道東遠征三座目は地の涯 羅臼岳
- GPS
- 07:53
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
過去山行記録です。
2020年10月4日
道東遠征三座目は今回の中で一番距離も長く、そしてヒグマ遭遇率が高い羅臼岳です。
前日に斜里岳下山後に岩尾別温泉のホテル地の涯まで移動。
移動時の道路にでっかいヒグマの糞が落ちていて遂に本拠地に入ったことを実感しました。
チェックイン時に翌日登山なので早いチェックアウトしたいこと伝えると、朝食分をお弁当にしてくれました。
おにぎりだったので匂いが出てヒグマに寄られても怖いので起床して部屋で食べてから出発しました。
ホテル地の涯からの出発は自分らしかいなくて、ひょっとして羅臼岳に登るの今日は自分らだけ!?とビビりましたが、木下小屋の前で入山届書いていると一人増え二人増えと安心しました。
準備して6時前に出発。いきなり登りが続きます。
もう10月だと言うのに半袖で歩いてるのはウチだけ(笑)
でも暑いのだからしょうがない。
1km歩くとオホーツク展望となっている地点。
ちょっとした岩稜帯になっていて、足元には蟻が一杯いる。今思うとこういうところがヒグマ警戒地点でした。
いなくて良かったですが💦
この先も緩急つけながらひたすら登り。
地元の人っぽい方たちは皆早くてガンガン抜かれます。
と言っても自分ら入れて7人しかこのルートにはいませんが。下山時にすれ違いの方も入れると12人でした。
弥三吉水で軽く休憩。
水は冷たくて太いですが、要煮沸と書いてあるのもあるので顔を洗う程度に留めました。
またしばらく登って行くと緩くなってきて極楽平と言う地点。確かに平な地形ですが、勝手に原っぱ想像してたので樹林帯な現状とのギャップに戸惑う。
樹間からはまだまだ遠い山頂が見える。
そして手前にも厄介そうなピークが。
でも手前のピークは巻きながら上がって行ったので助かりました。
やがて携帯トイレブースのある銀冷水地点に到着。ここの水場は事前情報通りに枯れてます。
軽く休憩して再び登り。仙人坂と呼ばれるところはやや長めで疲れました。
急にひらけた谷筋に出ました。大沢入口とのことで、見上げる谷が大沢と言うのでしょう。
7月まではここは雪渓のようですが今は雪は全くなく岩岩としてます。
なかなかのキツい区間ですが、この区間にはシマリスがいてしばし和ませてくれました。
何とか大沢を登り詰めると右手には本丸と言える山頂部がドーンと見えてきます。
平になったところが羅臼平だそうで、野営地にもなってます。
ここからの羅臼岳のカッコよさ!
でもまだ1kmもあるわけです。大変そうだ💦
ここもいかにもヒグマ出没地帯な感じです。
ハイマツ帯に入っていかないと山頂へは行けないわけで緊張します。
ハイマツがやがて低くなってくると最後の岩稜帯登りです。100mくらい登るのですかね?
疲れた足にはなかなか前に進んでくれず休み休みでした。
それでも何とか山頂到着!やりました!
ありがたいことにガスは取れてくれて3日間で一番良い条件での山頂でしたかね。
雲が多めながらも国後島も見えましたし本当に地の涯の百名山に来たのだなと全身で感じられました。
山頂直下の岩場で行動食を食べてから下山開始。
行きと同じルートの下山で下り一辺倒なことが分かっているので速度が出ました。
でも見通しの悪いところはクマ警戒しながらですけどね。
予定では8時間半の行程考えてましたが、ギリギリ8時間切れる時間で木下小屋まで戻ってくることが出来ました。
終わってみれば道東三座無事に怪我も事故もなく完遂出来て本当に良かったです。
恥ずかしながらヒグマ怖くて羅臼岳下山した日の夜に初めて泥のように眠りましたから(笑)
毎日何となく不安で眠りが浅いこと!
今シーズンの百名山はこれで終了ですかね。
58座となりました。
コロナ禍で前半の動きが制限された中、それなりに登れたかと思います。
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