いよいよ本格的雪山シーズン到来の天狗岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 13:00
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 892m
- 下り
- 889m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 12:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
唐沢鉱泉までの道路は、凍結箇所多数なので、スタッドレスが必須です。 前日降った雪でバリバリの新雪。唐沢鉱泉で積雪35cmでした。 黒百合平方面はトレースはありましたが、西天狗方面はノートレース。 雪の量は多い所で120〜130cmくらいありました。 唐沢鉱泉〜西天狗岳は、自分達の後に10人ほど登山者が登ってきていたので、十分トレースは付いていると思われます。 東天狗岳から黒百合平への下りは、雪が柔らかく、特に天狗の鼻の岩場の横を通過する時は、転倒しないよう注意が必要です。 自分は6本爪で下りましたが、できれば10本爪以上のアイゼンの方がいいと思われます。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
自分はトイレが我慢できなくて、根石岳側に少し下りて大と小と両方済ませ、ペーパーだけ回収して、残りは雪で隠してきました。登山道からは少しそれているので、安心して通過できます(笑)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 自分は、西天狗岳の最後の岩場の登りの途中までスノーシュー、そこから先は6本爪アイゼン、連れはチェーンスパイクで、尾根の分岐から東天狗岳まではチェーンスパイク+ワカンで行きましたが12本爪アイゼンの方がよかったなと思いました。 特に天狗の鼻付近の通過や黒百合平への急斜面ではそう思いました。 |
感想
当初は単独で赤岳の真教寺尾根と県界尾根を歩く予定でしたが、会社の後輩が自分も山に行きたいとの事だったので、急遽行先を天狗岳に変更しました。
前日雨降りだったので、山は雪降りが予想された為、前々日にスタッドレスに履き替え、冬の天狗岳なら何回も来ていて、大雪で一人ラッセルもやったし、吹雪の中登ったこともあり、危険個所も少ないので、大菩薩嶺と爺ヶ岳しか行ったことのない後輩でも天狗岳なら行けると判断しました。
前日雪が降ったとは思っていましたが、まだ12月だしこの辺は北アルプスの後立山連峰に比べると積雪量も多くはないので登山口でも少し白い程度で、一応ワカンとスノーシューを車に積みましたが、たぶん使わないだろうなぁーと思ってましたが、来てみると予想以上の大雪で唐沢鉱泉で積雪35僂世辰燭修Δ任后
予想外の大雪に自分は最初からスノーシューを装着、連れには途中からワカンを履かせました。
唐沢鉱泉から尾根までは膝下くらいの新雪。尾根から西天狗岳は、吹き溜まりの多い所でお腹位の深さの新雪でした。
第二展望台手前で後続の登山者に追いつかれましたが、全員アイゼンしか持っておらず、スノーシューやワカンを持っている人は誰もいなかったので、引き続き自分が1人でラッセルしました。
森林限界を越えれば、あとはアイゼンだけでも何とかなるだろうと思ってましたが、森林限界を超えて岩場に入っても積雪量はかなり多くて、しばらくそのままスノーシューのまま登り、適当な岩に腰かけて休憩。
その先はアイゼンだけでも何とかなりそうだったので、後続の登山者に先に行ってもらいました。
アイゼンは6本爪と12本爪の両方持ってきましたが、西天狗岳山頂直下の岩場や東天狗岳から黒百合平への下りは岩と雪のミックスかなと思い、自分は6本爪、連れにはチェーンスパイクを持たせました。
上りは何とかなりましたが、下りは6本爪やチェーンスパイクでは頼りなくて12本爪にしておけばよかったとあとでちょっと後悔しました。
深雪のラッセルに物凄い時間がかかり、駐車場に戻ってきたのは18時過ぎになってしまいましたが、終始お天気に恵まれて、見せたかった絶景を後輩に見せてあげられ、無事怪我もなく下りて来れたので、満足感や達成感の大きい山行でした。
また装備の重要性を再認識した山行でもあり、重くなるのを懸念して装備をけちるくらいなら、重くて辛くても万が一を想定して、装備を充実して山行した方が絶対にいいなと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する