札幌岳&パゴタの塔縦走(冷水→豊滝)

2021年12月29日(水) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,172m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:17

距離 20.6km 登り 1,133m 下り 1,182m

7:43 スタート地点
7:48 定山渓車庫前
8:07 豊平峡温泉
8:31 札幌岳登山口
9:32 冷水小屋
10:46 10:53 札幌岳
13:05 13:15 パゴタの塔（通称）
14:27 14:28 豊滝登山口
15:00 豊滝バス停

EK度数（雪補正あり）
冷水登山口〜札幌岳山頂：14+10％=15.5（5.5km、↑850m、踏み跡）
札幌岳山頂〜パゴタの塔：7+50％=10.5（3.5km、↑150m、↓400m、脛程度）
パゴタの塔〜豊滝登山口(車道)：7.0+10％=7.5（4.0km、↓570m、脛〜踏み跡）
想定行動時間
冷水登山口〜札幌岳：2.5時間程度
札幌岳〜パゴタの塔：2時間弱
パゴタの塔〜豊滝登山口：1.5時間弱
パゴタの塔付近は難路で数値以上に時間がかかります。

天候

晴れ→雪　晴れていたのは午前の早い時間帯。お昼過ぎからは雪に

アクセス

利用交通機関：

バス

地下鉄真駒内駅より定山渓温泉方面（12系統）
定山渓神社前BSで下車、冷水登山口まで5km弱
盤の沢林道入口から豊滝BSまでは約3km

コース状況／危険箇所等

冷水登山口〜冷水小屋まではしっかりとしたトレースあり、つぼ足でも対応可能。
冷水小屋〜山頂は夏道準拠、沢を詰める冬ルートどちらも踏み跡はあるが、
沢を詰めるにはもう少し積雪があったほうがいいかも。
山頂付近は雪面がクラストしつつある状態。
豊滝側は踏み跡なし、雪質も柔らかくなりハイマツ帯は踏み抜きやすい。
パゴタの塔近くは痩せ尾根の難路。塔東側は崖で西側の塔基部を巻くしかない。

写真

12/29 8:29

久々に定山渓からの札幌岳。
冷水登山口は定山渓温泉街から5km弱あります。

12/29 8:38

しっかりしたトレースができており、しばらくはつぼ足で進めました。序盤はこのような倒木が多め。

12/29 9:11

夏道と同様に高巻きしているところ。

12/29 9:26

つぼ足でここまで問題なし。
夏道、冬専用の沢詰めどちらも踏み跡ありでしたが、スノーシューを着けて沢を詰めるルートへ。

12/29 9:39

温度差のある環境ではきれいな霜や氷が見られるチャンスあり。

12/29 9:40

薄氷が葉のように成長していました。

12/29 9:46

沢詰めは大きな段差がいくつかあり、もう少し雪が増えてからのほうがいいかも。

12/29 10:13

雪かぶりの立派な松。このあたりになると歩きやすくなります。

12/29 10:30

見晴らしがよくなりましたが、残念ながら曇り空に。

12/29 10:35

松はモンスターへ移行中。立派に育ってくれるかどうか。

12/29 10:43

山頂付近は木々に雪がべったり

12/29 10:52

久々の札幌岳山頂。ちょっと休んで豊滝方面へ。

12/29 10:53

モンスターというよりは蝋燭っぽく育ってます

12/29 10:58

豊滝方面はしっかり下れるようになりました。今日のミッションとなるパゴタの岩塔はまだ遠い。

12/29 10:59

狭薄山。今年は行けずじまい。

12/29 11:02

手前のポコの奥に見えるのが1118の標高点。あとで振り返ると結構遠い。

12/29 11:05

豊滝コースと空沼縦走路の分岐。豊滝には下らず東へ。

12/29 11:23

岩塔への尾根確認のため、見晴らしのいいところを探しながら東へ。今回のはあまりいいルート取りではありません。

12/29 12:02

1118標高点近く。北側はハイマツ帯で踏み抜きます。

12/29 12:05

南側は笹藪で多少マシ

12/29 12:22

方向替えのチェックポイント。ちょっと手前から北のほうへ向かい、正面のポコへ向かいますが、地形を見ると2股気味なので、若干西側を意識。東側は1064標高点へ

12/29 12:42

順調に進むと、岩塔へ続く尾根へ

12/29 12:48

岩塔がほぼ正面に見えてきました。ただ、ここからはあまり格好よい形には見えません。

12/29 13:10

パゴタの岩塔直下に到着。東側はほぼ崖で進行不可。西側を巻きます。

12/29 13:16

岩塔の北側。尾根筋に対して直角になる札幌岳や兜峰からだときれいに見えますが、近くで見るとこんな感じ。

12/29 13:35

沢沿いを気分良く下っていましたが・・・

12/29 13:41

溝状の地形に出てしまい失敗。何度か上り返すことに。

12/29 14:27

なんとか林道に出れば、あとは問題なし。ここから豊滝BSまでは3km程。

撮影機器：

Canon PowerShot SX70 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェルジャケット タイツ ソフトシェルパンツ 靴下 ソフトシェルグローブ アウター手袋（中綿入り） 予備手袋 ゲイター マフラー 耳あて 毛帽子 防寒靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

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先月、豊滝から登れずだった札幌岳へ。
久々に冷水コースから上り、豊滝方面へ下りますが、札幌150峰の1つパゴタの塔も含めて縦走することにしました。
札幌岳の冷水コースはトレースもあり、ほぼ想定通りの時間で山頂へ。
山頂近くは吹きさらしでクラスト気味になり、思ったよりも歩きやすくなっていました。もう少し雪が厚くなれば踏み抜きづらくなりそう。

この日メインとなるパゴタの塔への縦走は、札幌岳までの貯金で多少時間がかかってもよい状況になりました。
途中まで空沼縦走路を使い1118標高点を目指しますが、岩塔を見るために北側の崖沿いを歩いたのはあまり良くありませんでした。

1118通過後は徐々に北東方向へ進路をとり、もう1ポコ超えた先で北〜北北西へ進めば、岩塔へ続く尾根に乗ることができます。
尾根はちょっと歩きづらく、岩塔近くは長伯稜の痩せ尾根を思わせる難所。
この岩塔は兜峰や札幌岳から見るのがよさそうです。
岩塔からの下りは沢沿いを適当に下りすぎたため、あまり参考になりません。

翌日もリカバリーを兼ねて散歩しましたが、今年の本格的な山行はこの日が最後。
来年も無事故で歩けますように。