平標山BCデビュー
- GPS
- 06:49
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | 晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マイナス8℃で粉雪の蟻地獄 細木の藪あり 冬ルートのヤカイ沢ですが、尾根への取り付きはもうちょっと手前からアプローチした方が楽なように思います。標高1400m付近から急登すぎてシールが滑って苦労しました。 |
その他周辺情報 | 新潟からだと最終コンビニは湯沢IC降りてすぐのセブンイレブンですが、スキー客でセブンイレブン渋滞しているくらい混んでいました。 |
写真
装備
個人装備 |
ミレー網網タンクトップ
メリノエアー
ナノエアライトジップネック
ナノエアパンツ
ネオプレン靴下+パタゴニアロングソックス
エバーブレスグライド上下
エアシェッド
ナノパフフーディー
オスプレイ28Lザック
ガーミンGPS
予備バッテリー
ファーストエイドキット
ツェルト1
エマージェンシーシート
日焼け止め
携帯
サングラス
電熱ゴーグル
粉飴100g食塩クエン酸入り500mlドリンク*2
アンドーナツ
山崎ブランデーケーキ
beast98*177
CLIMB PRO S-GLIDE 165-180
ブーツbeast
ウィペット
ヘルメット
ミトングローブ
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感想
冬の平標山に行ってみたいという友人がいたので、案内がてら一緒に行ってきました。
あちこちに声をかけて総勢4名のパーティー。新雪ラッセルにはちょうど良い人数です。
みんなはスノーシューなのですが、私は無謀にも今期導入した山スキーで行くことにします。
昨シーズンはSKIMOでBCデビューしたのですが、SKIMOは残雪期用なので、普通のBC板も購入しました。今日はそのデビュー戦です。
7時過ぎにいつもの国道沿いの待避所に到着すると車がいっぱいで止められなかったので、待避所に並ぶように路駐。初BC板で道具の扱いに戸惑いましたが7時40分スタート!あわよくば仙ノ倉山まで欲張りたいところですが、まずは平標山を目標にして、リミットは12時くらいってことで、行けるとこまで行くことで出発しました。
ルートは冬ルートのヤカイ沢〜平元新道の周回。平元新道しか使ったことないのですが、ラッセルを考えるとより登山者の多い方が安全です。
予報では今日は一日晴天。天気が崩れるのは夕方以降なので、安心して登れます。それにしてもスタート時、マイナス8℃で顔が痛いくらい寒かった。
満を持してスタート時間を少し遅くしたので、安心のトレースを辿ります。ほとんどがBCのトレースで分岐では冬ルートに続いています。このトレースを進めば登頂は楽勝だなと思っていたら、これだけのトレースがあってもスノーシューだと少し沈むようで、じわじわ体力を削られて行きます。柔らかいところで踏み抜いて一度潜ってしまうようだともう大変。サラサラの砂の蟻地獄に落ちたようにどれだけもがいても脱出することができません。そのくらいの新雪パウダーで手こずりました。きっと気温が低かったからなのでしょう。(私はBC板なので快適)
冬ルートは標高1300m付近から急登になって来るので、早めに尾根に取り付き上っていくのですが、この日のトレースはかなり進んでから尾根の取り付いていたので、さらに急傾斜。当然、踏ん張る力も入るわけでスノーシューメンバーは踏み抜き多発。体力も気力も奪われて、ここで一人リタイヤ。本人からも申し出で車の中で待っててもらうことになりました。幸い晴天でトレースも深く迷うことはないと思うので申し訳なかったのですがそうしてもらうことに。
3人パーティーになりましたが、私のBC板もこの急登に手こずり、みんなと離れて大きくトラバースして登ることにしました。しかし、単独ラッセルに時間を取られ、なかなかみんなと合流できずに焦りました。当たり前のことですがパーティー分離はNGですね。反省。
ようやく尾根に出て、ほどなくして合流。、ここからもそこそこの登りで心が折れそうになりますが、ここからは雪も締まっていて、無風だったのでコンディション良く山頂まで辿り着くことができました。
ここまででかなりの体力と精神力を消耗したので、仙ノ倉山や平元新道まで冒険する気にもなれず、満場一致で来た道を戻ることに。
私がBCなのでここからが本番なのですが、さっきの単独トラバースの反省を活かして、つかず離れず登山道を並走して下山滑走することにしました。当然ですが道を付けた登山道は歩きやすく藪を避けているので、そこを並走すると藪がとても厄介でした。スキーだと狭いところで急には止まれないし、細木とはいえ、スキーに引っかかると大変。私はスキーが不慣れで、転んで止まるのが常なのですが、転んでしまうと粉雪蟻地獄にハマって起き上がるのに一苦労。存分に体力を消耗して、転んだら負けというのに気付いたのは下山してからでした(笑)
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