剣尾山・土ヶ畑ルート(能勢・亀岡)
- GPS
- 06:11
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
9:17 ひとやすみ峠
9:42 頂上広場
9:53 鉄塔(播磨中央線174)
10:20 横尾山山頂 〜チェーンスパイク装着等、約5分休憩
10:28 能勢の郷方面下り、西側尾根分岐
11:08 鉄塔(播磨中央線171)〜約5分休憩
12:14 府道731号出会い
12:25 土ヶ畑交差点
12:33 配水地 〜約15分休憩
13:01 土ヶ畑公民館
13:18 土ヶ畑口バス停
13:27 はたの台水道施設?
13:52 剣尾山登山口(笠山コース)
14:10 国界石碑(剣尾山〜横尾山ルート出会い)
14:20 剣尾山山頂 〜約5分休憩
15:12 行者山側登山口
15:20 駐車スペース
天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『能勢』当日の気温 朝の最低気温 -0.7℃ ( 7:34) 日中最高気温 8.0℃ (13:21) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※7〜8台程度は止められるスペースですが、到着時に3台、下山時に2台駐車されていました。山側は治山工事中のようで、平日は駐車困難でしょうか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれる、行者山〜剣尾山〜横尾山の周回ルートから外れて、京都・大阪境界の尾根よりるり渓へ向う尾根を歩きました。地形図上には破線道もないルートですが、尾根に沿って踏跡程度はあるようです。ヤマレコ以外ですがネット上に歩かれた記録があり参考にさせていただきました。 土ヶ畑地区より剣尾山へは概ね地形図上の破線道に沿ったルートとなっており、野外活動センター側より整備された登山道は整備が古いものの明瞭。行者山側のメインルートには叶いませんが、歩きやすいルートでした。 尚、当日は前日までの雪の影響で、北斜面や標高600m以上に残雪、700m前後の尾根筋は5〜10cm程度の積雪がある状況でした。 ■駐車地点〜横尾山山頂 遊歩道として整備された21世紀の森エリア、その先横尾山に至るルート共に明瞭なルートが続きます。但し、21世紀の森エリア以外には道標はなく、地図は必携。 174鉄塔上の岩場はルートは狭いものの普通に歩ける程度の難易度です。当日は残雪、日陰は凍結と滑りやすい状態でした。 ■横尾山〜171鉄塔〜府道731号 尾根に沿って進むルートになりますが、尾根筋は広く、辿り難い所もあります。間隔は一定ではありませんが府県境を示す?赤い樹脂製杭が設置されており、それを辿ることで主尾根を外す可能性は低いでしょう。 171鉄塔へ至る尾根は、笹等の障害物が多く、歩き難い区間があるものの、積雪の為様子はよく解りませんでした。積雪の少ない府道731号へ至るルートでも断続的に踏分け道が確認できる程度、ピークや鞍部での方向確認は慎重を要します。 ■府道731号〜54号、土ヶ畑地区 歩道のない舗装路が続きますが、交通量はそれ程多くありません。731号出会いは登山道を示す道標等は無く、わかり難いでしょう。土ヶ畑地区より剣尾山へ向うにも道標はありませんが、土ヶ畑口バス停より、はたの台住宅地への道路をそのまま上り詰めるルートとなります。 土ヶ畑地区に自動販売機があります。 ■土ヶ畑地区〜剣尾山 はたの台住宅地より少し荒れ気味ですが谷沿いの山道が続きます。ルートは概ね地形図上の破線道に沿っていますが、途中谷幅が広がり湿原地帯となってるエリアは不明瞭。その他は概ね明瞭な山道が峠に続き、登山口の道標より剣尾山へは過去に整備された遊歩道と解りやすく歩きやすいルートです。 ■剣尾山〜行者山〜登山口 利用者も多く、道標も設置されている解りやすいルートが続きまする行者山エリアの一部は岩交じりの歩き難い区間があるものの、その他は幅も広くファミリーハイクにもお奨めできる歩きやすいルートが続きます。 行者山側登山口にトイレ有。 【主な過去の記録】 ■るり渓〜深山 2012年12月12日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-252169.html ■行者山〜剣尾山〜横尾山 2012年06月13日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-198727.html |
写真
感想
今シーズン初めての雪を踏締めに、山間部の剣尾山へ。
予想通り?標高600mを越える辺りから昨日までに降った雪が残っておりましたが、岩場は凍結、標高700m以上では5〜10cm程度の積雪。予想以上の雪に少々戸惑いつつ、あまり歩かれない尾根では足跡の無い新雪を思う存分踏締めることができました。
その反面、初めて歩くルートだったのでコースの様子が解ない上に積雪で路面もわかり辛く、安全面では好ましくない状況。笹や低木に行く手を阻まれ、何度か不安になり引返そうか迷ったものの、見通しの利く地点では位置確認に自信が持てたこともあり、そのまま進むことを選択。
結果オーライとはいえ、冷静に状況を把握し、引返すという選択肢を常に準備しておくこと…
悪条件(積雪)下での単独行動、人があまり歩くことなのいマイナールートを歩く際にはより慎重に、そして責任ある行動が求められていると自分に言い聞かせております;;
尾根筋のルート、積雪の無い時でもおそらく明瞭な山道ではないと思われますが、獣道程度の踏跡は期待できそうです。新芽の芽吹く春先辺りに歩くのが心地良さそうなルートでした。
土ヶ畑より剣尾山へのルートもあまり歩かれないようですが、谷沿いの解りやすい山道となっており、こちらは季節を問わず歩けそうです。湿地帯では鹿の群に遭遇!あまり人が歩かない山深い地ならではの自然を色濃く感じることができるルートでした。
このエリアの山は高くても800mに満たない程度ですが、冬季は積雪・凍結への備えが必要です。好天時でも山頂付近は氷点下前後の場合も珍しくなく、日当たりのよい場所は、溶けて泥濘となる場合等々…標高5〜600m程度でも、数日前に降った雪が残っている事は珍しくもなく、好天続きでも油断は禁物です。
…チェーンスパイク…
昨冬に購入したモンベルのチェーンスパイク、2度目の使用となりました。コンパクトに収納でき、手軽に装着できる便利な品ですが、アイゼンを使用した事のない私にとっては比較対照もなく、使い勝手についてはなんとも申し兼ねますが。。
少なくとも、靴が埋まる程度の積雪の里山なら難なく歩けました。特に滑りやすい斜面での安定感は未装着時の比ではなく、10冂度の積雪でも岩場以外では装着している違和感は皆無。但し、まとわり付く雪を頻繁に落とす必要はあります。
岩場での安定感は期待できませんが、立ったままでも装着ができる手軽さは魅力的です☆
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