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記録ID: 38146
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雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

八幡平(黒谷地−八幡平/日帰り・ピストン)

2009年05月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:01
距離
7.2km
登り
241m
下り
232m

コースタイム

黒谷地バス停12:50−13:08熊の泉13:08−13:52源太森13:52−14:22八幡平山頂14:31−14:55源太森14:55−15:32黒谷地バス停
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
【道路状況】
アスピーテラインで八幡平方面へ。
中腹からは「雪の回廊」の中を進みます。
八幡平へは、茶臼口、黒谷地湿原、見返峠といった登山口がありますが、駐車場の状況を見極めてからどこから入るか決めようと思い、まずは見返峠まで走らせました。
茶臼口、黒谷地湿原への登山口は、それぞれ雪の回廊を少し広く削って車が停められるようにしてあります。
見返峠付近は、濃霧で対向車もろくろく見えない状況でありながら、駐車場は観光客の車でごった返していました。
引き返して、結果黒谷地湿原口に駐車して登り始めることとしました。

【黒谷地湿原−八幡平へ】
さっそくスノーシューを装着して歩き始めました。
傾斜がさほどないこと、くるぶし上くらいまで沈むことを考えると、一番歩きやすい選択肢だったと思います。
トレースはスキーの方、アイゼン(12本爪のようですが、これはやや過剰装備?)の方、つぼ足の方といろいろでした。
熊の泉付近(雪で湿原も池も何もわかりませんが)から八幡平方向に西に進路をとります。
しばらくは右足上がりの緩傾斜の道を進んでいきます。
何せ、源太森あたりまで右足が一段高いので、右足だけ荷重がかかり、変な感じです。
源太森を過ぎると、視界はほとんどなくなり、ホワイトアウト状態でした。
トレースがたくさんあり、ルートに心配はありませんでしたが、人が少ない降雪後などは、十分な読図能力かGPS等の装備があったほうが安心かと思います。
ところどころ、標識はありますが、ホワイトアウトの中では何も見えませんでした。

突然、陵雲荘が現れます。
ここから山頂まではあっという間です。
この緩斜面はスキーの方も多いようですが、視界が悪く、数人が陵雲荘で停滞していました。

山頂は広場状で、標識と展望台(←何も展望できないと噂の)が設置してあります。
本日はなおさら視界がなく、晴れたときに何が見えるかもわかりませんが、たぶん樹林で何も見えないのでしょう。
標識は雪に埋もれていましたが、4m近い高さの標識のようですから、まだ雪は3mはあるんだと思います。

【八幡平から黒谷地へ下山】
冷たい雨も降り出したので、一目散に黒谷地に駆け下りてきました。
緩い下りのスノーシューはとても歩きやすいです。
黒谷地手前では、雪面だけの特権、誰も足を踏み入れていない樹林をショートカットしてきました。
到着時には雨もやみ、子供連れが黒谷地湿原の入り口で雪遊びをしておりました。

【下山後の温泉】
八幡平からアスピーテラインを下り、樹海ラインを登り返して松川温泉松川荘で日帰り入浴(大人500円)しました。
3軒の温泉宿があるひなびた温泉ですが、秘湯っぽい雰囲気ぷんぷんです。
樹海ライン途中から外は硫黄臭が立ち込めておりました。
やや白濁した硫黄泉で、とても温まりましたが、GW中ということもあり、大混雑でした。
アスピーテラインに入り、八幡平方面を望みますが、ガスがかかっていて視界が悪そうです。
2009年05月03日 12:07撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:07
アスピーテラインに入り、八幡平方面を望みますが、ガスがかかっていて視界が悪そうです。
アスピーテライン、雪の回廊を登ります。
2009年05月03日 12:12撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:12
アスピーテライン、雪の回廊を登ります。
アスピーテライン、雪の回廊を登ります。
2009年05月03日 12:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:17
アスピーテライン、雪の回廊を登ります。
見返峠付近は濃霧で視界がありません。
2009年05月03日 12:20撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:20
見返峠付近は濃霧で視界がありません。
見返峠付近は濃霧で視界がありません。
2009年05月03日 12:21撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:21
見返峠付近は濃霧で視界がありません。
見返峠の登山口。
車中から撮ったので何じゃこりゃ状態ですが。
2009年05月03日 12:23撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:23
見返峠の登山口。
車中から撮ったので何じゃこりゃ状態ですが。
黒谷地湿原から入山しました。
2009年05月03日 12:52撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:52
黒谷地湿原から入山しました。
熊の泉付近から八幡平方面へ進んでいきます。
2009年05月03日 13:07撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 13:07
熊の泉付近から八幡平方面へ進んでいきます。
スノーシューを装着しました。
2009年05月03日 13:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 13:17
スノーシューを装着しました。
雪の緩斜面を登りますが、だんだん視界が悪くなっていきます。
2009年05月03日 13:43撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 13:43
雪の緩斜面を登りますが、だんだん視界が悪くなっていきます。
ますます視界が悪く、何も見えません。
いわゆるホワイトアウト。
2009年05月03日 14:00撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:00
ますます視界が悪く、何も見えません。
いわゆるホワイトアウト。
陵雲荘はきれいな小屋です。
2009年05月03日 14:09撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:09
陵雲荘はきれいな小屋です。
八幡平山頂へは陵雲荘から一登り。
2009年05月03日 14:20撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:20
八幡平山頂へは陵雲荘から一登り。
標識に番号が振ってあります。
山頂は300、黒谷地は200ちょいだったかと。
一応連番になっているようです。
2009年05月04日 15:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 15:17
標識に番号が振ってあります。
山頂は300、黒谷地は200ちょいだったかと。
一応連番になっているようです。
八幡平山頂の標識。
4m近くある標識のようですが、1mほどが雪の上に首を出しています。
2009年05月04日 15:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 15:17
八幡平山頂の標識。
4m近くある標識のようですが、1mほどが雪の上に首を出しています。
八幡平山頂にて。
誰もいませんでした。
2009年05月03日 14:21撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:21
八幡平山頂にて。
誰もいませんでした。
八幡平山頂の展望台。
この展望台、地面から12〜13段の階段を昇った上のようですが、階段はほぼ雪に埋まっています。
2009年05月03日 14:22撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:22
八幡平山頂の展望台。
この展望台、地面から12〜13段の階段を昇った上のようですが、階段はほぼ雪に埋まっています。
秋田駒ケ岳方面。何も見えません。
2009年05月03日 14:23撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:23
秋田駒ケ岳方面。何も見えません。
岩手山、早池峰方面。何も見えません。
2009年05月03日 14:23撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:23
岩手山、早池峰方面。何も見えません。
途中にテープもありますが、近くに寄らないと見えません。
2009年05月03日 14:31撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:31
途中にテープもありますが、近くに寄らないと見えません。
山頂を降りて陵雲荘に戻ってきました。
直前にならないと小屋は見えない感じの視界です。
2009年05月03日 14:36撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:36
山頂を降りて陵雲荘に戻ってきました。
直前にならないと小屋は見えない感じの視界です。
これは何か・・・。
八幡沼を見下ろしていますが、雪で埋まっているのかガスで視界がないのか?
2009年05月03日 14:38撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:38
これは何か・・・。
八幡沼を見下ろしていますが、雪で埋まっているのかガスで視界がないのか?
源太森に小高いピークがあり、源太森の標識があります。
2009年05月04日 15:17撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 15:17
源太森に小高いピークがあり、源太森の標識があります。
源太森の標識わきには同定盤もありますが、晴れていれば眺望がきくのでしょうか。
2009年05月03日 14:55撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:55
源太森の標識わきには同定盤もありますが、晴れていれば眺望がきくのでしょうか。
源太山のピークはこんな感じの20歩ほどで登れる小ピークの上です。
2009年05月03日 14:56撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 14:56
源太山のピークはこんな感じの20歩ほどで登れる小ピークの上です。
黒谷地湿原まで戻ると視界も戻り、雲もちょっと切れ間が。
道なき道を入山口にショートカットしました。
2009年05月03日 15:25撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 15:25
黒谷地湿原まで戻ると視界も戻り、雲もちょっと切れ間が。
道なき道を入山口にショートカットしました。
ショートカット中。
2009年05月03日 15:25撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 15:25
ショートカット中。
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