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Yamareco

記録ID: 38824
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳

2008年08月18日(月) ~ 2008年08月19日(火)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
35.0km
登り
3,404m
下り
3,406m

コースタイム

      駐車場    5:32  9月18日
 6:00 奥幌尻橋   6:02
 6:31 幌振橋    6:41
 7:25 取水施設   7:25
 7:42 四ノ沢出合  8:03
 9:30 幌尻山荘  10:06
11:31 命ノ水   11:31
13:06 幌尻岳   13:32
14:41 命ノ水   14:51
15:41 幌尻山荘   6:06  9月19日
 7:13 四ノ沢出合  7:13
 7:43 取水施設   7:43
 8:21 幌振橋    8:21
 9:20 駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません
山荘の水場の水は豊富でした
走りやすい林道ですが
走りやすい林道ですが
鹿がいるので注意
鹿がいるので注意
林道を行きます
取水施設
沢との出合
便利グッズ
デジカメの簡易防水ケース
便利グッズ
デジカメの簡易防水ケース
底がフエルトの
沢用シューズ
底がフエルトの
沢用シューズ
ここで履き替え
川沿いを歩く
高巻く場所も
また渉り
幌尻小屋に到着
小屋中(2階)
幌尻岳に向かいます
幌尻岳に向かいます
こんな場所も
視界が開けます
稜線を行くルート
1
稜線を行くルート

感想

第2回北海道遠征 その4 「幌尻岳」

水位が低ければ徒渉も楽しい♪

100名山の中でも最難関と思っていた「幌尻岳」!
色々と情報を調べて万全で挑む♪

平取町の二風谷にある「民宿チセ」を午前4時に出発。

民宿―国道237号線→分岐→砂利道→駐車場  全52
国道からの分岐には標識が立っていますが小さいですので注意!

国道にはいくつかコンビニがありますが朝6時くらいからオープンなので
早出の場合は前日の買い出しがgood♪

砂利道は19K(40分)あり整地されていて走りやすいですが!
*************早朝は*************
*********道に鹿が群れでいっぱい居ます******
クラクションやパッシングで退いてもらいました
砂利道は整地されていてスピードが出やすいですが鹿に当たれば車は大破!!!!
ゆっくり行きましょう♪

駐車場にはトイレがありますが!かなり厳しいトイレです・・・・・・・・・

晴れの予報のこの日の快適な朝に出発〜♪でも寒い・・・・・
少し着込んで出発◎

駐車場から取水施設までは整地された林道を軽いアップダウンを繰り返しながら
少しずつ高度を上げて約8K歩きます

取水施設はコンクリートで整地されているのでここで沢用シューズに履き替えている人たちもいましたが
私達は川のすぐ横まで行って履き変えました♪

泳げない私が一番に心配していた徒渉!
この日は穏やかな流れで一安心♪

20分位歩いて行くと下山するツアーの団体さん、前後にガイドさんが付いている
「ラッキー♪」とまるちゃん!何がラッキーかと言うと
川を渡らない所は川を高巻くように登ったり降りたりを繰り返しますがここの道を詳しく知り尽くしているガイドさんは高巻かなくても河原を歩ける場所を知っています!
団体さんが歩いた濡れた石を辿って歩くととても楽なルートを歩けるのです♪

不思議と徒渉を開始してからザックの重さが気にならなくなりました!
徒渉に集中しているので気にならなくなったのかも♪

幌尻山荘に9時30分の予定時刻に到着♪
徒渉に時間が掛かればこの日は小屋迄と決めていましたが、この時間なら山頂まで行ける♪
(小屋出発タイムリミットは午前11時までと決めていました)

小屋で宿泊の受付を済ませ寝床を指示されザックから寝袋や着替えを置いて
サブザックを取り出し山頂までの荷物を入れ、残った食料やザックは小屋の床下みたいな
場所に荷物置き場があり小屋の外から入れる事が出来る場所に収納して山頂に向けて出発!

山荘まで4時間歩いてきた・・・・
これから登り4時間・降り3時間・・・
「キツイ〜〜〜〜〜!!!!!!」
今日は晴れで展望が期待できるし明日は天気が変わる可能性もある!
常念岳を日帰りも出来た!登れる!頑張れる!ザックも軽いし♪
と気合を入れましたが!いきなり急登の連続!息つく場所が無い!

さっさと軽い足取りで前を歩くまるちゃん!
そんなペースに付いて行くと「命の水」に到着♪
予定時間90分の所を60分で来られた!

私は行っていませんが
「命の水」は登山道から少し降りた場所にありチョロチョロと流れ出ている水場です
汲んできてもらった水を飲むととても冷たくて美味しかったです◎

「命の水」からも急登が続く道も稜線に出て視界が開ける穏やかな道になる♪
最初に見えてくる山は山容綺麗な三角形の「戸蔦別岳」

「幌尻岳」山頂は鋭角で無いので特長が無くどこだかわからない!
下山してきた単独の男性に聞くと「まんじゅうみたい山で山頂はあの辺」と指差して
もらい教えてもらいました。

稜線の道もハイマツが登山道に被さり狭い!下にある石や飛び出している木の枝が見えなく何度となくつまずく・・・・
右側は切り立っている場所もあり気を抜いては歩けない道!

途中で時間に余裕が出てきたのでナキウサギの声が間を置いて聞こえる静かな空間
で景色を楽しむ為に休憩♪

長い行程での幌尻岳山頂到着♪
とても嬉しく辛かった山頂到着でした・・・・・◎

山頂には誰もいなく標高2052mから眺める遠景は素敵な雲海♪
なごり惜しくも30分の滞在で山荘へ向けて下山開始!

下山も気が抜けない、疲れた足がふらつくこともある!

山頂を後にして直ぐに途中で追い越した単独の男性さんが居て「山頂はもう少しですよ山荘で待っています」と声を掛けて過ぎ
また少し歩くと遠くにカップルさんが登ってくる!
「この時間でも登ってくる人がいるんだ・・・・」

「命の水」でペットボトルに夕食用の水を給水して山荘へ♪

山荘前ではツアーの団体さんチームが2組!
このツアーは山荘2泊の食事付きでした。

調理用のテーブルはツアーさんに占領されてはじっこで飲み始める♪
山頂近くですれ違った単独の男性さんとカップルさんがまだ降りて来ない・・・
「まだ降りてきていないね」とまるちゃんに言うと「稜線を離れる時に男性さんが降って来るのは見えた」って!1時間が過ぎて男性さんが降りてきました♪
この男性さんは幌尻岳で100名山を達成したとのこと、何年か前にも来たことがありその時は台風で橋までも渡れない状況で断念したそうです!

*幌尻山荘は予約制で毎年4月1日から電話での予約を受け付けます、まるちゃんが4月1日の8時から電話して予約しました、予約が取れると役場宛に宿泊費を郵便振替で振り込んで予約完了です*

4か月先の天気は読めるはずもなく日程にも余裕なんて無く、もし雨だったら諦めようと決めていた幌尻岳!
でも、この日はたまたま快晴で水かさは低くとても幸運でした
3年通ってまだ登れない人もいるとか・・・・・

小屋内は広くはありませんが一人一枚のモーフが与えられてそれを半分に折って下に引きその上に寝袋で寝ます、お盆期間が過ぎたのかゆったりとしたスペースで横になれました♪

薄暗くなった時にカップルさんが下山してきました!
女性が足を引きずっていました、膝が痛くなったみたいでした!
近寄って「心配していたんですよ」と声を掛けました
無事で良かった♪

午後6時に寝床に入り途中何回も目を覚ましては眠るを繰り返して朝を迎えゆっくり徒渉を楽しんで下山しました♪

下山後は「平取町」にある「平取温泉」浸かって綺麗スッキリ♪

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行程が長く徒渉があり奥深い幌尻岳を敬遠している人へ
以下に記す情報は推測が含んでいるので読み流す程度にして下さい!

今回、出会った「クラブツーリズム」のツアーです
山荘2泊で食事付きでした(行動食・飲み物・昼食までは付いていないと思います)

*駐車場から取水施設までザックを車で搬送してくれて約2時間の林道歩きは空身!
*取水施設からザックを背負い2時間の徒渉歩き
*山小屋宿泊
*軽いザックで幌尻岳登頂
*山小屋宿泊
*山荘からザックを背負い取水施設へ取水施設から駐車場までザックを車で搬送!

このツアーなら重い(朝夕食無し)ザックは取水施設から山荘までの1時間30分から2時間担げば良い事になります

このツアーならある程度山に行かれている人なら「幌尻岳」行けると思いました♪

ただ値段が高そうですが・・・・・

まるちゃんが「凄いツアーだね」って
でも私は私達がロープウェイを使って登るのと一緒の事と感じました♪

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体力レベル
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