白山ー鐘ヶ岳ー日向山ー大山縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,352m
- 下り
- 2,330m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
感想
このところ、山に向かう気持ちが少し弱まってきているなと思ったら、前回の山行から3ヶ月も間が開いてしまった。どうも、少しどころではないようだ。山に登り始めてから5年半、今まで毎月必ず山に登っていたのに、どうしたことだろう。ヤマレコを覗くのも、月に1回くらいのペースになってしまった。
久しぶりに山の中が歩きたくなって、丹沢の未踏の低山に登ってみることにした。東丹沢の信仰の山、鐘ヶ岳、日向山をメインに、その近くにある白山にも寄って、余裕があれば大山に向かう計画を立てた。
飯盛山のバス停から少し戻って、西に向かうと、飯山観音の入口がある。石段を登って行くと、長谷寺にすぐに着く。そこから、更に男坂と女坂に分かれ、一登りで白山の山頂に着いた。頂上の展望台に登ってみると、東側の眺めがとてもいい。今日は、快晴でとても気持ちがいい天気だ。
狢坂峠から順礼峠まで、巡礼者が通ったという歴史のある山道を歩く。この辺り、トレイルランのコースにもなっているようだ。
一度、車道に下りて、鐘ヶ岳に向かう。道標に惑わされて、しばらくうろうろしてから、尾根の北側に登り口を発見した。杉や落葉樹の混ざった林を登って行くのだけれど、ブランクのせいか、どうも足に力が入らない。
信仰の山らしく、○丁目の表記がちらほらと出てくる。頂上の標高は、561mだから、調子が出ないながらも直に着いた。山頂直下には、浅間神社という立派な神社がある。鐘ヶ岳の由来は、麓にあった七沢城との連絡用に山頂に鐘があったから、などと書かれている。
展望のない静かな山頂で小休止して、そのまま西側に下りた。再び車道を、次の日向山に向かっていると、沢の向こう側から人の声がする。見ると、巨大な岩壁をよじ上っている人たちが見えた。これは、弁天岩と呼ばれる岩壁だろうか。
日向山への登りで、ようやく歩くリズムを思い出してきたようで、調子が出てきた。林道から500mほどと近いので、すぐに山頂。雑木林に囲まれたベンチで少し休憩。下りは、日向薬師の方には向かわず、大山方面の破線ルートを進む。といっても、道は明瞭で「浄発願寺奥ノ院」と書かれた道標も要所にあって分かりやすかった。奥ノ院は、建物があるわけではなく、岩をくりぬいた岩屋があるだけだ。昔、偉い僧侶が、この岩屋に籠って修行をしていたらしい。何とも寂しいところだ。
調子が出てきたので、そのまま大山に向かうことに。九十九曲の登りをぐいぐい登って行くと、見覚えのある展望所に着いた。何組からの登山者が休憩している。
大山は、平日にも関わらず、多くの登山者で賑わっている。私は、東京、横浜方面が一望できるベンチに腰掛け、足を投げ出して寛いでみた。やはり、山登りはいいものだと思いながら、おにぎりを食べる。
しばらく座っていると、冷たい風に吹かれて急激に寒くなってきた。山から遠ざかっていた間に、快適な季節は終わってしまっていた。
今日は、久々に山を満喫したけれど、以前と比べるとやはり、山に登りたいという欲求が弱まってきているようだ。でも、山は気が向いたときに時に登ればいいのだから、特に気にせず、自分のその時のペースで山に行けばよいと思うことにした。
これからは、1〜2ヶ月に1回くらい山に登れれば、十分満足できそうな気がする。
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