朝活鍬崎山 【今日も雪崩にビビって敗退】
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:20
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,636m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
天候 | 雪時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲレンデは圧雪してある所を進む、このスキー場のルールです。 雪の状況を判断して独標は巻くか直登するか…です。爆風、ホワイトアウト、雪崩の危険性があれば引き返しましょう。 |
その他周辺情報 | 朝はどこも営業していません。 |
写真
感想
今日は曇り〜雪予報なので滑りが楽しい鍬崎山へ。3時出発の予定だったがカタヤさんは20分前に出発していった。はやっ。大品山までトレースがあるだろうから遅れてスタートすると普通に追いつけない。ラッセルが無いと追いつけない。結構イイペースで登ってきて1,800mあたりでようやく追い付いた。おはようございます。もう終盤ですが。山頂あたりで夜が明けるように今日は3時に出てきたが、お互い休憩せずに飛ばしてきたので山頂手前でも暗かった。空は曇っているが街の方は晴れていて、富山の夜景が美しかった。
山頂まで残り標高差100mのところで無木立ち斜面のトラバースに入ると「バンッ」と甲高い音が鳴って雪面に亀裂が入った。羊蹄1,400m付近で聞く「ゴッ」て音とはまた違う。こんな高い音は初めて聞いた。カタヤさんが「ここで止めてもいいけど?」と言っていたがここを渡れば山頂はすぐそこなのでビーコンのONを確認して僕が前に出た。そして案の定10cmほどのスラフと一緒にずるずる流されていく僕。ダメじゃん。こりゃ今日はここまでですね。ということで安全なところまでバックしてシールを剥がし尾根スキーを楽しんだ。大品山鞍部までの雪はしっとりしているが重すぎず中々良かった。
今日は独標を右手から巻かずに乗り越えてきた。真っ暗だったので。もし明るくてあそこをトラバースしていたら流されていただろう。「どうせ大品山までシール貼って登り返すんだから、あの沢に入った方が楽しい」と思っていたが雪の状況によっては入らない方がよい。今日は気温湿度が高かった。みぞれが強風により不安定な結合で沢筋に溜まっている。こういう日は森で楽しもう。今日は下山が早かったが5時間たっぷりイイ強度で動きっ放しだったのでピークまで辿り着けないながらも充実した朝練だった。ありがとうございました。
今日はパクと2人で鍬崎山に行ってきた。深夜の金沢の気温は6度、富山も6度、あわすのスキー場は2度…春スキーみたいな気温でした。3時発の約束でパクは駐車場で車泊、2時半に到着してさっさと準備してフライングスタートの2時40分。直ぐにパクは追いついて来るだろう。<br>
暑すぎるのでウエアーを着ないで登る、それでも汗が噴き出してきた。ゲレンデトップから登山道に入ると昨日のトレースがバッチリあったのでありがたい。
直ぐに追いついて来ると思ってたパクが見えないがサクサク進んで行く。あっという間に大品山にあっさりと到着、トレースって申し訳ないっす。
この先もトレースらしきものがあるが埋まっているからやっとラッセルが始まった。ブーツラッセルなのでよっちゃんだがさすがに風が強いっす。さすがにウエアーを着て行くべ。登り返して後ろを見たらパクのライトが見えた。強風なのでペースが上がる。独標の巻は真っ暗なのでキャンセル、前日に踏み固められた雪面が滑るからツボで登った。
1750m辺りで防寒対策をした、そしてようやくパクと合流できた。早いと言っていたけど前日は大喰岳の影響だろう、パクに敵う人はいないぞ。まだ物足りないので先頭でラッセルしていく、1900m辺りでやっと明るくなってきた。もう山頂はロックオン、サックっとピクって帰ろう。
1980mでいやらしい斜面が出てきた、ヤバそうなのでビーコンのスイッチを入れよう、パクもスイッチオンして先頭に出た瞬間ビッシっと雪が割れる音がした。久しぶりに聞いたこのヤバい音、一旦下がって逃げた。うーんどうしようか、パクはそーっと進むと言う、割れる音がまたしたと叫んでいる。しかしヤバい所はあと2mくらいかと見守っていたら雪崩た…。直ぐ止まったので良かったが流されたらヤバい谷、もう帰ろう。あと少しでピークだけどこの先もヤバそうだ。
逃げ足はメチャ早い、谷経由は却下で尾根を滑る。あっという間にスキー場に出て営業前のゲレンデを滑降して終了、生きていてなんぼ、僕たちはいつでも敗退する安全軍団です。。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人