんな感じで低木が邪魔します。ここは這って通りました。
さっきのところを抜けると、雪が低木・雑草を覆ってくれたので、少し歩きやすくなりました。
2021年12月05日 08:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 8:59
さっきのところを抜けると、雪が低木・雑草を覆ってくれたので、少し歩きやすくなりました。
2021年12月05日 09:02撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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連状台。あまり気にしてなかったのですが、琵琶湖が見えています。
2021年12月05日 09:04撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:04
連状台。あまり気にしてなかったのですが、琵琶湖が見えています。
白倉岳から下山する場合は、あの稜線を歩くのでしょう。
2021年12月05日 09:10撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:10
白倉岳から下山する場合は、あの稜線を歩くのでしょう。
ここからは、普通は登山道を通るのですが、歩きにくそうなので林道を通りました。しかし、完全に新雪で覆われています。「トレース残っていたら」と言って貰っていたのですが、ここから先は完全に消えていました。夜間に雪が降ったんですね。
2021年12月05日 09:11撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:11
ここからは、普通は登山道を通るのですが、歩きにくそうなので林道を通りました。しかし、完全に新雪で覆われています。「トレース残っていたら」と言って貰っていたのですが、ここから先は完全に消えていました。夜間に雪が降ったんですね。
2021年12月05日 09:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:36
足が沈むので歩きにくいです。先頭交代しながら歩きました。
2021年12月05日 09:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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足が沈むので歩きにくいです。先頭交代しながら歩きました。
鳥越峠に着きました。
2021年12月05日 09:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:40
鳥越峠に着きました。
ここからもさらに林道を歩きます。ただ、ここからは下ります(帰りのことを考えるだけで嫌になる)。
2021年12月05日 09:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:41
ここからもさらに林道を歩きます。ただ、ここからは下ります(帰りのことを考えるだけで嫌になる)。
山頂が見えました。
2021年12月05日 09:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:46
山頂が見えました。
坂内村登山口に着きました。トレースがある、と糠喜びしましたが、鹿の足跡でした。
2021年12月05日 09:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:56
坂内村登山口に着きました。トレースがある、と糠喜びしましたが、鹿の足跡でした。
短距離ですが、なかなかタフでした。
2021年12月05日 09:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 9:57
短距離ですが、なかなかタフでした。
坂内村登山道合流地点。ここで、私は自分の体調が良くないことを認めざるを得ませんでした。ここからは、おふたりに全く着いていけませんでした。
2021年12月05日 10:14撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 10:14
坂内村登山道合流地点。ここで、私は自分の体調が良くないことを認めざるを得ませんでした。ここからは、おふたりに全く着いていけませんでした。
ここを過ぎると霧氷が着いています。
2021年12月05日 10:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 10:47
ここを過ぎると霧氷が着いています。
御嶽や乗鞍。
2021年12月05日 11:06撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 11:06
御嶽や乗鞍。
霧氷は美しいのですが、今日はあまり写真を撮れませんでした。
2021年12月05日 11:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 11:12
霧氷は美しいのですが、今日はあまり写真を撮れませんでした。
何度も休みながら、ようやく山頂。
2021年12月05日 11:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 11:28
何度も休みながら、ようやく山頂。
白山!
2021年12月05日 11:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 11:54
白山!
2021年12月05日 11:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 11:54
2021年12月05日 11:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 11:55
2021年12月05日 11:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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2021年12月05日 11:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 11:58
ここから先に進むのは諦め、下山します。このあたりの雪の深さ。
2021年12月05日 12:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 12:19
ここから先に進むのは諦め、下山します。このあたりの雪の深さ。
伊吹。
2021年12月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 12:21
伊吹。
2021年12月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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帰りも林道目指して降りました。
2021年12月05日 13:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 13:05
帰りも林道目指して降りました。
あれ、自動車の轍が。今通るなら、もっと朝早く通ってよ。
2021年12月05日 13:09撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 13:09
あれ、自動車の轍が。今通るなら、もっと朝早く通ってよ。
なんの写真かわかります?
2021年12月05日 13:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 13:12
なんの写真かわかります?
連状口。ここに自動車が1台停まっていました。
2021年12月05日 13:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 13:43
連状口。ここに自動車が1台停まっていました。
琵琶湖がきれいでした。
2021年12月05日 13:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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琵琶湖がきれいでした。
2021年12月05日 13:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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12/5 13:45
なかなか太い尾根でした。
2021年12月05日 14:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 14:13
なかなか太い尾根でした。
帰りの車から。伊吹。
2021年12月05日 15:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12/5 15:36
帰りの車から。伊吹。
撮影機器:

感想

前から興味はあったのですが、横山岳に行った時、ヤマノボラーさんから金糞の話を聞いて、そろそろ行ってみたいと思いました。ただ、(岐阜県側からの短縮ルートを使わない限り)長いコースになりますし、周囲に話してももひとつ盛り上がりに欠けるので、petit-princeさんを無理に誘って計画を立てました。雪が降る前にと言うのが目安だったのですが、先週自分でも霧氷を見たし、近畿一円雪の情報が多い。そのため、計画は周回だが雪の状態次第では山頂ピストンというプランにしました。

ところが、偶然にも前日にゆきさん、こむやんさん、ごっちゃんさんが金糞に行っておられたようで、その時の状況をわざわざ電話で教えてくれました。というのも、予想したより積雪が多かった、雪のため低木が道に倒れ込み、それを回避するのに藪漕ぎを要する、ということでした(もっといろいろあるけれど省略)。このため、当初の用意から靴を冬靴に変更、ゲイターをロングに変更、トップをハードシェルに変更、バスケットをスノーに変更、サングラス追加、バラクラバ追加、など行いました。また、行動計画は白谷口からずっと登山道を通るつもりだったのを、連状口から鳥越峠-坂内村登山口まで林道移動することにしました。

6時半に高山キャンプ場に到着。ここは積雪ありません。集合を待って、7時過ぎにスタートしました。予想していたように長々とした林道歩きの後、白谷口から登山道へ。この箇所は枯れ葉が多いだけで普通。小森口あたりから地面に雪が目立つようになり、連状口が近づくと、枝が道を覆うようになってきました。この箇所は大したことないという情報でしたが、それでも一箇所這って越えました。連状口からは、予定していたように、登山道ではなくて林道を経由しました。ただ、道は新雪で覆われていて、林道だから楽だとも言えず(でも、登山道と比較していないのでどっちが楽とは言えない)。さらに鳥越峠からもさらに坂内村登山口までも林道を通りましたが、よもやの下り坂(しかも下り坂楽とも言えない)。さらに、坂内村登山口から登る道がこれまた大概な道で、トレースは鹿の足跡のみ。ようやく坂内村登山道合流地点に着いた時は肩で息つく状態でした。そして、ここに到って、「ひょっとして今日はバッドデイではないか」という気持ちが強くなってきました。

ここからあきさんに先行して貰いますが、全然着いていけません。5-10歩歩くたびに休憩するくらいで・・・ ほんまにバッドデイでした。息切れ、吐き気など高山病みたいな感じがして。一方、このあたりから白山、御嶽、乗鞍などが見えるようになってくるし、霧氷も青空に映えるようになりました。それらに刺激を貰いながら、這うようにして山頂に辿り着きました。ここで昼食休憩を取ったのですが、今度はこむら返りが多発。慌てて芍薬甘草湯を飲みましたが、今日については完全に抑えることができず、下山するまでこむら返りに苦しめられました。

もちろん、ここでその後の予定を議論しました。周回しても引き返しても距離的には大して変わらず。しばしば、「ここからは下り基調だから」と先に進みたくなりますが、事前情報でこの先の方が道の状態が悪いと聞いていたのと、そもそも私自身のコンディションが妙なので、ここは引き返すことにしました。ppさん、あきさん、すみませんでした。下山中も、下りはいいけれど登りにかかると脚が攣りそうで。また、連状口から小森口も、林道を経由して貰いました。まあ、いろいろ思うところはあります。稜線歩きもったいないことしたかなとも思いますでも、青空霧氷を今週も見られたこと、白山などが見えたこと、そして大事に到らず下山できたこと、を喜ぶべきかと。あ、USBケーブルの不調により、ログの最後が途切れました。

慌てて持って行ったギアですが、気温はそれほど低くはなかったし、風もほとんどなかったので、ハードシェルはいらなかったと思いました。バラクラバは無用の長物でした。冬靴はあっても良かったかと思いました。ロングゲイターは今日については必須でした。サングラスもあってよかったです。

最後に、わざわざ事前情報を届けて下さった友人たちには心より感謝しております。

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1/5
体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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