塔ノ岳(大倉尾根ピストン)
- GPS
- 07:57
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,307m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年末に決めたとおり、今年の登り初めは塔ノ岳。そこでこれまで避けてきたバカ尾根を試してみることにしました。過去の塔ノ岳山行はすべて二俣から堀山の家経由で登って小丸尾根で下るというコースを使っており、バカ尾根はそのコースに比べてダラダラ長い登りが続いて疲れそう、と考えていたのです(実際はこれまでのコースのほうが難度が高かったようです)。
二俣からでも日没に間に合わないほど時間がかかる子連れ山行。今日はそれより更に距離があるということで、いつもより気持ち早く家を出、大倉にクルマを停めると8時半前に出発。しばらく舗装路を歩くと登山道に入りました。「バカ尾根」という言葉の響きからひたすら単調な登りなのかと思っていましたが、実際は色々変化に富んでいて、なにより小屋があちこちにあってなかなか楽しいコースでした。
降雪後日数が経っているということに今日の気温が高かったということが相まって登山道の雪は少なく、アイゼンが必要になったのは花立をだいぶ過ぎた辺りからでした。今日はうっかり子ども用のすべり止め(スノーグラバー)を家に置いてきてしまいどうなることかとヒヤヒヤしていたのですが、山頂付近の急傾斜で手を引いてやれば後はなんとかなるレベルでした。まわりの登山者の足下を見るとチェーンスパイクとアイゼンが半々くらいでしたが、まれに何もつけていない人もいました。
帰りに小腹がすいたので見晴茶屋に寄ってカップヌードルを頼んだところ、在庫がないとのこと。うーんと思っていると「正月だし雑煮でもつくろうか?」とのオファー。いいですね、とお願いすると、しばらくして鍋いっぱいの雑煮が出てきました。昨日、杵と臼で餅つきをしたそうで、そのときの餅だそうです。息子と二人でペロっとおいしくいただきました。ところがお代を払おうとすると、「いいよいいよ」とのこと。どれだけ払おうとしても受け取っていただけないので、ありがたくごちそうになることにしました。ご主人、ありがとうございました!
日帰り山行として距離は少しありますが、急登が少ないこともあって疲労度はあまり高くなく、日没まであと20分というところで帰ってこられました。ここまで天気のいい塔ノ岳は初めて。幸先のいいスタートです。
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