ノートレース！雪の白毛門（手前まで）

2013年12月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:11
• 距離: 5.6km
• 登り: 846m
• 下り: 848m

コースタイム

05：44　白毛門登山口Pより出発
05：57　朝日岳、白毛門道標
07：00　1000m地点
08：12　巨大な木
10：17　松ノ木沢ノ頭（休憩約30分）
10：50　下山開始
11：45　「ガンバレ」の木
12：49　笠ヶ岳、朝日岳入口
12：55　白毛門登山口P

天候

雪、曇のち晴れ
風は予報ほど強くなかった

※但し、早朝の谷川山頂は荒れ模様

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

コース状況／危険箇所等

ふわふわもふもふの新雪だったため
ピッケル、12本アイゼン、お借りしたワカンは
全く使用しなかった。
2人ともスカルパ冬靴、ストックのみ。

写真

12/14 5:43

前日夜、渋川では降っていなかった雪
水上でうっすら、駐車場は15㎝積もってる

左奥にどなたかのテントがひとつ(^^;

12/14 5:44

まだ真っ暗だけど
準備をして出発！

12/14 5:57

ストック同じだったんだね
偶然に冬靴まで一緒
(*´-`)

12/14 6:45

黙々と登るうちに明るくなる

ここで小休止

12/14 6:50

「今日は晴れそうだ」とpink さん

12/14 7:00

やっと1000m地点にきたよ

12/14 7:01

全くトレースなし
でも途中で小動物の足跡が！
(*^^*)

12/15 23:19

私が先行させてもらったのはここだけ…

12/14 7:10

あとはずっとpinkさんがツボ足ラッセル
ありがとう！

12/14 7:28

谷川岳は吹雪みたい

こんなに近くても微妙に天候が違うそうだ

12/14 7:47

こんな所が数ヶ所
脚の長いpinkさんは登れても、私は四つん這い状態で這い上がる(笑)

12/14 7:57

だんだん青空が広がっていく

12/14 8:08

谷川岳を望むpink さん

12/14 8:12

2人程入れそうな巨大な木
振り返って撮ったところ

12/14 8:26

何度も見てしまう

12/14 8:36

膝上まで潜りながら格闘中(^^;

12/14 8:42

気持ちいい尾根歩き

12/14 8:43

粉雪がキラキラ舞っていて、しばし見とれてしまう

12/15 23:20

ここまでは誰にも追い付かれず
もしかしてプライベート白毛門？と喜んでたら…

12/14 9:23

この後、初めて単独男性と遭遇
一度は道を譲ったものの、その方がワカンを装着中に本気を出して先行するpink さん

別の2人組も追って来る…

12/14 9:59

pink さんの姿は既にない
ガンバレー＼(^^)／

ここは雪に埋もれた木に掴まって上がった

12/14 10:02

青空に励まされ進む

12/14 10:05

あんなに真っ暗だった谷川方面も明るく

12/14 10:05

たぶん、あの青空の向こうでpink さんが待ってるはず

手前にある岩の辺りも登り難く、四つん這い

12/14 10:10

何の実だろ？

葉の形からすると万両だろうか…

12/15 23:23

おあー！やっと姿が見えた(^-^)/
松ノ木沢ノ頭

12/14 10:17

小さな雪洞を掘っていてくれた
ありがとう

ここで休憩
ミルクティーとかパンとか…

12/14 10:44

雪の白毛門
近そうに見えるけど、今日はここまでと決断

最近はそういうのも全然OKになった
pink さんが一緒だからかな？(^^ゞ

12/14 10:44

ここに立つのは初めてで

12/14 10:49

画像でしか見たことのない景色を

12/14 10:49

自分の目にしっかり焼き付ける

12/14 11:45

下りで発見したガンバレの木

12/14 12:49

早朝は雪だけの道が、途中泥だらけに変身していて難儀する

12時過ぎに登ってくるツアー団体には驚き！
しかも、ガイド任せでどこまで行くか解らないとは…(゜〇゜;)

12/14 12:53

駐車場到着
お疲れさまでした！

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

sion

鳳凰三山の直後に決まった雪の白毛門。
1ヶ月以上も先の予定になるけれど、
pink さんからの提案が格別に嬉しく
首をながーくして待っていた。
その間、充分な積雪があったらしい。

白毛門から見た谷川岳の画像をもらい
また目を見張る。
こんな言い方は逆に失礼かもしれないが
あえて言わせて頂くと、
まるでプロのカメラマンが撮ったような
凄みがある写真ばかり。

光と影の具合が何とも絶妙で、
青空と雲の動きまでが完璧な絵。
これは単なる偶然などではなく
谷川を愛するpink さんだからこそ
撮れたのだと一瞬にして悟る。。。

『雪の白毛門』とはそれだけで
何と魅力的なフレーズだろうか。
谷川をまだよく知らない私にとって
例え同じ景色でなくてもいい、
歩いたことのない白い稜線を辿り
そこに立てるだけでいい、
そう思わせる魔力が潜んでいる。

早朝、白毛門登山口より登ったのは私達だけ。
トレースは全くない。
数時間経っても誰も来る気配がない。
なので、後方に人を発見した時は仰天！
と同時に、pink さんの谷川男子の執念が
メラメラ燃え上がったようだ。(笑)

「絶対に追いつかせない！！」
そんなことを思ったのは初めてだと言う。
東京から白毛門を目指し遥々やって来た私に
「誰かのトレースを歩かせたら、
俺と来た意味がないから」とは後から聞いたこと。
うーーー！カッコ良すぎでない！？(*^^*)
その言葉に彼の美学を見た。

人に抜かれる悔しさだけならば
男性だから当たり前かなと思う程度だが、
競争心など持ち合わせていないかのような
pink さんからそれを聞いたらとても嬉しくなり、
改めて感謝の念がフツフツと湧いてきた。

無事に案内してくれてありがとう！
そして、全トレースお疲れさまでした。m(__)m
黙々と登って下りて来るだけなのに
なぜこんなに楽しいのかいつも不思議に思う。
話せば話すほど感性が似すぎていて怖いくらい。
やっぱり、コラボ登山は相性が重要。

【余談】
温泉近くの道の駅で見かけた「谷川茸」には爆笑した。
見かけは巨大なエリンギなのに。
ネーミングセンス抜群！
隣の人は半分怒っていたけれど。(^^;
画像を残さなかったことをとても後悔している。
…と言うより、ぜひ買って来るべきだった。(笑)

コメント

mmg

足、長っ！
pinksionさん、こんばんは。

山行に「安全」があるのがすばらしい。と思いました。

spidermanさんは岩場だけではなく雪でも速かった。
ラッセルって重戦車みたいなイメージ。
pinkさんのように手足がスラリと長いモデル体型の人がスイスイ
って愉快でした。

sionさん、頼もしいパートナーでいいですね♪

気持ちはあっても、あれれ？「あ。お先にどうぞ。」が定番のmmg
でしたあ。

sion

彼ひとりなら余裕で…
mmg さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。(^-^)/

pink さんだけなら山頂まで行けたはず。
でも、歩みが遅い私を叱咤することも
急かすことも一切なかったので、
苦しい雪山でも楽しく歩くことができました。

もし、私が単独だったなら
迷わず山頂へ突撃してたかも？(笑)
同じく「お先にどうぞ」の仲間ですが。(^^;

pink さんは想像以上に慎重なかたなので
今回もお助けロープなど色々持参して、
脳内シュミレーションまでしてくれてました。
とてもありがたく、信頼しています。m(__)m

りゅう

雪だ〜
すごい雪なんでしょうね〜今の谷川は！

安心できるパートナーがいると心強いね(^^)

sion

筋肉痛ハンパなかった
ryu さん
コメントありがとう。(^-^)/

いつも下山直後に脚が痛くなり始めるけど、
今回はすごかったー。
pink さんはもっとかな。。。

雪がどんなにあろうと、一緒なら
多大な安心感がありますね。(*^^*)

taku10ai

おつかれさまです
とても素敵な山行になったようですね。
最近はヤマレコの繋がりに驚くことが多々あります。
共通するのは皆山が好きだということですね。
いいパートナー、いい師匠と素敵な仲間にかこまれてますね。

谷川岳お疲れ様でした。

sion

ありがたいことです
taku10ai さん
こんばんは。(^-^)/
コメントありがとうございます。

そうですね。
当初は、師匠以外に山友ができるとは
思ってもいませんでした。

巡り合わせの不思議に
改めて感謝しています。m(__)m