熊野古道 小辺路(高野山→本宮)3泊4日
- GPS
- 80:00
- 距離
- 65.5km
- 登り
- 3,899m
- 下り
- 4,625m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:52
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:23
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:17
天候 | 1日目 12/30 曇り一時雪 2日目 12/31 曇り一時雪 3日目 1/1 晴れ 4日目 1/2 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
12/29 22:00 静岡駅(北口)京阪神ドリーム静岡1号 大阪駅JR高速バスターミナル 6:12 大阪駅 6:31→新今宮駅 6:48 南海高野線 橋本行 極楽橋駅 →高野山駅 南海高野山ケーブル 高野山駅 →千手院橋 南海りんかんバス 【復路】 本宮大社前 バス51 川丈線新宮駅 59 分 (34 駅) 電車南紀南紀8号特急名古屋行 3 時間 18 分 (11 駅) 名古屋→静岡 新幹線 |
その他周辺情報 | 3日目にお世話になった宿 行者民宿 十津川温泉 太陽の湯 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村大字平谷693 TEL:0746640048 |
写真
感想
急遽の年越し企画は、前から歩いてみたかった熊野古道へ。
初めは中辺路で計画し始めたものの、宿の予約がとれず、
テント泊メインで歩ける小辺路になりました。
知らない山域、長めの日程ということでそわそわして出発でした。
12/29夜に高速バスで静岡を出発、電車を乗り継いで
スタート地点に着いたのは9;50でした。
【1日目 12/30】
計画時は、雪をイメージできていなかったけど、
スタートから雪の林道歩き。
トレランシューズで来なくて良かった・・・
まさに修業の旅路。
水ヶ峰へのトラバースは雪たっぷり、崩壊箇所があって結構な試練でした。
宿泊地の萱小屋へは余裕なく、日暮れ直前の到着でした。
萱小屋の水をあてにしていたけど、出ていなかったので
雪を溶かしての水確保になりました。
萱小屋にはテント2張り、小屋に6人。
先行でラッセルしてくださった方に感謝。
お互い、このコースに他に歩いている人がいないのではと思ったと話し、
予想以上の雪路を越えてきた1日の労をねぎらいました。
外はごうごう風が強かったけど、小屋の中はあたたかく
快適に過ごさせていただけました。
【2日目 12/31】
まずは伯母子岳。たっぷりの雪で先行者にまたまた感謝でした。
幾度も登山靴できて良かった。
トレランシューズなんて言ってたおバカさんは誰?と会話。
雪空のもと、伯母子岳からは周りの山が見渡せてラッキーでした。
伯母子峠へ下って、さらに集落への下りもなかなかの雪雪雪。
お昼休憩して、気を取り直して、水がとれるか心配して水を確保してから
三浦峠へ登り。
さらに先へ進む余裕が出ず、予定通り三浦峠で宿泊に。
東屋の屋根下、風がよけられる位置を選んでテント設営しました。
風がびゅーびゅーで、寒かった。
テントの外は波乱の年越しでした。
【3日目 1/1】
三浦峠は風がごうごうの一夜を過ごし
初日の出はみじんもなく夜明け。
明るくなってから、風びゅーびゅーの中、撤収して出発でした。
朝も雪が舞う中、里が近づくと雪が少なくなり
里に下りたら、今朝の状況が信じられないほど、雪のない町。
2日間、ラッセルしたり、風に吹かれたり厳しい状況だったので、
急に青空の平和な環境に、ホッとしました。
2日ぶりに、どこかお店は?と探し、
釜めしが名物っぽいドライブインへ。
山菜、タケノコが具だくさんに入った釜めしがいただけました。
久々のちゃんとしたごはん、おいしかった♪
その後、宿のチェックインまで、足湯して時間つぶし。
2日間、冷え冷えだった足をつからせてもらって、これまた天国でした。
宿では温泉にぼたん鍋ほかアマゴや鹿肉など地元料理をいただき、
前半2日の苦労のごほうびタイムでした。
十津川温泉は源泉が熱く、ちょっとトロっとしたお湯でした。
【4日目 1/2】
宿で朝ご飯をお弁当にしてもらって出発。
まさに旅人気分でした。
しばらく歩いて腹ごしらえしてから果無峠へ本格的な登りに入りました。
果無峠から果無山へも寄り道してピークハントし、
あとは本宮大社へ下りのみ。
とはいえ、道のりはそれなりに長く、
お昼を過ぎてしまい、道の駅でエネルギー補給して、
最後、中辺路へ合流してひと踏ん張り。
寄り道展望台から大鳥居が見えるとうれしかった。
ゴールを前にして、初詣で祈念することを考えながら歩きました。
長い道のりを経ての参拝は、これまでのどの初詣より感慨深いものとなりました。
常々、ロングトレイルにあこがれを抱いている自分。
今回ひとつ、そんな旅ができてうれしかった。
知らないエリアに来ることで、出発前はソワソワ、ドキドキ。
前半2日は想定外の雪、3日目はごほうびの温泉。
地元のものをいただいたり、宿の方にお弁当など配慮していただいたり。
思いテント装備を背負っての旅は大変だったけど、
この醍醐味は最高です。
当初ひとりで歩く予定を急遽、同行してもらったメンバーにも感謝。
ひとりだったら、どうなっていたことか。
無事に行って来られて、本当に感謝いっぱいです。
ありがとうございました。
コメント
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登山靴でなくアプローチとかで行こうかなとか考えてましたが結構な雪が降る様でちょっと舐めてました。
標高から地元の同クラスの山歩きをイメージしたら、この時は寒気もあって、
想定以上の雪でした。トレランシューズだったら・・・と思うと恐ろしいです。
年によって違うとは思いますが、登山靴、軽アイゼン装備でお願いします。
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