ガチの雪山でした(金糞岳)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp1bba6d7eaea905a.jpg)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コンディションは雪の状況で大いに変化するので、くだくだ書くのはやめます。まずひとつ。事前情報で聞いていたように、登山道を低木が覆っている箇所が多く、しかも積雪がまだ充分ではないので、よけたり跨いだりくぐったりしないといけませんでした。ただ、私たちが遭遇したのは、ごく一部のようです。これを回避するために林道を通りましたが、新雪をずっと歩いて行く(しかも、鳥越峠からは下り)のが気持ち的に辛かったです。坂内村登山口から上がる道は道が見えない(ただし、鹿のトレースが意外に正しかった)、急である、しかも低木が倒れている、で、短距離ですがかなり苦しみました。 |
写真
感想
前から興味はあったのですが、横山岳に行った時、ヤマノボラーさんから金糞の話を聞いて、そろそろ行ってみたいと思いました。ただ、(岐阜県側からの短縮ルートを使わない限り)長いコースになりますし、周囲に話してももひとつ盛り上がりに欠けるので、petit-princeさんを無理に誘って計画を立てました。雪が降る前にと言うのが目安だったのですが、先週自分でも霧氷を見たし、近畿一円雪の情報が多い。そのため、計画は周回だが雪の状態次第では山頂ピストンというプランにしました。
ところが、偶然にも前日にゆきさん、こむやんさん、ごっちゃんさんが金糞に行っておられたようで、その時の状況をわざわざ電話で教えてくれました。というのも、予想したより積雪が多かった、雪のため低木が道に倒れ込み、それを回避するのに藪漕ぎを要する、ということでした(もっといろいろあるけれど省略)。このため、当初の用意から靴を冬靴に変更、ゲイターをロングに変更、トップをハードシェルに変更、バスケットをスノーに変更、サングラス追加、バラクラバ追加、など行いました。また、行動計画は白谷口からずっと登山道を通るつもりだったのを、連状口から鳥越峠-坂内村登山口まで林道移動することにしました。
6時半に高山キャンプ場に到着。ここは積雪ありません。集合を待って、7時過ぎにスタートしました。予想していたように長々とした林道歩きの後、白谷口から登山道へ。この箇所は枯れ葉が多いだけで普通。小森口あたりから地面に雪が目立つようになり、連状口が近づくと、枝が道を覆うようになってきました。この箇所は大したことないという情報でしたが、それでも一箇所這って越えました。連状口からは、予定していたように、登山道ではなくて林道を経由しました。ただ、道は新雪で覆われていて、林道だから楽だとも言えず(でも、登山道と比較していないのでどっちが楽とは言えない)。さらに鳥越峠からもさらに坂内村登山口までも林道を通りましたが、よもやの下り坂(しかも下り坂楽とも言えない)。さらに、坂内村登山口から登る道がこれまた大概な道で、トレースは鹿の足跡のみ。ようやく坂内村登山道合流地点に着いた時は肩で息つく状態でした。そして、ここに到って、「ひょっとして今日はバッドデイではないか」という気持ちが強くなってきました。
ここからあきさんに先行して貰いますが、全然着いていけません。5-10歩歩くたびに休憩するくらいで・・・ ほんまにバッドデイでした。息切れ、吐き気など高山病みたいな感じがして。一方、このあたりから白山、御嶽、乗鞍などが見えるようになってくるし、霧氷も青空に映えるようになりました。それらに刺激を貰いながら、這うようにして山頂に辿り着きました。ここで昼食休憩を取ったのですが、今度はこむら返りが多発。慌てて芍薬甘草湯を飲みましたが、今日については完全に抑えることができず、下山するまでこむら返りに苦しめられました。
もちろん、ここでその後の予定を議論しました。周回しても引き返しても距離的には大して変わらず。しばしば、「ここからは下り基調だから」と先に進みたくなりますが、事前情報でこの先の方が道の状態が悪いと聞いていたのと、そもそも私自身のコンディションが妙なので、ここは引き返すことにしました。ppさん、あきさん、すみませんでした。下山中も、下りはいいけれど登りにかかると脚が攣りそうで。また、連状口から小森口も、林道を経由して貰いました。まあ、いろいろ思うところはあります。稜線歩きもったいないことしたかなとも思いますでも、青空霧氷を今週も見られたこと、白山などが見えたこと、そして大事に到らず下山できたこと、を喜ぶべきかと。あ、USBケーブルの不調により、ログの最後が途切れました。
慌てて持って行ったギアですが、気温はそれほど低くはなかったし、風もほとんどなかったので、ハードシェルはいらなかったと思いました。バラクラバは無用の長物でした。冬靴はあっても良かったかと思いました。ロングゲイターは今日については必須でした。サングラスもあってよかったです。
最後に、わざわざ事前情報を届けて下さった友人たちには心より感謝しております。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する