【奥多摩】払沢の滝から浅間嶺展望台【山頂を踏み忘れ】
- GPS
- 04:11
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標はよく整備されていますが、頻繁に車道に出るので登山道との切り替え点がちょっと分かりづらいです |
その他周辺情報 | 秋川渓谷 瀬音の湯に立ち寄り入浴。JAF割引で800円 |
写真
感想
急に用事がキャンセルになったので、4回目の青春18きっぷ山行で奥多摩へ行ってきました。どの山に登ろうか あれこれ悩んだ末、今月号の『山と渓谷』に記事が掲載されていた檜原の浅間嶺へ。例年なら1月頃から氷結するという払沢(ほっさわ)の滝が、ここ数日の寒波で既に凍っているのではないか? という期待を込めての訪問です。
【払沢の滝入り口バス停〜払沢(ほっさわ)の滝】
バス停で下車し、まずは道標に導かれるまま払沢の滝へ。東京都内で唯一「日本の滝100選」に選ばれた滝だそうで、滝への道は地元の観光名所として遊歩道のように整備されています。軽装の観光客でも気軽に訪れることができそうな(これからの時期は凍結対策が必要でしょうが)ほとんど高低差のない沢沿いの道をのんびりと歩いていけば、十数分で払沢の滝に到着です。……はい、凍ってます。完全凍結には程遠いですが、氷瀑と言って差し支えない程度には凍っているんじゃないでしょうか。これが見られただけで、今回の山行はなかば成功です。
【時坂(とっさか)集落〜時坂峠〜峰の茶屋】
氷瀑見物を終えると、来た道を引き返して浅間嶺へと向かいます。このコースは舗装路と山道を行ったり来たりする、時坂古道と呼ばれるコースで、途中までは集落の民家の軒先を歩くような、いかにも里山歩きらしい行程になっています。高度を上げるにつれて展望が得られるようになり、東の方に顔を向けると、新宿あたりでしょうか、超高層ビル群も視界に入ってくるようになります。時坂峠を越えて舗装路をしばらく歩くと、大きな看板のある峠の茶屋が見えてきます。平日だったためか営業はしていないようでした。
【峠の茶屋〜浅間嶺展望台】
二軒目の茶屋を過ぎると道は植林帯の中の本格的な登山道になっていきます。取水場になっている沢にそって付けられた道を登っていくと、やがて道は尾根上になり、展望が開けて北側に大岳山や御前山を望めるようになります。広場状の分岐で南に進路を取ると、まもなく松生山との分岐に出ます。あとは快適な尾根道を西に進めば、ほどなくして浅間嶺展望台に到着です。同所では奥多摩の山々に加え、南には真っ白に雪化粧した富士山が姿を現します。現地にはテーブルやベンチが備え付けられ、風も穏やかで日差しもあたたかだったため、ここで昼食休憩としました。
さて、この浅間嶺展望台なのですが、現地には「東京都檜原村 浅間嶺」と書かれた立派な標柱があり、その標識があまりに山頂らしかったので、てっきりここが山頂に違いないと思い込んでしまいました。実際にはさらに西に数百mいったところにある、903mのピークが本当の浅間嶺の山頂だったようです。間の抜けた話ですが、それと気づかないまま下山してしまいました。まあ、浅間嶺を含む浅間尾根道の上には、さらに標高の高いピークはいくつもあるので、そんなにピークハントにこだわることもないのかも知れませんが……
【山頂分岐〜上川乗バス停】
余裕があれば浅間尾根をさらに西へ縦走し、数馬あたりで下山して温泉につかっていきたいところですが、日が短い時期でもあるし、この日は数馬の湯が休業日だということが分かっていたので、最寄りのバス停までの最短下山道である上川乗コースを下山することにしました。植林地の中でほとんど展望のない林の中を小走り駆け下りて行くと、目当てのバスの15分前にバス停に到着。帰路に荷田子バス停で下車し、瀬音の湯で日帰り入浴をしていきました。同じ あきる野市内にあるつるつる温泉に似た感じの泉質で、登山の疲れをじっくりと癒やすことができました。2021年は、これにて登り納めです。
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